ルッカのあらすじ園

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映画「地獄でなぜ悪い」ネタバレあらすじ

流血多すぎ!気軽に楽しめるエンターテインメントです♪  

監督 園子温

高校時代から、友人たちと一緒に映画制作に夢中な平田純(長谷川博己/中山龍也)。

ここで、「くだらない」と、見るのを止めてしまう人もいるかも^^;
この映画は深く考えず、「エンターテインメント」として楽しむ作品です。

組長・武藤大三(國村隼)と、妻・しずえ(友近)は、娘・ミツコ(二階堂ふみ/原菜乃華)を大切に育てている。

一方、CMに出演していた幼いミツコに一目惚れする池上(堤真一)は武藤のライバル。

抗争で対立している男たち数人を、殺害したしずえが凄いのです^^;
よくぞ!あそこまで追いかけて殺した・・っていう。

高校生の平田たちは、抗争で負傷した池上を発見。
格好いい!と、撮影して知り合う。

10年後

武藤はしずえの出所祝いを、ミツコの主演映画で感動させようと決意する。

男と逃げたミツコを捜す武藤。

ミツコは逃走中、出会った公次(星野源)にお金を渡して、「恋人のフリをして欲しい・・」と頼む。

公次と一緒に、逃げられた恋人に会うミツコは、瓶を割った破片キスで仕返しする。

本当の恋人は浮気して逃げられた。公次は偶然、出会っただけの男性です。

公次は、ミツコの恋人と勘違いされて、武藤の子分に捕まってしまう。

しずえのため、映画を作りたい武藤は公次に監督を命じる。

逆らえず、映画制作に困る公次は平田の存在を知り、頼み込む事に。

「映画の神様が!」と、感激して引き受ける平田。
本物の暴力団の抗争・・と、大興奮で脚本を考え、撮影を指示する。

池上はライバルの武藤の娘・ミツコが好きでたまらない。
どうせなら・・ミツコに殺されたいと願うほど。

抗争中の武藤と池上たちを撮影する平田。
このシーンは大出血、スプラッターです(^_^;)

警察が来て・・池上たちは・・。

感想

後半、平田の映画制作がどこまで本当なの?って思いましたね。

ラストで、映画館のシーンがあり
「あ!そういう事なのね」と、生きてる事にホッとしました^^;
でも、包帯してる人もいたのです。

結構、ツボだったのが公次(星野源)の演技です。
怯えてる弱々しい青年・・って雰囲気が出てました。

長谷川博己はいつもながら素敵♪
「デート〜恋とはどんなものかしら」の谷口巧のキャラで魅力的です。

平田の高校時代を、中山龍也クンが演じてます。
ビックリしたのは、彼はとても長谷川さんに雰囲気が似てますね。

武藤を演じる國村隼は、「進撃の巨人」クバル役のイメージですね。
堂々とした恰幅の良いキャラ。

二階堂ふみはヒロインなので、見所も沢山あってとにかく可愛い。
ファンでなくても、この作品で好きになる人も多いでしょう。

ミツコの子供時代を演じた原菜乃華ちゃん。とても可愛いです。
美人になる子、チェックをお勧めします。

映画を愛する高校生が、大人になってもその夢を諦めず追いかける。
純粋な映画愛の若者・・というか、バカ者たち^^;

突っ込みも多いですけど、何も考えずに楽しめる1本です。
期待しないで気楽に観れば、最後まで笑えると思います。

ただ・・・見る人によっては、「ふざけすぎ!」と感じるかも。
私は長谷川博己が好きなのでOKでした。

注意!後半は出血シーン多いです^^;

 

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映画「ソロモンの偽証 前編」ネタバレあらすじ

地上波初放送!柏木卓也は本当に自殺?「そういうの・・口先だけの偽善者って言うんだよ」言い返せない涼子は・・。 

中原涼子(旧姓・藤野/尾野真千子)は母校・江東区立城東第三中学校に赴任。
校長・上野素子(余貴美子)に頼まれ、伝説となった校内裁判の事を話す。

1990年12月
大雪の降った翌日、2年A組/藤野涼子藤野涼子)は、野田健一(前田航基)と共に、柏木卓也(望月歩)の遺体を発見する。

柏木卓也は、屋上からの飛び降り自殺と警察は断定。

柏木卓也・葬儀の日、他校の生徒・神原和彦(板垣瑞生)が来てるのに気が付く涼子。

その後、「柏木卓也は自殺でなく、大出俊次が仲間と殺しました。調べてください」と、告発状が届く。
届いたのは、藤野涼子、校長の津崎(小日向文世)。

告発状を出したのは、大出俊次に苛められていた三宅樹里(石井杏奈)、浅井松子(富田望生)。
松子は樹里の言いなりで、従っていただけ。

隠していた告発状が噂になり、「柏木卓也は殺された」と、校内で騒ぎ始める生徒、教師たち。

「告発状を受け取りながら、捨てていた」と、指摘される2年A組担任・森内恵美子(黒木華)。
「私は嘘なんてついていません。告発状は受け取っていません」と、必死に訴える。

マスコミが噂を知り、森内恵美子の取材をしようと追い詰める。

事件を担当した刑事・佐々木礼子(田畑智子)は、告発状は三宅樹里、浅井松子の2人であろう、と推測。
2人に事実を認めさせ、マスコミを黙らせようと考えていた。
しかし、校長・津崎はこれに反対。
事実が明らかになれば、学校に虐めがあった事が知られる・・と、恐れる。

