ルッカのあらすじ園

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「MOTHER (マザー)」4話あらすじと感想

藤子はカンでうっかりさんを誰か、すぐにわかったようです。奈緒と2度と会わない約束をしたのに怒ってる藤子でしょう。葉菜との関係が意外に早くわかったので今後、どうストーリーが流れるのか予想出来ません。やはり、駿輔は悪い男です!

出演

松雪泰子山本耕史酒井若菜倉科カナ芦田愛菜高畑淳子、田中裕子

主題歌 「泣き顔スマイル」hinaco

4話あらすじ 視聴率 10.0%

 

「つぐみちゃんのためにも、実家のお母さんのとこに帰るのが、1番良いんじゃないかしら・・あなたを 1番愛してるのは・・その方だと思いますよ。」

(葉菜の言葉を思い出しながら、実家に向かう奈緒、怜南。)

その2人を撮影しながら、怜南の写真をみて確認する駿輔。

 

(ついにここまで撮影され、奈緒が連れてる子は道木怜南!と、わかった駿輔でしょう)

 

大きな家で驚く怜南に奈緒

「いい?私はお母さんで、あなたはつぐみ。」

「わかってる。」と、うなずく怜南。

 

「つぐみ?」と、驚く駿輔は2人が鈴原家に入るのを見ている。

 

玄関を開ける果歩は驚き、母たちを呼ぶ。

「こんにちは。」と、奈緒に藤子は

「ただいまでしょう。」

「ただいま・・」と、奈緒

「おかえんなさい。」と、藤子は怜南に驚きながら、中に入るようにいう。

 

「お母さん、北海道で何があったか聞かないわ。奈緒は真面目だし、お相手の人とも、それなりの事情があったんだと思うの。だけど・・なんで今まで教えてくれなかったの?」

「心配・・かけるかなって思って。」と、奈緒

 

「教えてくれない方がよっほど・・!母親って簡単になれるものじゃないのよ。痛い思いして生んで・・おっぱい飲ませて・・夜泣きしたら、抱っこしておしめ替えて。そういう積み重ねの中で、母親の自覚が生まれるものなの。

それをあなた・・でも、そんなことあなた、承知でしょうけど。孫だっておんなじ。子育てしながら、孫への愛情も生まれるの。いきなり7才の子供つれてきたって・・」

「すいません・・」と、謝る奈緒

 

つぐみの前に座る藤子

「つぐみちゃん・・お願いがあるの。」

「なあに?」

「おばあちゃんって呼んでくれるかしら・・」と、藤子。

緊張した空気が流れる・・つぐみは藤子の前にすわり

「はい・・おばあちゃん。」と、顔いっぱいの笑顔。笑顔でつぐみを抱きしめて、大喜びの藤子は感激する。

 

図書館

葉菜は、係の人に地方の新聞があるか聞き、パソコンで調べ

「室蘭、小一女児 海で行方不明」の記事を見る。写真を見るとつぐみ(怜南)だった・・「ふう・・」と、ため息の葉菜。

 

(やはり!そうだった・・と、写真を見て言葉を失う葉菜)

 

鈴原家

「すいません。部屋が見つかるまでお世話になります。」と、奈緒

「ずっと、住むんじゃないの?」と、藤子。

「迷惑かけちゃって・・ずっとってわけには・・」

「なんなの!!!迷惑って!!!」と、藤子は無言の奈緒にため息。

「ごめんね、奈緒。お母さん、奈緒も芽依も果歩も、同じように育てたつもりだった。」

「わかってる。お母さんには感謝してるし。」

「甘えることは恥ずかしいことじゃないの。愛された記憶があるから、甘えられるんだもん。でしょ?」

無言の奈緒

「お母さんに甘えていいの。私はあなたのたった1人の母親なんだから。」

うなずく奈緒

 

リビング

眠る怜南(つぐみ)を抱っこ、奈緒に渡す藤子は

「何よ。初めて抱っこしたみたいな顔して。」

「最近、重くなったから・・」と、奈緒

怜南の腕のアザをみる藤子に「鉄棒でぶつけちゃって・・」と、言い訳する奈緒

 

奈緒姉さんの雰囲気が「変わった」と、果歩。

「前は心にジャックナイフ持ってたからね。」と、芽依。

奈緒は母親になったってことよ。」と、明るい藤子。

 

ベッドに怜南を寝かせ、小さな手を握りしめる奈緒は少し微笑み、愛おしそうに見つめる。無邪気に眠る怜南。

 

