視聴率11.7%！育生が本当に欲しかった物は・・
最終話 （9話)
仏壇のロウソクが原因で、河村家は火事になってしまう。
金庫のお金を諦められず、部屋に戻る龍太郎（伊東四朗）を追う育生（向井理）。
「わしの80年が・・」
金庫を開けたが、お金は燃えてしまう。
無事、家族は脱出する。
金庫の中身は土地、証券などの書類、現金2億円・・と知り、驚く家族たち。
銀行に預けなかった龍太郎を怒る月子（室井滋）。
火傷した育生を心配する楓（榮倉奈々）。
「茶番だね・・」と、恒三（岸部一徳）の言葉を思い出す育生。
「俺・・戻って良いのかな。俺が下手な芝居なんてしなければ・・」と、つぶやく育生。
「育生は・・お金で、おかしくなってるみんなの目を覚ましてくれた」と、言う楓。
「高みの見物をしてた・・俺は疫病神だ」と、落ち込む育生。
龍太郎の80年、2億円が燃えてしまった。
「1人の人間の人生が燃えたようなもの。責任感じて当然だ。」
楓を苦労知らずのバカ！と、言って怒らせてしまう育生。
怒る楓は「さようなら」と、言いだす。
マフラーを楓にかけ、さようなら・・と言う育生。
家族に謝罪する龍太郎。
「そもそも、お父さんのお金、責めてないよ」と、言う凜子（板谷由夏）たち。
「お金はみんなに分けるつもりだった。平等に・・」と、言う龍太郎。
「責任を感じ、育生は帰ってこない・・私とも別れるつもりなんだよ・・」と、告げる楓。
「楓といたいのなら、自分で帰って来るべき」と、言う恒三。
カワムラメモリアルは、社長解任の緊急動議となり、恒三を庇う月子。
月子が庇ってくれた・・と、驚く恒三は社長退任を考えていた。
離婚する・・と、言いだした陽子（余貴美子）は、後悔していた。
悩む楓に、彼を信じるべき、と助言する。
正春（鈴木浩介）に「君を後継者として育てたい。戻って来ないか？」と、言う恒三。
しかし、会社には戻らない。やりたかった料理の道を進むと言う正春。
「母に反抗して家を出られたのは、育生のおかげ・・」と、言う正春だった。
育生との離婚に悩む楓。
「いっそ、海外にでも行ってしまえ」と、言う恒三。
そんな父に感謝する楓。
家を引っ越す河村家・・と知り、駆けつける育生。
「楓とは別れない。家を売って、バラバラにならない方法を考えましょう」と、励ます。
家族の仲が悪ければ、育生が帰って来るはず・・と、家族で芝居してた事が判明、激怒する育生。
「本音を言わない人は信じられない！」と、言いだす陽子。
「海外に行くより、お前を選んだ・・」と、楓に言う育生。
「婿なら・・堂々と帰ってこい！」と、言う恒三。
怒鳴る育生。
「俺・・欲しかったんだ。みんなを騙してまで欲しかったのは、こんな最低な家族だった」
「今の時代、家族の絆を求める君は贅沢だ・・君は誰よりも欲張りなんだ」と、言う恒三。
泣き出す育生を見つめる龍太郎、恒三たち。
正春の料理で、龍太郎の快気祝いをする事に。
海外派遣が決まる育生。
「相続争いがなかったら、こんな言い合える家族になれなかったよね。」と、笑う楓。
そして・・龍太郎は亡くなっていた。
龍太郎が火事の時、大切に持ち帰った鍵を見て、「どこの鍵だろう・・」と話す楓たち。
感想
育生は芝居して、自分が悪者になり、河村の家族を仲良しにさせようとした。
それを最初に理解した恒三ですね。
バレてしまい、開き直る育生でした。
龍太郎は、利子の提案で相続をやめて、自分でお金を使おうとした。
でも、大金を使うのは難しい。
で、みんなに平等に分けようと思っていたら・・火事に。
家の火災保険は見直さなかった為、全焼しなければ十分な保険はおりない。
龍太郎は財産・・と、思っていたけれど。
資産価値は下がり、相続税を含めば、負債の方が大きいと利子は言ってました。
結局、遺産騒動で揉めたけれど・・お金はなかったって事でした。
現金は燃えたし、土地も別荘も古くて価値はない。
呆れる家族だったけれど、それでも家族として、龍太郎を受け入れていた月子たちですね。
最後に龍太郎が大切に持っていた鍵。
沢山あったけれど、大きな家なので、お金を隠す場所は、他にもあると思います。
「隠し金庫がまだ、あるのかも・・」と、言葉とみんなの顔で、あれなら続編もありかな・・と思いました。
でも、お祖父さんが死んでしまったのでダメですね。
育生のお父さんはあまり、関わってきませんでした。
ちょっと、期待外れかも(^_^;)
つい、続きが気になり見てしまうドラマでした。
月子を演じる室井滋が大騒ぎで面白かったですね。
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