この映画、連続ドラマで有名な「HERO」の劇場版です。木村拓哉と松たか子ってフジ月9の「ラブジェネレーション」以来の共演だったんですね。かなり印象に残るドラマ、音楽であり最近まで放送してたかのような感覚も。再放送のせいかな。
あの音楽はほんと耳に残りますね。この頃の月9はおもしろかった^^;
2007年
監督 鈴木雅之
製作 亀山千広
出演 木村拓哉、松たか子、、阿部寛、大塚寧々、勝村政信、角野卓造、児玉清、小日向文世、八嶋智人、中井貴一、松本幸四郎、森田一義
東京地検・城西支部の型破りの検事・久利生公平は、同僚の芝山が起訴したある事件の裁判を担当する。
容疑者・梅林が犯行を認めている簡単な事件だったが、初公判で一転、無罪を主張。
久利生の前に、刑事事件無罪獲得数日本一の弁護士・蒲生一臣(松本幸四郎)が立ちはだかる。
新聞にも大きく扱われなかった事件を、豪腕弁護士が担当することに戸惑う久利生に対し、蒲生は久利生を追い込む。
一方、東京地検特捜部の黛検事が近づき、この事件の判決が、大物代議士・花岡練三郎(森田一義)の贈収賄事件の鍵を握っているという。
騒然となる城西支部。
久利生にしても花岡と、過去の因縁のある相手であったが、雨宮と奔走。
城西支部の面々も捜査に協力し、漸く得た情報をもとに二人は韓国・釜山へ向う。
東京地検は韓国の検事カン・ミンウ(イ・ビョンホン)に捜査協力を要請する・・。
感想
このドラマ、ちょっと調べたら〜驚いたことにものすごい視聴率!視聴率が全話30%超えてるようです。びっくり!
フジテレビ連続ドラマ平均視聴率第1位、最高視聴率第2位とか・・
久利生と雨宮の関係が、「ラブジェネ」以来で気になってたのかも?やっぱり、主役の型破りな検事がおもしろいと思います。
いつもラフな格好だったし。ダウンパーカー着てる検察官(検事)なんか、ほんとにいるんでしょうか(^_^;
芝山を演じる阿部寛もいい味だしてるし、遠藤を演じる八嶋智人にはいつも大爆笑だし。この作品、ドラマでも映画でも濃いキャラのメンバーと、豪華なキャストも魅力ですね。
末次と中村のダンスシーンは笑えた。
相変わらずのキャラたち、エレベーターの中とかもおもしろい。
城西支部の仲間たち、すごく仲も良く、本当にあんな感じで仕事出来るのかな〜?とも。みんなで協力して探す携帯画像もびっくり。
本当にあんな人数の携帯をチェックするのってするのかな?とか。
ちゃんと、すべての事が最初の梅林の事件にリンクしてて。奥が深く、味わいのある内容でした(^^ゞ
こういう検事、弁護士〜など、自分と関わりのないモノを見ると、本当にそうなんだ?って想いながら楽しみ、想像して見ます。
実際、この映画でも車1台のために韓国まで本当に行くのだろうか?とか。
あのスクラップの山を見たときは驚きでした。
でも、車は韓国へ・・韓国ロケの車が屋台の中を走るシーンは、予告などで見ていたので期待してたけど・・
残念!せっかく韓国の俳優・イ・ビョンホンさんまで出たのに短いゲスト出演の感じでした。ファンの方、残念でしょう、あれだけ短いと。
もっと、久利生と絡むのかと思ってました。
優秀な弁護士・蒲生がなぜ、あの梅林の弁護を引き受けたのか。花岡が裏で絡んでると知ってるのに。
私の中では、歯医者のビルの駐車場にバンが3台止まってるとき、久利生が「ん?」と、いうころからあの駐車場に
「あの夜、梅林はここにいなかったから、彼の車は止まっていないはず」と、気がつきました。
まぁ、誰でもわかるシーンですね^^;
久利生が韓国で食べたいと言い続けてたチョグッチャン?とかいう料理、どんなモノか気になりました。
中井貴一も「静」の演技で光ってました。
結構好きな役者さんです。映画「どろろ」では「動」の演技でした。
最初に通販番組を見てて〜品物が届く!これがラストに繋がるとは思いませんでした。あれで放り出すものかと。
小さな事件でも真実を追究する久利生の姿勢は好きですね〜。
タモリさん、真面目に?花岡役を演じててちょっと老けた印象もあり。普段の番組では笑顔が多いですしね。
ラストのシーン、意外でビックリ^^♪
ドラマ同様、外れもなくおもしろいのでオススメです。