バッグの中から、取り出した1枚の白い折り紙・・ももこの家から自分の箱(捨てられた時の持ち物)にあったもの。折ってあったように折り直すと・・飛行機だった。藤子の言葉を思い出す。

 

翌朝

藤子は、つぐみの学校を心配するが、怜南は

「つぐみ、お母さんに勉強を教えてもらうよ。」と、怜南に「学校は友達も必要、社会への第一歩!」と、藤子は奈緒のかわりに区役所にいくことをいうが、奈緒は自分で行くという。

 

奈緒の仕事中、「1人で待っていられるよね?」と奈緒

「うっかりさんの所にいきたい。」と、怜南。

「うっかりさん?」と、藤子に

「つぐみの遊び相手になってくれる人がいて。つぐみのこと、可愛がってくれてるし・・」と、奈緒の言葉に、驚き固まる藤子。

果歩につぐみの相手を指示「知らない人に預けちゃだめよ。」と、藤子。

 

(藤子は奈緒の言葉にすぐ!うっかりさんが誰かを理解したようです)

 

ゴミ捨てに外に出る奈緒、怜南は学校へ行く生徒たちを羨ましそうにみる。そんな怜南に気がつく奈緒

 

区役所で転校の手続きをすませる奈緒

 

鈴原家

芽依の結婚相手が食事にくる。果歩の恋人・耕平が怜南と遊んでいる。

婚約者・圭吾を相手に機嫌良い芽依。

つぐみの「好き嫌い」を、聞かれる奈緒は「ないわ」と、応える。

 

食事

しいたけを食べる怜南は嫌そうな表情、「しいたけが嫌いなつぐみ?」と、驚く藤子。「何でも食べさせないと。」と、誤魔化す奈緒

圭吾がつぐみの父を聞いてくる・・芽依は「銀行関係、単身赴任」と、ウソ。

これにあわせる怜南。

「娘は父親に似るんだよな。お前はどっちかな?早く出てこいよ。」と、芽依のお腹の子に向かって、話す圭吾は笑顔。

笑顔で圭吾にあわせる芽依に気がつく奈緒

 

(何かある芽依と、感じた奈緒ですね)

 

つぐみに赤いランドセルを買ってあげた藤子は大騒ぎ。

「可愛い〜似合ってるわ。」

「ありがとう、おばあちゃん。」と、つぐみの服、文房具を購入してる藤子に感謝する奈緒。つぐみも大喜び。

奈緒に「届けは?」と、せかす藤子。

 

(こんなに喜んでる藤子、いつか別れる日が来たら?そんな日は来ないでほしい)

 

圭吾の相手で気を使い、疲れた芽依はお酒を飲もうとするが、藤子にとめられる。

奈緒が隠し事でもしてるんじゃ・・・」と、つぶやく藤子に芽依は

「不倫とか・・隠してるんじゃないの?」

「不倫ならまだいいけど・・借金作って夜逃げしたとか・・学校の届けもまだ、出してないみたいだし・・」と、藤子。

下手なことを聞くと「また、出て行くかも?」と、心配の藤子に芽依は

奈緒ねえばっかり!出ていきたい人は出て行けばいい。」と、怒る。

 

奈緒の部屋

文具などに喜ぶ怜南は、

「東京の学校でも、2年生になったら九九やるのかな。」と、無邪気。

芽依と藤子の言い争う声が聞こえる。

 

芽依は「もう、いい。子供ダメかもしれない。」と、芽依に疾患があるかもしれないと、言われただけなので、精密検査をするように強くいう藤子。

「孫は奈緒ねいが、連れてきたんだし、もういいいって。」と、芽依に藤子は大きくなりつつある、芽依のお腹に手をあて

「聞こえちゃうでしょ。聞こえてるんだから。どうだっていいなんて。」と、自分も行くから、精密検査をうけるようにいう。

「わかったよ。」と、芽依。

 

「ごめんね。私が急に帰って来て、お母さんをバタバタさせたから。」と奈緒

「あとはよろしくね。」と、芽依は

「お母さん、奈緒ねいが帰ってきて、喜んでるみたいだし。もう、私には用ないだろうし。」

否定する奈緒に芽依は

「違くないよ。お母さん、昔から奈緒ねいのこと、1番大事にしてたでしょう。怒られたことなかったでしょう?私なんかしょちゅう。」

「違うよ。それ、違うよ。」と、奈緒に芽依は

「子供なんて別にいいの。ダメなら相手の家に、子供のこといわなくていいから、ついてるのかも。」と、芽依。

 

