桜田門外の変により亡くなった井伊直弼が残した公武合体!これで帝の妹・和宮がついに江戸に来るのですね。このあたりの流れは日本史サスペンス劇場の篤姫で見たのでよくわかります。姑となる天璋院を追い出そうとする輩もいて天璋院は大変です。視聴率も最高です!
「皇女和宮」視聴率 27.7 % あらすじ&感想
天璋院が薩摩の掛け軸を見つめるのは故郷を強く思う天璋院なのでしょうね。
「憎しみは憎しみをうみ、更に争いがおきる」復讐は復讐をよぶ・・そう言いたかったのでしょう。
斉彬に言われてた天璋院なのですね。
井伊大老の信念ある志を認めている天璋院、井伊直弼とかわした言葉、
「流した血を天に恥じるつもりはないのか?」
「ありません。わたくしは己のすべきことをしただけ・・」
この言葉を想い出す。幕府を守ろうとした井伊直弼だったし。
天璋院、家茂の相手が「帝の妹」と知り驚く。
そりゃ、驚くわよね^^;
京
関白(どんな役職なん?)九条尚忠に、典侍・庭田嗣子に「アンタはしつこい!」と言われている。
この庭田嗣子は、和宮のおつき女官であり頼もしい存在。中村メイコさんも久しぶりに見ます!
前例もあったのね!婚約で終わったようだけど・・和宮、家茂の公武合体をすすめる九条尚忠なんだわー。
和宮・・キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ
なんでまゆ毛、あんなに太いの?ずっとなのかしら・・結婚すると剃るとか?
これ、本当にもの凄く嫌がっていたようですね。
滝山、天璋院に公武合体は今、老中・安藤信正が話を進めていると知る。
「何時の世も、おなごはまつりごとの道具に使われる・・それがどれほど辛く悲しいことか・・」と、自分も重ねて思うのでした。
安藤に「やめろ」と、言い出す天璋院。
でも、井伊大老が殺され、幕府の維新は地に落ちてる!と、安藤はいう。
徳川将軍家だけで、まつりごとをすすめるのは難しいのでしょうね。
天璋院、「なぜ、わたくしに一言の相談もなく!家茂さまの母にござる!」って。
それを鬱陶し〜と、思う安藤なのだわ^^;
天璋院の意見も拒否、この話をすすめる安藤。
天璋院、家茂に婚礼の話をするも〜のんきな家茂!怒られてたわ(^_^;
幕府の維新のためとはいえ、このやり方が正しいのかわからない・・と、家茂。
婚儀は帝の反対もあり、まだ、わからない・・消えてしまう話かも?と、家茂なのだわ。
薩摩
桜田門外の変に関わった武士が1人帰ってきていた。
大久保が考えてる中、仲間は
「おれたち”誠忠組”の誇りじゃ」「そいでこそ、薩摩武士じゃ」っと口々に話している。
兄の有村雄助、言葉がない。
そこへ小松帯刀が来る・・大久保を見つめ首を横にふる。
大久保「雄助は切腹を命じられましたか?」「はい・・」と、帯刀は返事する。
仲間も「なぜ、切腹を???」と、叫ぶ。
「お家も認めたことと幕府に思われないためです」と、帯刀。
有馬新七、「お家が守ってくれないなら、おれたちが雄助の命を守る!」と、叫ぶ。
幕府へのいいわけで切腹な様子・・
兄はとめる。「雄助も、次左衛門もとしゅつするな!との殿の命に背いた。その弟たちをお家が庇ってくれるわけがない。」と、いう。
兄は次左衛門の顔を見ながら「切腹させてやりたい」と、いう。
「初めからその覚悟でした」と、いう次左衛門。
(このあたり、誰が弟か顔がよくわからないので名前が違うかも)
「武士として死なせてやりたい」と、思うのよね・・そういう時代じゃないと、暗殺なんて出来なかったのかも。お家に背いた行動だし。
大久保、帯刀もたまらない様子・・
帯刀、殿の島津忠教にいう。
「”誠忠組”が仲間ふたりを続けて失い、あの者たちの心が、お家から離れようとしています。」
薩摩のために働くと建白書を出した連中・・殿の言葉がないとまとまらない!と、帯刀は切実に告げる。
「”誠忠組”をまとめ率いてくれる力のある者は?」に大久保庄助と判断する。
忠教、大久保に正式に”誠忠組”をまとめるようにいう。
それでも大久保は
「万一、事変が起きたときは今は亡き斉彬さまのご意志を貫き、お家をあげて日本国を守る!それは今ではないですか?今こそ、薩摩が出る時期では?」に
忠教
「いまだ、時いたらず」と、言う。
まだその時期じゃない!と、忠教なのね。
井伊直弼の死により、まわりがどんなに騒いでも「まだ戦ではない!」
その時期がきたら・・役だってくれると信じる忠教、「命を粗末にするでない!」と、言う。
この忠教役の山口裕一郎さん、低い声で迫力あります!
