ペ・ドゥナが好きで観ました。でも彼女を苦手な人が多い?ようで残念です。私は可能な限り観てます。「威風堂々な彼女」「ローズマリー」「復讐者に憐れみを」「子猫をお願い」「ほえる犬は噛まない」「クァンキ」かな。
とにかくダラダラした高校生です。
これだけやる気がなくダラダラしてるならバンドが分解した時解散、文化祭に出るのをやめればいいのに....それをギリギリまでやろうとするのはやっぱり青春^^;
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とある地方都市にある芝崎高校。高校生活最後の文化祭を翌日に控え、恵、響子、望の3人は途方に暮れていた。ギターが指を骨折、ブチ切れたボーカルも抜けてしまい、本番3日前にしてバンドが空中分解してしまったのだ。
その時、偶然ブルーハーツの「リンダリンダ」を耳にした恵たちは、これなら3人でも演奏できると、急にやる気を取り戻す。
そしてちょうど目の前を通りかかった韓国からの留学生ソンをボーカルに引き入れ、急造バンドが誕生した。4人はさっそく文化祭最終日の本番に向けて猛練習を開始するのだったが…。
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青春モノ!と一言書けば終わりかも。
でも日本語が全然出来ないソンが、自分の国韓国の展示物を教師と作ってたけどあのコーナー人も来ない友人もいないガラガラ。
あれは寂しい。せっかくの留学で友達いないなんて。
そこへ、恵たちが
「今度、来た人に決めよう!」とかなりいい加減。
恵たちは韓国語もわからず、ソンも日本語わからず〜状態での会話は最後まで続きます。
ライブ直前結成されたバンドの中、韓国人留学生ソンは初めて日本の友人が出来て交流が出来る。
ソンは文化祭用に作った韓国の展示品も投げ出し、バンドへと彼女の気持ちは向かいます。
その気持ちはメンバーと
「仲良くなりたい」バンドを通じて友達が欲しかったのでしょう。言葉がわからないのにお互い表情でなんとなく理解します。
初めは恵たちも「適当に選んだボーカル」が練習の中、お互いの感情をぶつけて、ソンと関わっていく中で大切なことがわかってきます。
その流れがとても映像、ソンの寂しげ、戸惑いの表情で映画の雰囲気を盛り上げてくれます。
ヘタクソだっていいじゃん!ドブネズミでいいじゃん!
どーぶーねーーずみ、みたいにーーーっ!キレイになりたーい!
(「リンダリンダリンダ」の歌詞)
監督、他の作品と比べることなく見て欲しい。この映画の評価あまり良くないので。ブルーハーツも最高!と思えます。