(藤子に怒られたことがない奈緒だったんですね。怒られるのは実の子だからでしょう。奈緒にずっと、気を使ってる様子の藤子を感じます。これを「奈緒姉さんをひいきしてる」と、思う芽依なのかも)

 

葉菜の家

室蘭、海難事故の新聞記事を見ながら、奈緒の家の電話番号を見ている。

 

奈緒に確認したい葉菜でしょうね)

 

ファミリーレストラン

果歩はつぐみに、九九を書いてあげる。電話でテーブルを離れる果歩。

果歩がいなくなると、すぐ駿輔が席に座る。

「つぐみちゃんだ。鈴原つぐみちゃんでしょ?」と、駿輔の言葉に戸惑いながら

「・・・はい。」と、応える。

「お母さんの友達。」と、駿輔は「学校は?2年生だよね?」と、聞く。

考えながら「えっと・・引っ越したので・・」と、怜南。

 

九九の表をみて駿輔は

「困ったねえ。義務教育なのに。九九も覚えられないと、つぐみちゃんのお母さん、警察に捕まっちゃうよ。」と、駿輔。

驚く怜南・・・

「どうしようか?警察に言いに言ってきてもいいかな。」

クビを横にふる怜南。

 

「じゃあさ。おじさんの質問に正直に、応えてくれたら警察にいわない。わかった?」

「お母さんの名前は?」

「す、鈴原・・奈緒です。」

「本当に?ウソついたら、えんま様に舌切られるよ。」

「ほんとうです。」

「あ、そう。じゃあさ、この人誰か知ってる?どうかな?」と、本当の母の恋人・真人の写真をみせる。

 

「知らない・・人です。」と、怜南に続けて母・仁美の写真をみせる駿輔。

「しらない・・人です・・」

「この人はね。道木怜南ちゃんって子のお母さん。道木怜南ちゃんって子、知ってる?」

無言で目をそらす怜南・・「怜南ちゃん、今、どこにいるのかな?」

「怜南ちゃんは・・」と、怜南。

「怜南ちゃんは?」泣きそうな顔で怜南は

「怜南ちゃんは・・・海で・・・溺れて死にました・・海で・・溺れて・・」

「そう、そうなんだ。わかった。わかった。じゃあさ、おじさんに会ったこと、お母さんに言っておいてもらえるかな。また、会いに来るって。」と、帰っていく駿輔。

 

(この必死で答える怜南に本物と感じたのでしょう)

 

戻ってきた果歩と、挨拶する駿輔。久しぶりの再会を喜ぶ。

「姉の子供」と、怜南のことをいう。

レストランを飛び出し、走っていく怜南。

目の前、警察官の姿に驚き、道を変えて走る怜南・・と、突然、怜南を抱きとめる葉菜。

「つぐみちゃん、ごめんなさい。どうしました?」

「うっかりさーーーーっっん。」と、葉菜に抱きつく怜南は号泣。

 

(もう、恐怖でいっぱいの怜南だったんでしょう)

 

果歩は電話で奈緒に、つぐみが行方不明になったこと、室蘭で会った記者と話してる間に・・・と、知り驚く。警察には自分が行くと奈緒。携帯が鳴り

「見つかった?」と、奈緒

「はい。今、つぐみちゃんと一緒です。」と、葉菜。

 

葉菜の家

すぐに奈緒が来ると怜南にいう葉菜。

怜南は部屋にあった「室蘭、海難事故」の記事を見つけてしまう。自分の顔写真入りの記事を持って、逃げようとする怜南。葉菜は

「まって。うっかりさん・・つぐみちゃんの味方ですよ。味方。わかる?あなたのお母さんを信じてる人。」と、いう。

「嘘つきでも?」と、怜南。

「ウソつきでも、信じるのが味方よ。」

「警察の人に教えない?」と、怜南。

「つぐみちゃんは、お母さんのこと、好きなんですね?」

「好き。」

「世界中で何番目に好き?」と、葉菜。

指を1本立てて1をみせる怜南。その指を握りしめる葉菜。

「そう、お母さんだものね。1番よね。警察なんかに言ったりしません。」

 

鈴原家

果歩は、電話でつぐみが見つかった報告を受け、藤子も安堵する。

芽依は無関心なのか、TVに夢中・・

 

