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映画「ソロモンの偽証 前編」ネタバレあらすじ

地上波初放送!柏木卓也は本当に自殺?「そういうの・・口先だけの偽善者って言うんだよ」言い返せない涼子は・・。 

中原涼子(旧姓・藤野/尾野真千子)は母校・江東区立城東第三中学校に赴任。
校長・上野素子(余貴美子)に頼まれ、伝説となった校内裁判の事を話す。

1990年12月
大雪の降った翌日、2年A組/藤野涼子藤野涼子)は、野田健一(前田航基)と共に、柏木卓也(望月歩)の遺体を発見する。

柏木卓也は、屋上からの飛び降り自殺と警察は断定。

柏木卓也・葬儀の日、他校の生徒・神原和彦(板垣瑞生)が来てるのに気が付く涼子。

その後、「柏木卓也は自殺でなく、大出俊次が仲間と殺しました。調べてください」と、告発状が届く。
届いたのは、藤野涼子、校長の津崎(小日向文世)。

告発状を出したのは、大出俊次に苛められていた三宅樹里(石井杏奈)、浅井松子(富田望生)。
松子は樹里の言いなりで、従っていただけ。

隠していた告発状が噂になり、「柏木卓也は殺された」と、校内で騒ぎ始める生徒、教師たち。

「告発状を受け取りながら、捨てていた」と、指摘される2年A組担任・森内恵美子(黒木華)。
「私は嘘なんてついていません。告発状は受け取っていません」と、必死に訴える。

マスコミが噂を知り、森内恵美子の取材をしようと追い詰める。

事件を担当した刑事・佐々木礼子(田畑智子)は、告発状は三宅樹里、浅井松子の2人であろう、と推測。
2人に事実を認めさせ、マスコミを黙らせようと考えていた。
しかし、校長・津崎はこれに反対。
事実が明らかになれば、学校に虐めがあった事が知られる・・と、恐れる。

(回想)
樹里と松子が苛められてるのを偶然、目撃する涼子は、柏木卓也に声をかけられる。

2人を苛めているのは、不良の大出俊次(清水尋也)と友人。

「なんで助けてあげないの?藤野さん、ホームルームで、いじめはやめましょう、って言ってたよね?」と指摘する柏木。
「ごめん・・急いでいるから」と、答える涼子。

「見て見ぬふりはやめようって言ってたよね?・・正直に言えば?自分も苛められるのが怖いって・・卑怯だよ、藤野さん」
「自分だって助けないくせに・・私ばかり、責めないでよ」
「それ、あの2人の前で言える?そういうの・・口先だけの偽善者って言うんだよ。お前みたいなヤツが1番、悪質なんだよ」と、言う柏木。

涙を流し、答えられない涼子。
(回想・終)

一方、「誰も信じてくれない・・」と、辞表を出した涼子たちの担任・森内恵美子。
佐々木刑事に、配達された告発状を盗まれた、と相談する。
犯人は柏木卓也であり、
「自分が死んだあとに・・こういう騒ぎが起きるように・・柏木君が呪いをかけたんです」と言いだす。

精神的に追い詰められ、最初から柏木卓也の鋭い視線が気になっていた恵美子。
実は・・隣人の怪しい女性に告発状を盗まれていたのです。
夫の浮気相手・・と、勘違いされていた恵美子。
すべては調査して、事実を知ります。
つまり、柏木事件とは無関係です。

TVのニュースで、柏木卓也は自殺ではなく、殺されたという告発状が届いた・・と流れる。

「柏木卓也君は自殺したのではありません。殺されたのです。僕は見てしまいました。殺したのは2年のO君、H君とI君も手伝いました」
マスコミは、恵美子を強引に取材・・告発状を捨てたと追及していた。

TVで事件が広まり、生徒の親たちも騒ぎ始める。

告発状を出したのは娘の樹里?と、噂で不安になる母・三宅未来(永作博美)。

(回想)

野田健一と話す柏木卓也。
「死んだあと・・生まれ変わるのなら、ウサギと人間・・どちらが良い?」と、聞く卓也。
「人間がいいに決まってる。君はウサギが良いの?」と、聞く健一。
「こいつらの生き方には嘘がないんだよ。純粋なんだ。けど、人間はそうじゃない。だったら・・ウサギの方がいいよ」と、言う卓也。

