ルッカのあらすじ園

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「JIN-仁-」10話

「戻るぜよ。」とは、やはり龍馬の言葉でした。ラストで何回も言ってたのでよけい気になりました。でも、川から上がらない龍馬は現代へ?頭痛はタイムスリップと関係ありそうだけど、野風の乳がんも気になります。

切ない咲と野風の10話でした。原作はどんな感じなのかみたいです。

やばいぜよ。龍馬が現代にタイムスリップしたのかも?

 

出演 大沢たかお中谷美紀綾瀬はるか小出恵介戸田菜穂高岡早紀水沢エレナ

主題歌「逢いたくていま」MISIA

 

 

10話あらすじ 視聴率 20.4%

 

「激しい頭痛で苦しむ仁。

「戻るぜよ、あん世界に・・」と、包帯男の声。

倒れた仁が起きて

「もし、あれが・・あれが俺だったとしたら、俺は俺の手術をしたことになる。そんなことはあり得るんだろうか・・」と、つぶやく。

 

声は坂本龍馬の声だったし、どうなんだろう?やはり、現代に行ってしまったのは龍馬のような気がしました。

「戻るぜよ、あん世界へ・・・」

「あの声は龍馬さんだったし、だとしたら・・やっぱり龍馬さんなのか?あれが龍馬さんでタイムスリップしてきたとしたら龍馬暗殺はなくなる・・。とは限らないよな・・。」と、つぶやく仁。

 

野風の調べをする仁。胸のしこりに気がつきながら「異常なし」と、言った理由は写真のミキが濃くなる(将来、ミキが生まれる可能性を残す)仁なんですね。

きっと、野風と身請け先の人との間にミキが・・・と、考える仁なんじゃないかな。

コレを「もう一度、調べてほしい」と、手紙を書くけれど出さない野風。仁が「異常なし」と、いった時の寂しそうな、悲しそうな顔が印象的でした。

きっと、胸のしこり(乳がん)と、診断されれば身請けの話が壊れると確信して期待した野風だったかと。

これをなんとなく・・・おかしい?と、感じる咲は勘の良い子ですね。

 

母の想いも理解出来る、娘の咲が医療に興味を持ち勉強することを認める。でも、将来は?と、縁談をすすめたい母の想いですね。

「慕ってるのはあなただけに見えますよ。」って。

そう、仁を慕ってるのは咲だけ、咲の片思いだから。仁が写真をみつめる後ろ姿をみて「先生はずっと、そうなのですよね・・・」とは、ずっと、これから先、南方と一緒にいることが出来ても「自分をみることはない。写真の女性を想い続ける」ってわかってた咲ですね。

 

「咲さん、何か話したいことがあったんじゃ?」と、仁の言葉につい、

「たいしたことじゃございませんゆえ。どうぞ、そのままお忘れになってください。」と、咲の想いも切ない。どんなに想っても、仁に気持ちを伝えることもできない。叶わぬこと。いつかはいなくなってしまう人・・と、咲に見えました。

 

野風から仁への手紙、「これで心置きなく身請けにいけるでありんす。」と、本音じゃない、ウソを書いた野風ですね。本当は自分でも、胸のしこりに気がついてる野風だし、身請けのあとはもう、今のように仁に会うことも出来なくなってしまう。

こ女郎という身分の悲しい運命にも泣けました。

 

坂本龍馬にいわれて初めて!「咲さんが俺のことを?」って天然な仁にも笑えました。

「医術に興味があるから、親切にしてくれた」と、想ってた仁なのね(笑)

「振り返ってみれば、思い当たることは山のようにあり・・気づかなかったとはいえ・・自分はどれだけ咲さんに酷なことをしてきたのかと・・・」と、咲のことを思いだす仁。

 

仁を想う咲、野風にどうやって好きな人を、恋しい気持ちを諦められるのか。

「先生をあきらめたのですか?」って聞く咲が可愛かった。

初恋だから、どうして良いかわからない咲でしょうね。野風に縁談の相談をする咲。「女郎に縁談の相談?」と、驚く野風。

「同じような状態で、同じ人を慕って・・こういう気持ちというものは、思い切って嫁いでしまえば忘れられるものなのでしょうか?」と、咲。野風はやさしい顔で笑ってましたね。

 

「あちきは咲さまが大好きでありんすよ。あきらめられんした!と、申せば・・うそになりんす・・・けんどもう、あちきには身請けにいくよりほか・・道がないのでありんすよ。」と、悲しい女郎の野風。

身請けを女郎が断ることはできないしきたり。ただ、野風は、大病であれば逃げられる・・断ることも可能!と、これを狙ってたんですよね。でも、仁は「異常なし」と、答えてしまった。

 

