不安な日々を過ごすくらいなら・・怖いのなら、自首した方が良いと思うのだけど。犯罪なのだから。ネットフリックス視聴、プライムビデオでも視聴可能です。
2019年製作・日本・G・127分
ネタバレ度40%くらい
ストーリー
宗方(中山麻聖)は友人・森田(石田法嗣)を乗せて運転中、女性を轢いてしまった。
驚きの中、動揺しつつ逃げ出してしまう2人。
こんな感じで始まります。
事情があり、急いでいた2人ですがそれは言い訳にはなりませんね。何があっても轢き逃げは許されないこと。
もしかしたら女性は助かったかも・・。でも残念ながら亡くなってしまうのです。
当然、怯えながら毎日、TVや新聞でニュースを気にする2人は女性が亡くなった事を知り、話し合いで忘れようと決意。
何があっても、知らない、と惚ける作戦です。
宗方は社長令嬢・白河早苗との結婚を控えていましたがもちろん、彼女に話すこともなく黙っています。
けれどある日、警察に逮捕されてしまう2人。
亡くなった女性の父・時山(水谷豊)、母・千鶴子(檀ふみ)がいます。
悲しみの中、犯人が逮捕され安堵したけれど、その時の状況を知りたい時山。
父親にしたら、娘の最後の様子を知りたい、その時はまだ生きていたのか?と、思いますよね。
そんな悔しさと切ない思いで、森田に会います。
車を運転していたのは宗方、森田は一応、釈放された形です。
土下座して謝罪する森田ですが・・。
娘の死に納得出来ない時山は、手帳からその時の様子、予定などを調べ、1人で調査を始めます。
ここ、水谷豊だけど役的には「普通のお父さん」ですから。
ちょっと強引な感じもしましたね😅
でも、意外な事が判明・・という流れ。
結局、何をしても亡くなった娘さんは戻ってこない。
事実がわかっても苦しいだけ、でも知らないのも苦しい。
そんな被害者家族の感情、そして何故、轢き逃げしたのか?と、それも驚きでした。
こんな事、起きてはダメですよね。
でも防ぎようもないのでしょうか。
水谷豊による完全オリジナル脚本だそうです。(監督も)
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)