葉菜の家

怜南を迎えにきた奈緒、怜南と再会・・安堵する。

奈緒に、室蘭の新聞記事のコピーをみせる怜南、葉菜をみつめ驚き、怜南を連れて帰ろうとする奈緒。無言で奈緒に挨拶する葉菜だったが・・・

 

(知ってて近づいた?と、思った奈緒かも)

 

歩きながら怜南は

「うっかりさん・・味方だって。」

「つぐみ、もうここには、いられないかもしれない。」

「また、夜の電車に乗れるの?」

「ごめんね。せっかくランドセルもらったのに・・」クビを横にふる怜南。葉菜が追いかけてくる。

 

奈緒たちを呼びとめる葉菜に奈緒は、自分たちのことは「忘れてほしい」という。

「会わなかったことにしてほしい・・もし、この先、捕まっても、あなたの事は絶対、いいません。」と、奈緒

「待って。やけになっちゃダメ。まだ、何か出来ることがあるはずよ。」

学校に行かせていないことで怪しまれている。記者も気づいてる・・母や妹を巻き込みたくないと奈緒

「学校にはいけるわ。だめよ。逃げてるだけじゃどこにもいけないの。逃げずにとどまる方法を考えるの。普通の生活を・・・手にいれる方法を考えるの・・・」と、葉菜。ゆっくりと、振り向く奈緒

「学校にはいけます・・・」と、葉菜。

 

鈴原家・奈緒の部屋

九九を覚えている怜南は奈緒

「お母さん、聞いて聞いて。」と、覚えた九九を奈緒にいう怜南は

「あのさ、つぐみ。大丈夫だと思うよ。学校行かなくてもいいんじゃない。」と、九九を奈緒に聞かす。

 

スミレ理髪店の粗品・ボールペンを見る奈緒は、葉菜の言葉を思い出す。

「学校には行けます。」

 

葉菜の家

奈緒は葉菜に「つぐみの本当の名前は道木怜南です。」と、すべてを打ち明ける。

「あの子は母親と、その恋人から虐待を受けていました。」

「今はほとんど消えましたが・・私が初めて会った頃、体中に殴られた傷や、火傷のあとがあって。」

葉菜は両手で顔を覆う。

 

「あなたは・・つぐみちゃんを助けたのね。」と、葉菜。

「私はずっと、ただの傍観者でした。世の中には虐待をする人と、虐待を受ける人がいて・・その何倍もの傍観者がいて・・私もそんな・・見て見ぬふりをする1人でした。夜中に子供の悲鳴が聞こえても、顔をしかめても、決して足を踏み込んだりしない、そんな1人だったんです。」

「じゃあ、どうして?」と、葉菜。

「ほんの偶然だったのかもしれない。ほんの偶然がなかったら・・今頃、あの子は・・今頃あの子は・・死んでいました。」と、北海道の寒い夜、黒いビニール袋に入れられ、ゴミ捨て場に捨てられていた怜南を思い出す。

 

「だからといって、私がしたことが許されるとは思っていません。傍観者が犯罪者になっただけです。」

「法律とか規則じゃ、守れないものだってあるの。あなたはそれを・・」

「でも、何も出来ないんです。人のために何かをしたことがなかったから・・ただ、逃げるしか出来ないんです。」

「学校へ行かせてあげましょう。その前にひとつだけ聞かせて。つり橋の恋を・・知ってる?つり橋を2人で渡ると、危険をわけあったせいで、心まで通じ合ったような気になるの。」

「はい・・」

 

「だけど、いったん、つり橋を渡り終えてしまうと、さっきまでの感情は消えてしまうの。」

「違います。」

「今はただ、夢中になってるだけでいつか、面倒になって放り出してしまうの。」

「違います。私は母のようにはなりません。」と、奈緒に言葉を失う葉菜。

 

「確かに初めは・・ただ夢中でただ、必死で・・気がついたらあの子の母親役をやろうと決めて、電車に乗り込んでいました。でも、今は違います。」

「どう、違うの?」

「母親役じゃなく、母親になろうと思っています。まだ、20日程度だし、気のせいかもしれないけど、でもこの前、つぐみの手を握っていて気づいたんです。あの子の手、少し大きくなりました。大きくなった分は私がつぐみの母親だったんです。」

「そう・・・そう。」と、うなずく葉菜。

 

(私もそうだったわ。と、同意してる葉菜に見えました)

 

