平均視聴率は12.3%！脳天気な華苗と超治に振り回されるヒロが面白い。
脚本 遊川和彦
披露宴が終わり、華苗（富司純子）から、
ガンは嘘。健康で病気ではない・・と、告白されるヒロ（天海祐希）。
「超治（沢村一樹）がゲイかもしれない・・」と、心配する華苗は、自分が病気なら本当の事を言ってくれるかもしれない・・と、嘘をついたのだった。
華苗が主治医と組んで、嘘をついてた事にショックを受けるヒロ。
明るい超治に質問するヒロ。
「もしも・・お母さんがいつまでも元気だったら？」
「母さんが生きてる限り、継続だ」と、返事に驚く。
ある日、八重子（坂井真紀）が図書館にやって来る。
兄の天人（佐藤二朗）が、結婚すると言いだしたので、止めて欲しい・・と、打ち明けられるヒロ。
女性に貢いでいる天人の結婚を止めたい家族だった。
華苗に偽装結婚、妊娠と嘘を重ねているヒロは悩んでしまう。
そんなヒロを心配するしおり（内田有紀）。
友だちの事として、しおりにすべての事情を吐き出すヒロ。
「私は・・そのお友達の事、好きです。沢山の人のために頑張っている。重い荷物を背負おうとしている。」
しおりの励ましに驚く。
しおりは当然、ヒロの話だと理解してるでしょうね。
保（工藤阿須加）を好きになった超治に、
「お義母さまにすべての嘘を告白しましょう」と提案するヒロ。
だが、聞く耳を持たない超治。
一方、ヒロに助けられた保はその思いを告白する。
「僕の理想のヒーローです。弟子にしてください」
保の一方的な告白に戸惑うヒロ。
そんなヒロに嫉妬する超治。
ヒロから本を読む事を勧められ、夢中になる保についていけない超治。
ヒロばかり褒める保に驚く。
天人のマジックショーを見に行くヒロは、親しくしている原先生（柴本幸）に驚く。
超治の幼稚園に勤める先生が？と、考える。
偶然、天人のプロポーズを聞いてしまうヒロ。
母親を思い、喜んでもらいたいと結婚を考えていた天人。
けれど、そんなつもりはないの・・と、断る原先生。
原先生は超治が好きだから、何か企んでいるのよね。
マジックショーを見てるヒロは、脱出に失敗する天人を助ける。
小学生の頃、苛められた時はヒロに助けてもらった。
「嬉しかったけど・・悔しかった。」
あの頃から、
「魔法で奇跡を起こして、好きな人を守れる男になれたら・・どんなに良いだろう・・」と、ヒロに本音を打ち明ける天人。
帰宅した天人を責める叔母/照乃。
彼（天人）が結婚したかった理由は親孝行なんです、と教えるヒロ。
ヒロの結婚式で喜ぶ華苗を見て、母親を喜ばせたかったのよ、と。
家に帰宅すると、手料理を作って待っていた超治。
面倒だと思いつつ、誘われるままに話すヒロ。
懐かしい曲を聴いて、ヒロをダンスに誘う超治。
楽しくなり、
「ずっとこうしていたいと・・と思ってしまうのは何故？」と、考えるヒロ。
華苗が来て、楽しい時間は終わる。
思い切って、妊娠していない事を超治の前で、華苗に告白するヒロ。
超治と結婚したいため、彼にも嘘をついた・・と、ひとり悪者になる。
突然、怒り出す華苗。
「ヒロさん・・人にはついて良い嘘と悪い嘘があります。しばらくは・・あなたの顔も見たくない」
怒鳴る華苗に言葉を失うヒロ。
感想
勝手な華苗ですね＾＾；
自分がついた嘘の方が酷いと思うのだけど。
ガンで余命3か月・・この方が嘘としては、大きく重いと感じます。
ヒロが妊娠・・と、嘘をついたのは超治に責任があるのだし。
自分の息子を信じ切る母もわかるけれど、華苗タイプはお手上げですね。
華苗、超治はすごく面倒だわ＾＾；
心の声をうっかり？出して、超治を部屋から追いだしたシーン、面白かったです。
「私に甘えるな」って。
段々、面白くなる脚本ですね。
保への思いで悩む超治に、告白を勧めるヒロも可笑しい。
「もう、ウンザリ」って顔でした。
原先生は、超治がヒロと結婚したのでヤケになり、天人と館長に貢がせていたのです。
それを指摘、怒るヒロでした。
しおりは、ヒロを理解してくれる本当の友だちになってくれるでしょうね。
「友だちの事だけど」と、言う話をヒロ本人の事・・と分かっているしおりです。
超治はズカズカと心の中に入ってくる・・と、思ったのだけど。
本当は明るく振る舞い、悩むヒロを気遣っているのかも。
2人で、暗く悩んでいたら解決しない。
超治みたいに、笑顔で明るくしてくれるタイプも良いかも・・と、思えた4話でした。
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