(回想・終)

告発状を知り、騒ぐ父兄と教師たち。
「目撃者はなぜ、それを知ってたのでしょうか?」
事件の現場にいたからこそ、知っていた事実。
そもそも、目撃者などいない・・と、父兄、教師たちを説得する佐々木刑事。

目撃者がいない・・となれば、大出俊次たちは追及されない。
慌てて樹里の家に向かう松子は車に・・。

松子は車と衝突、亡くなるのですが・・その直前に樹里と言い争っています。

松子の死にショックを受ける涼子。
「松子ちゃんを守れなかった。なぜ、松子ちゃんは、死ななければならなかったのか・・」と、自分を責める。
自殺を考えるも出来ない。

「私はまだ、生きている。だったら、逃げるのをやめて戦おう・・」と、真実を捜そうと決意する涼子。

松子の死で声が出なくなる樹里。
目の前で、車と衝突した松子を見ていたのです。

松子の両親から責められ、責任を感じる津崎校長は辞職。

最後に松子と会った樹里を訪ねる佐々木刑事。
だが、樹里を溺愛する母・未来は佐々木を追い返す。

真実を追究する方法として、校内裁判を提案する涼子。
母・邦子(夏川結衣)から反対されるが、やりたい事がみつかった・・と揺るがない。

健一から、神原和彦を紹介される涼子。
柏木卓也と塾が同じだった和彦も、死の真相を知りたい・・と言う。

北尾教諭(松重豊)の協力を得て、裁判の準備を進める涼子、健一、和彦たち。
北尾は退職してまで、涼子たちを支えてくれるのです。

学校、教師たちの圧力にも負けず、信念を貫く涼子たち。

裁判は判事と陪審員による裁定とする。
涼子たち検察側が樹里の告発を受ける形で、和彦たちの弁護側と準備を進める。

大出俊次に裁判に出廷してもらうため、苦労する和彦たち。

樹里が告発状を出して、校内裁判の情報を記者に流してる・・と、知り驚く未来。

感想

前編はこんな感じで終わります。
後半で裁判の大きな流れがあり、すべての真実も明らかになります。

大出俊次の父親がDVで、裁判に出るまでの流れが複雑ですね。
ここで確か、和彦が自分の家族の事を打ち明けたと思います。
「僕は人殺しの息子」と。

大出俊次は無罪であり、意外にも犯人は・・って結果です。
心に深い闇を持っていたのは・・柏木卓也なんですよね。

神原和彦をずっと、揺さぶっていた柏木卓也。
でも、和彦は卓也の言葉にも動じず。
そんな和彦に苛立ち、学校に呼び出した卓也・・。

「そんなに死にたかったら・・勝手に死ねばいい」と、言い放った和彦。

「飛び降りて死ぬ」と、言った卓也を相手にしなかったのです。
翌日、和彦は卓也が死んだと知るのでした。

誰が悪いとかでなくて、こんな事で死んでしまうの?と、驚きが大きかったのを思い出します。
後半、裁判の流れ、回想シーンが興味深いストーリーでした。

後編の放送は5月27日です。 参考Wikipedia

 

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「わたしを離さないで」 最終回ネタバレあらすじ

提供3回目のトモは・・恭子の選択は?

TBS系 金曜ドラマ「わたしを離さないで」オリジナル・サウンドトラック

TBS系 金曜ドラマ「わたしを離さないで」オリジナル・サウンドトラック

 

最終話(10話)