「あの子を学校に行かせてあげたい。」と、奈緒

「いい?義務教育期間中の児童の就学を、認めることはすべてに優先されるの。たとえば、父親の暴力や借金、そんな事情で住民票を動かせない人のための、特例があって、身分を明かさなくても学校にいけるの。」と、葉菜。

「特例・・?」

「その子を保護した人の身元、居住地を明らかにして、同居証明書さえ受理されれば・・」

「同居証明書・・でも、私の身元を調べられたら・・」

「私がつぐみちゃんの保護者になります。」と、葉菜。

「え・・?」

「私だったら、この区で10何年も納税してるし。今、聞いた事情はすべて忘れます。私はただ、つぐみちゃんを学校に行かせたい。あなたと同じ気持ちなの。」と、葉菜。

 

鈴原家

夜、1人鏡の前、ジャムの瓶をつかむ奈緒

 

(ああ、これは自分で自分の顔を)

 

翌日

役所の前で待ち合わせする葉菜、奈緒、怜南たち。葉菜は奈緒の目の眼帯に驚く。

 

役所

葉菜と奈緒の関係を聞かれる。

葉菜は「幼なじみの娘」であり、親しいという。

奈緒は自分の暴力をふるう夫から、逃げてるため、身分を明かせることはできないという話を、確認される奈緒

「はい。以前にも住民票をうつしたために、見つけられたことがあるんです。」と葉菜。

奈緒の代わりに葉菜が、「保護者」になると

「はい。子供の身の危険を第一に考えてのことです。」と、葉菜。

 

係の男性職員は

「なるほど・・お父さん、怖かった?お母さんが叩かれてるのを、見たことがある?」と、怜南に聞く。うなずく怜南。

「君自身は?叩かれたこととか・・」

「すみません。思い出させるような質問は・・」と、葉菜。

特例なのでハッキリした確認が必要という。

 

「お父さんは、おうちで暴力をふるったのかな?」

「お腹を・・叩くのと・・手を・・」と、いう怜南を奈緒は、部屋の外に連れ出していく。

 

「これじゃ、許可がおりませんね。母親の身分も明かせない。状況もわからないでは。」と、正式なルートで、警察に届けを出すことをすすめられる。

「それが出来ないんです。何とか、こちらでお願いします。」と、頭をさげる葉菜。

 

戻って来た奈緒

「お母さんね、申し訳ありませんが・・」と、眼帯を取る奈緒の顔、目のまわりには大きなアザが。葉菜は奈緒のアザを見つめ

「その夫に殴られたあとです。お願いします。」と、奈緒と葉菜で頭をさげる。

 

奈緒の顔を見てすぐにアザの意味を理解した葉菜です。こんなこともあるかと・・自分でアザを作った奈緒ですね)

 

公園

葉菜に感謝の言葉をいう奈緒奈緒のアザに驚く葉菜は

「驚いた。痛む?」と、聞く。怜南は花を摘んでいる。

「私とつぐみのことに気づいた時、どうして、通報しようと思わなかったんですか?」

「それは・・事情を聞いてたし、それに親しくなっていたし。」

「でも、人の子供を誘拐して逃げた犯罪者なんですよ。」

「私はあなたの共犯者ね。」

無言の奈緒

「いいじゃない?共犯者でも。」と、葉菜。

 

奈緒と共犯者になることにより、つり橋の恋のように奈緒の痛み、苦しみを共有したかった母の葉菜でしょうか。)

 

「おかあさーーーっん。」と、怜南が花を摘んで戻って来る。

「これ、お母さんの。これは、うっかりさんの。」と、花を渡す怜南。花を笑顔で受け取る葉菜・・の手をみつめる奈緒

「あの時の母の手の感触だけは今も、覚えている・・」と、自分の言葉。

たんぽぽを握らせてくれた、最後の母の手を思い出す奈緒

 

(葉菜を見つめ「まさか・・?」と、奈緒の表情に見えます)

 

病院

藤子と診察に来た芽依は、医師の言葉をぼんやりと聞いていた。

子供の心臓に異常があり、手術で治ることも可能、生後1ヶ月で亡くなることも・・と、説明を聞きながら、芽依の気持ちは固まっていた。

中絶が可能な期間は残り2周である。父親との相談もいう医師に芽依は

「相談の必要はありません・・・中絶します。」と、芽依。

 

「先生」と、奈緒を呼ぶ声は駿輔。

「また、お会いしましたね。今日、道木怜南ちゃんの葬儀があったそうですよ。」と。

 

葬儀

怜南の位牌を持って、ぼんやりしている母の仁美。

 