「決起に流行る同士をおさえるのがその方の努めと心得よ。良いな?」
この言葉に大久保、帯刀は感動、深く忠誠を誓うのでした。
大奥
朝廷
岩倉具視はいう。
「和宮さまとの婚儀を認め、まずは幕府に恩を売る」と。
その後、今後のまつりごとには朝廷の許しを得るように話をすすめる・・。
そうすれば、日本のまつりごとは朝廷が握るようなもの・・と、説明する。
和宮との縁談が決まれば、幕府にゆだねたまつりごとも、幕府に攘夷も約束させられる・・と、説明する岩倉具視。
彼、岩倉具視は帝への意見をいうことも許されていたそうですね。
詳細は、日本史サスペンス劇場〜篤姫のあらすじを読んでください。
帝の決断、妹・和宮は「尼になっても関東には行きたくない」と、泣いて嫌がるも
「私も辛い。だが、これは日本の国のためじゃ・・」で、断れない和宮も決意する。
幼い和宮を関東に1人やるとは・・と、「私もおともに」と、頼む観行院。
「宮を・・いや、妹を支えてやってほしい・・」と、帝である兄はいう。
和宮の実の母親もいくとはすごいことですね。
許嫁の有栖川宮熾仁親王、会いにくるも和宮は避ける。声だけを聞く女心でした。
この有栖川宮熾仁親王、のちに江戸城へ責めてくる軍となるのでしたね。
これも詳細は、日本史サスペンス劇場〜篤姫のあらすじを読んでください^^;
かなりイケメンの有栖川宮熾仁親王?
大奥
和宮と家茂の婚儀が決定する。
「帝に攘夷をお誓いしたじゃと?」と、天璋院は驚く。
和宮が降嫁ののち、7〜10年・・年限を区切るとのことでやむを得ず。
降嫁のための条件なのでしょう。「先より今!」と、安藤は天璋院にいう。
これで何も言えない天璋院・・
天璋院、家茂に聞く。
「婚儀にせよ、攘夷にせよ、表にたつのはあなたなのですよ。良いのですか?」
家茂は自分の考えを言う。
「この婚儀、朝廷と幕府の架け橋にできぬものかと・・今の時勢に照らせば、攘夷などとても叶いません。このことを和宮さまから、帝にお伝え頂き、ご理解をもらえばそこに新たな道が開けるのではないかと・・。」
「新たなる道」と、聞き天璋院は、家茂の成長を感じる。
公武合体の知らせを知り、水戸の斉昭は
「慶喜が将軍になっていれば・・幕府も終わりだ・・」と、急死する。
滝山が天璋院に薩摩からの手紙を持ってくる。
内容は・・
「薩摩に戻って来ないか?休養が今は必要でしょう・・」と、いうものであり、いかにも里帰りのような事を書いてるので、天璋院もその気になり、重野もついていく・・と、「私の役目も終わった・・」ともいうが。
じつはこの手紙、老中たちが薩摩の者に書かせたものであり、和宮がくれば天璋院は、「姑」であり、邪魔な存在となるので追い出そうと考えたもの。
これを知り、天璋院は薩摩へ帰るのはやめる。
薩摩
「天璋院も姑に?」などと話している。
大奥
薩摩には帰らない!と、老中に告げる天璋院。
「わたくしは亡くなられた上様との約束を忘れるところだった・・」と、幕府の人間としての誇りを持て!と、天璋院。
お守りを大事そうに見つめる天璋院、一瞬でも心が薩摩に揺れたのを悔いる。
薩摩への想いが本当に強い篤姫なのですね。
婚儀にむけて準備を進める。すべてを新しくする天璋院であり、和宮のために色々と用意する・・が!
和宮側は、庭田嗣子が総取り締まり役となり日本国のために、「役目のために」行くだけと、和宮。
「わたくしを支えよ。」と、慣れ親しんだ御所のならい(作法やら)を改めるつもりもない。
支度もすべて、御所風に!とのことをいう和宮。
「武家のしきたり、習わしなど聞く耳も持たない!」と、庭田嗣子。
感想
この和宮は御所風に!と、天璋院のいう武家のしきたりを完全無視するのです!
このあたり〜フジTVの「大奥」で記憶にあります。和宮を演じたのは安達祐実さんであり、大奥に入り「御所」を強くいうも〜大奥の方が強くて負けてしまう和宮。
色々と苦労する和宮でしたが、家茂との仲はとても良かったのです。
今後も楽しみです^^♪