恵美子(麻生祐未)から、「猶予はない」と言われ、ショックを受けるトモ(三浦春馬)。

自暴自棄になるトモは、恭子(綾瀬はるか)を避けるようになる。
トモの思いを知っている恭子は、何とか励まそうするが・・

トモの3度目の提供通知が来て、葛藤する恭子。

多くの提供者は3度目で終わる事が多い。
時には終わらない提供者もいるが、トイレも自分で行くことが出来ない場合も・・。

迷惑をかけたくない、恥ずかしい姿を見せたくない・・と、思いで恭子に介護人の変更を申し出るトモ。

そんなトモの思いを知り、介護人をやめたくない、と説得する恭子だった。

ある日、再会した龍子(伊藤歩)に誘われ、サッカーを見に行く恭子とトモ。

サッカーをする子供の父親は、広樹の提供を受けていた、と教える龍子。
生まれて来た子供の名前を、「広樹」と付けたと。

提供を受けた人は、すべてではないかもしれないが、感謝している、とトモと恭子に教える。
龍子はトモたちを知り、提供を受けた人のインタビューをしていたのだった。

「生まれてきてくれて・・ありがとうございます。」
トモに頭を下げる龍子。

恭子の手を握りしめ、生きていることを実感するトモ。

恭子に言うトモ。
ひとつ、夢が叶っていた、と言いだす。
「俺、ずっと恭子にもう1回、会いたいって思ってた」
コテージで別れ、会いたいと願っていた、と嬉しそうに話すトモ。

「恭子・・俺、生まれてきて良かったよ・・」
恭子を抱きしめるトモ。

「もう・・離さないで・・私を・・離さないでよ・・」
泣いてトモの腕をつかむ恭子。

翌朝
トモが3度目の提供を受ける日。

「もし、今日・・3度目で終わらなかったら・・私、終わりにしてあげてもいいよ」と、言う恭子。
「ほんとに?」と、驚くトモ。
「そのくらいなら出来る・・」
「じゃあ・・出来るだけ・・ちゃんと終わるよ。そんな事したくないでしょ」
「平気よ。慣れてるから・・」と、答える恭子。

トモの3度目の提供が始まる。
見守る恭子・・。

翌年の春が来ても、恭子には提供通知が来なかった。

「私は・・1人になった・・」

海岸
恵美子と再会する恭子は、宝物入りのバスケットを持っていた。
恭子が、宝物を大切にしているのを見て、安堵する恵美子。

「誰にも奪えないものを持っていてほしかった。あなたたちの身体は・・奪われてしまうけれど・・想い出は奪えない」
宝物を大事にしている恭子に感激、感謝を告げる恵美子。

「それは・・あなたたちを支える、よすがになってくれるのではないかと・・」
ありがとうございます、と言う恵美子。

「でも、みんないなくなってしまって・・みんなの忘れ物を預かってるみたいです。誰も取りに来ないのに・・」と、答える恭子。

介護人の世話になっていた恵美子。
「もう、提供すらできないポンコツです・・ほんとに何のために生まれて来たのかって・・待ってます・・」
恭子を家に誘う恵美子。

「もしかして・・みんな同じようなものなのかもしれない。なんのために生まれて来たかなんてわからず。命は生まれ、それが知らされているか、いないかの違い」
考える恭子。

「トモ・・私もそろそろ・・そっちに行って、いいかな・・もういいよね?」
バスケットを浜辺において、海に向かって歩き出す恭子。

しかし、流したはずのトモのサッカーボールを見て涙を流す恭子。
ボールを抱き、入水自殺をやめる。

「私たちは・・空の宝箱を抱えて生まれて来て・・そこに日々を積み込みながら、歩いていくのだ。終わりまで・・明日を・・」

感想

トモは3度目の提供で終わり、絶望的になった恭子は自殺しようとしました。
でも、川に流したトモのサッカーボールが足元に流れて来たのです。
それで、トモに自殺を止められた・・と、感じたのでしょう。

恵美子も年を取り、介護人がいないと生活出来ない状態。
1人になった恭子を家に誘ったのです。

ラストは、サッカーボールを抱いて浜辺を歩く恭子でした。

映画版より、救いのあるラストだと思います。
映画では、提供通知が来て「どうしようもない」状態で終わったから。

生きる事を真剣に考えさせられたドラマでした。

クローンの恵美子にも、提供の話があったのはびっくり。
学者の娘だから、特別なのかしら。

恵美子の話で、高齢の人は提供を希望しない人も多いととありました。
なんだかモヤモヤが残るストーリーでしたね。

よすが
身や心を寄せて頼りとするところ。身より、手がかり。

内容を知ってたので、余り驚きはありませんでした。
興味ある方は映画版を見るのをお勧めします。

 

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