(回想)
樹里と松子が苛められてるのを偶然、目撃する涼子は、柏木卓也に声をかけられる。

2人を苛めているのは、不良の大出俊次(清水尋也)と友人。

「なんで助けてあげないの?藤野さん、ホームルームで、いじめはやめましょう、って言ってたよね?」と指摘する柏木。
「ごめん・・急いでいるから」と、答える涼子。

「見て見ぬふりはやめようって言ってたよね?・・正直に言えば?自分も苛められるのが怖いって・・卑怯だよ、藤野さん」
「自分だって助けないくせに・・私ばかり、責めないでよ」
「それ、あの2人の前で言える?そういうの・・口先だけの偽善者って言うんだよ。お前みたいなヤツが1番、悪質なんだよ」と、言う柏木。

涙を流し、答えられない涼子。
(回想・終)

一方、「誰も信じてくれない・・」と、辞表を出した涼子たちの担任・森内恵美子。
佐々木刑事に、配達された告発状を盗まれた、と相談する。
犯人は柏木卓也であり、
「自分が死んだあとに・・こういう騒ぎが起きるように・・柏木君が呪いをかけたんです」と言いだす。

精神的に追い詰められ、最初から柏木卓也の鋭い視線が気になっていた恵美子。
実は・・隣人の怪しい女性に告発状を盗まれていたのです。
夫の浮気相手・・と、勘違いされていた恵美子。
すべては調査して、事実を知ります。
つまり、柏木事件とは無関係です。

TVのニュースで、柏木卓也は自殺ではなく、殺されたという告発状が届いた・・と流れる。

「柏木卓也君は自殺したのではありません。殺されたのです。僕は見てしまいました。殺したのは2年のO君、H君とI君も手伝いました」
マスコミは、恵美子を強引に取材・・告発状を捨てたと追及していた。

TVで事件が広まり、生徒の親たちも騒ぎ始める。

告発状を出したのは娘の樹里?と、噂で不安になる母・三宅未来(永作博美)。

(回想)

野田健一と話す柏木卓也。
「死んだあと・・生まれ変わるのなら、ウサギと人間・・どちらが良い?」と、聞く卓也。
「人間がいいに決まってる。君はウサギが良いの?」と、聞く健一。
「こいつらの生き方には嘘がないんだよ。純粋なんだ。けど、人間はそうじゃない。だったら・・ウサギの方がいいよ」と、言う卓也。

(回想・終)

告発状を知り、騒ぐ父兄と教師たち。
「目撃者はなぜ、それを知ってたのでしょうか?」
事件の現場にいたからこそ、知っていた事実。
そもそも、目撃者などいない・・と、父兄、教師たちを説得する佐々木刑事。

目撃者がいない・・となれば、大出俊次たちは追及されない。
慌てて樹里の家に向かう松子は車に・・。

松子は車と衝突、亡くなるのですが・・その直前に樹里と言い争っています。

松子の死にショックを受ける涼子。
「松子ちゃんを守れなかった。なぜ、松子ちゃんは、死ななければならなかったのか・・」と、自分を責める。
自殺を考えるも出来ない。

「私はまだ、生きている。だったら、逃げるのをやめて戦おう・・」と、真実を捜そうと決意する涼子。

松子の死で声が出なくなる樹里。
目の前で、車と衝突した松子を見ていたのです。

松子の両親から責められ、責任を感じる津崎校長は辞職。

最後に松子と会った樹里を訪ねる佐々木刑事。
だが、樹里を溺愛する母・未来は佐々木を追い返す。

真実を追究する方法として、校内裁判を提案する涼子。
母・邦子(夏川結衣)から反対されるが、やりたい事がみつかった・・と揺るがない。

健一から、神原和彦を紹介される涼子。
柏木卓也と塾が同じだった和彦も、死の真相を知りたい・・と言う。

北尾教諭(松重豊)の協力を得て、裁判の準備を進める涼子、健一、和彦たち。
北尾は退職してまで、涼子たちを支えてくれるのです。

学校、教師たちの圧力にも負けず、信念を貫く涼子たち。

裁判は判事と陪審員による裁定とする。
涼子たち検察側が樹里の告発を受ける形で、和彦たちの弁護側と準備を進める。

大出俊次に裁判に出廷してもらうため、苦労する和彦たち。

樹里が告発状を出して、校内裁判の情報を記者に流してる・・と、知り驚く未来。

感想

前編はこんな感じで終わります。
後半で裁判の大きな流れがあり、すべての真実も明らかになります。

大出俊次の父親がDVで、裁判に出るまでの流れが複雑ですね。
ここで確か、和彦が自分の家族の事を打ち明けたと思います。
「僕は人殺しの息子」と。

大出俊次は無罪であり、意外にも犯人は・・って結果です。
心に深い闇を持っていたのは・・柏木卓也なんですよね。

神原和彦をずっと、揺さぶっていた柏木卓也。
でも、和彦は卓也の言葉にも動じず。
そんな和彦に苛立ち、学校に呼び出した卓也・・。

「そんなに死にたかったら・・勝手に死ねばいい」と、言い放った和彦。

「飛び降りて死ぬ」と、言った卓也を相手にしなかったのです。
翌日、和彦は卓也が死んだと知るのでした。

誰が悪いとかでなくて、こんな事で死んでしまうの?と、驚きが大きかったのを思い出します。
後半、裁判の流れ、回想シーンが興味深いストーリーでした。

後編の放送は5月27日です。 参考Wikipedia

 

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