勢いに負けて結婚写真、披露宴までするハメに。
脚本 遊川和彦
華苗(富司純子)を騙すため、ドレスを着てウエディング写真を撮るヒロ(天海祐希)、超治(沢村一樹)たち。
喜ぶ華苗に懇願され、婚姻届を出すハメになる。
次に華苗は、友人も呼んで結婚披露宴をしたいと言いだす。
呆れて怒る超治。
ワガママを言う華苗を怒鳴り、ケンカする超治。
「お母さんなんだから・・話し合うべき」と、アドバイスするヒロ。
結局、超治も母親に負けて披露宴をする事に。
超治が披露宴に反対したのは、ヒロを思ってたから。
嘘で偽装の夫婦になるだけでなくて、披露宴までさせたら申し訳ない・・と、言う超治。
その思いを知り、承諾するヒロでした。
友だちのいないヒロは、図書館で出会ったしおり(内田有紀)、由羽も披露宴に誘う。
密かに心寄せる宅配業者の保(工藤阿須加)も、披露宴に呼ぶ超治。
ある日、保が昔の仲間から脅され、お金を要求されているのを目撃する超治。
ヒロに相談、助けたいと言いだすが・・
「そんな場合じゃないでしょう?」と、呆れるヒロ。
披露宴の日が迫り、人の世話をしてる場合じゃない、と言いたいヒロ。
披露宴に叔母の照乃(キムラ緑子)たちも呼ぶヒロ。
古いアルバムを見ながら、昔を思いだして一緒に映画を見るヒロと超治。
超治と一緒に暮らすヒロは、歯磨き粉のフタをしめて、部屋に入る時はノックをして。
お湯が冷めるから、お風呂のフタもしめて・・と、ルールを言うのです。
でも、気にしない超治^^;
保は宅配で荷物を届けたおばあさんから、ATMでお金を下ろして来て欲しい・・と、頼まれる。
親切な保を信頼して、頼んでいたおばあさん。
保を心配して、披露宴を抜け出して向かう超治。
自分に披露宴を任せて、抜け出す超治に言葉を失うヒロ。
昔の仲間から、抜けるには100万を持ってこい、と脅された保。
おばあさんの通帳を渡してしまいそうになるが・・。
保を心配して、駆けつける超治は不良仲間を説得するが、話も聞いてくれない。
そこへヒロが駆けつけ、保と超治を助け出す。
竹刀を持って、来てくれたヒロに感動、大喜びの超治。
ヒロは、不良たちに大切な友だちの事を話します。
「彼(保)が辛い時、本気で心配しますか?私はそんな事は1度もしたことありません。プライドが高くて、心の中で人を見下して・・自分と違う個性を受け入れられない。」
「昔、一緒に見た映画や、楽しい想い出を語れる友だちがいることが、どんなに幸せな事なのか・・」
「家族は選べないけど・・友だちは選べる」
ヒロの言葉を聞いて、自分の事・・と気が付く超治。
ヒロを見て、素敵だ・・と、感じる保。(たぶん)
超治と保が仲良く帰るのを見て、感じるヒロ。
「何なんだ・・この胸のざわざわは・・」
もしや嫉妬?^^;
披露宴を抜け出したヒロと超治だけれど、天人(佐藤二朗)の下手なマジックと、利一(田中要次)の長い挨拶で無事に進む。
披露宴が終わり、泣き出す華苗に理由を聞くヒロ。
「なんで?」
「元気なの・・私・・健康なの。病気じゃないの。ガンじゃないのよ・・嘘ついてたのよ。仮病なの。」と、告白する華苗。
「テメェ・・なんて嘘つきやがるんだ!」
驚愕するヒロ。
感想
しおりの娘、由羽は超治がヒロを本気で好きではない!と、感じてます。
その由羽の思いに驚くヒロですね。
そして叔母の照乃も、結婚した2人を怪しいと感じてる様子。
予想通り、華苗の病気は嘘でした。
息子を結婚させたい思いで、ヒロまで巻き込むとは。
保はヒロを好きになり、超治は失恋という展開になりそうですね。
利一(図書館長)も、ヒロに片思いで、しおりもヒロが好き。
周囲の人たちに愛されるヒロだけど、人間嫌いなんですよね。
そういえば、ヒロっていつも同じような服装なのが気になります。
「女王の教室」のような理由かしら。
幼稚園に行くヒロは、原先生(柴本幸)が、超治との結婚をよく思ってない事を感じます。
きっと、原先生は超治が好きなんでしょうね。
うーん、「オトナ女子」の方が楽しいかも(^_^;)