野風の母も同じように胸のしこり(岩)で早くに亡くなった・・と、話す。だから自分も同じだと想ったのよね。

「先生がないといわれるなら、ないのでありんす。」と、野風の言葉は諦めた感じでした。(当時は、乳岩とも書いたようです)

 

病院の看板をおろしたのは、ペニシリンの製造所に看板を・・って仁だったけど、本当は違うような気がしました。咲の気持ちを知り、いられないんですよね。

 

野風の胸のしこりを知りつつ、良性かもしれない・・と、仁に咲が

「先生は野風さんを見殺しにするんですか?今まで立ち向かってきたじゃないですか?ミキさんのために・・」

「・・・鬼ですよね・・わたしは・・」

「いえ、でも咲はもう、耐えられませぬ。医術は時として・・体ばかりでなく心までも裸にしてしまいます。咲はもう、むき出しの心を見てはおられませぬ。」

現代の恋人ミキを想う仁の気持ちもわかっている咲、この想いにどう、答える仁なのか。

医者として「今、そこにある命」を助けるべきだと想うのだけどなあ。

その足で縁談を、母にすすめてもらうようにいう咲。

 

咲の想いを知り、咲の家をでる仁でした。家をでる時、咲が仁に渡したお弁当、ここで初めて仁は咲の縁談を知るんですよね。

「わたしは・・・咲さんの顔をみると・・いつもほっとしていましたから。」

この言葉を聞いた咲の顔、すごく辛そうで切なそうでした。いい顔してました。

本当はもっと、違う言葉を期待してた咲だったと想います。

 

去っていく仁の後ろ姿を見つめながら、涙を流す咲・゚・(ノД`)・゚・。

母は見て見ぬふり。兄恭太郎の言葉が印象的でした。

「医術ではなく・・南方先生だったのではないのか?お前が夢中になったのは・・咲。」

「先生にはおられるのでございます。その方のためになら、鬼にもなろうという方が・・あのおやさしい先生をそこまでさせてしまわれる方が・・わたくしの出る幕など・・・いつまでも待ってもございませぬ・・。」と、咲(涙)

 

お弁当の揚げ出し豆腐をみて「そっか、もう食べられないということか・・」と、理解する仁ですね。

 

長州藩士 久坂玄瑞と会う。

ペニシリンを使い、目の前で病人を治す仁。

坂本龍馬は幕府相手に戦をしかけても無駄!そもそも、同じ日本で戦が問題だし、そんなことよりもペニシリンを異敵相手にうりつけ、そのお金で船を造り、世界に勝てる海軍を作り、「異敵を討ちかわすぜよ!」と、龍馬。

 

これを見る仁が

「俺は歴史に詳しくはないから、よくわからないが・・俺は今、ものすごいシーンを見てるのではないだろうか・・」

「これは維新への歴史の針を・・・一足とびに先へとすすめる出来事なのではないだろうか・・」と、仁。

 

歩きながら「歴史を変えてしまうというのは、本当に罪深い・・」と、仁はペニシリンの件はここで引き下がると、断るといいだす。驚く龍馬は「薬で人を助けることの何処が悪い?」と。

戦で亡くなるべき命が助かれば?と、話をするのよ。親がいなければ、子供もうまれず・・でも、龍馬は「親がいなければ子供も生まれない。だから、その子がいなければ悲しむ人も、困る人もいない。」と、仁の言葉に悩む。

 

突然、姉の話を知っていた仁を思いだす龍馬。

「もしかして先生は・・・わしらの運命を知ってるのか?」と、後ろにいた刺客を斬る龍馬。いっぱい刺客がいる。

自分が囮となり、走り出す龍馬。仁を置いていく。仁を助けてくれるの。

「俺が歴史の時計の針を進めた・・・ツケ。そのツケが龍馬さんにまわったということか?」と、またも激しい頭痛で倒れる仁。

「助けますよ。俺がこの手で。坂本龍馬を。」と、自分の言葉。

 

戦う龍馬を助ける仁「何、してる先生?戻るぜよ。」と、龍馬。

「死んでは行けません。坂本龍馬は・・こんな所で・・」と、仁。やられそうな仁を守る龍馬

「戻るぜよ、先生。」と。またも頭痛の仁。

龍馬が危機一髪で刀を落とした時、刺されそうな瞬間、仁が龍馬をかばい・・崖を2人で転げ落ちてしまう。

 

咲は異変を感じて・・・野風も万華鏡を落として割ってしまう。夜の川に落ちた仁、龍馬。仁だけが川の中、龍馬がいないことにきがつく。坂本龍馬、どうなった?来週、最終回は85分スペシャルです!

 

面白かったーーー!仁、終わってしまうのは寂しすぎます(>_<)

もっと、もっと見ていたい仁先生。最終回どうなるのか楽しみだけど、終わって欲しくない〜もう1クール放送して欲しかったです。