藤子は芽依に、圭吾に相談すべき!と、いうが「今、いえば破談になってしまう。と、芽依。

「そんな・・子供の命にかかわるのよ。」

「大げさだよ。それにまだ、命ってほどのもんじゃないでしょ。」と、芽依の言葉に立ち止まってしまう藤子。

 

カフェ

「そんな顔で見ないでくださいよ。これじゃ、どっちが犯罪者かわからない。」と、駿輔。

「何が目的なんですか・・?」と、奈緒

「俺ね、あなたのこと尊敬してるんですよ。室蘭のあの家を取材して、すぐにわかりました。虐待の現場や親の顔を何度も見たことがありましたからね。

まあ、ひどいもんだ。警察や、児童相談所が書類をまわしてるうちに、子供が死んだってケースもそこら中にある。」

「何が言いたいんですか?」

 

「俺も想像したことがあるんですよ。こんな絶望的な状況で、子供を救えるとしたら。それは親元から逃がしてやることだって。だけど、そんなことは誰にもできない。まあ、せいぜい、頭の中で想像でとどめておくんです。

ところが鈴原さん、あなたはそれを実行してしまった。ま、今は未だ、片田舎で起こった小さな事故にすぎない。しかし、あなたがしたことが明るみに出れば、マスコミは一斉に食いつく。道木怜南の写真がでまわる。」

 

「あなたは刑務所に入れば、それで済むかもしれない。だけど、あの子は違うよ。好奇な目にさらされて・・ま、いずれあの家に戻されるか、あるいは施設に入れられて・・将来・・」

「私にどうしろっていうですか?」と、奈緒。笑顔で駿輔は

「この人にちょっと・・お願いすればいいんだ。お母さん、1千万円用意してって。」と、藤子が載った雑誌を見せる駿輔は笑顔。

(1千万円の要求、脅しですね)

 

 

校庭

怜南を探しにくる奈緒は、2階から怜南の声を聞く。隣には葉菜がいる。

「おかあさーーーっん。行くよーー。」と、怜南は窓から紙飛行機を飛ばす。青い折り紙、飛行機はゆっくりと飛んで・・・奈緒のそばに飛んでくる。

つかもうとした奈緒は・・それが「飛行機」と、思った瞬間・・手がとまる。青い飛行機はそのまま・・地面に落ちる。

奈緒が、施設で見つけた自分の持ち物・・捨てられた当時、持っていたものと、同じ形だった。

 

「おかあさーーーっん。」と、両手をふる怜南、隣には葉菜の笑顔。

葉菜の横顔を見て・・・ハッとする奈緒・・・

 

arasuji.hateblo.jp

 

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感想

望月葉菜は・・自分を捨てた母!と、ラストの紙飛行機で、確信した奈緒でしょう。自分が施設に残した唯一の品物。白い紙は折り紙であり、折ったあとをそのまま、折ると鶴かと思ったら飛行機でした。

 

この飛行機を折るのが、得意だった葉菜なのかもしれません。飛行機で母!と、その前の花を、受け取った時の葉菜の「手」を見て、何かを感じた奈緒にも見えました。

 

駿輔はもう、最低です!取材をしながらずっと、他の人たちにも、同じようなことをしていたのかも。藤子がまた、社長?という、お金持ちなのもあるでしょうか。

奈緒はずっと、藤子に「申し訳ない」と、思っているのに。藤子はそんな奈緒を、怒らなかったんですね。

芽依は「奈緒姉さんばっかり。」と、いじけているようです。この事情をいえない奈緒も辛かったです。

藤子が奈緒に気を使ってる、怒らない・・その理由をいえない。自分は本当の子供じゃない・・と、芽依、果歩は知りません。

 

藤子と葉菜、最初からとても親しい関係に思えてたので・・年も同じだし何か、藤子の夫と、関係もあるのかも。某所では愛人?とも予想されてました。

圭吾は良い人のようなので、芽依には式をあげて幸せをつかんでほしいです。そしてもちろん、奈緒と怜南。葉菜の病気も気になります。

予告では次回、怜南は母に電話してました。やはり、会いたくなった怜南でしょうか。

怜南の葬儀を終えて仁美は、どんな気持ちなのか・・幼い怜南を脅す、駿輔には驚きでした。あそこまでやらなくても十分、怜南だとわかるでしょう。

このドラマの幸せってどうなるのか、早く続きが見たいです。

つり橋の恋は、葉菜の恋なのかと思いました。

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