ルッカのあらすじ園

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「龍馬伝」21話「故郷の友よ」あらすじと感想

始まって数分で釘付け。今回も引きつけられるストーリーであり、後半は涙、涙でした。運なのか、自分の上司次第で部下の運命も決まる・・そんな所は現代とも同じかもしれません。

 

 

 

 視聴率 20.0%

 

龍馬はまた、切なくも苦しいストーリー展開でした。

以蔵を探していたけど、予告でみると・・助けてくれるのかな。

 

でも、以蔵は武市の指示とはいえ、人を斬っていたのは事実だし、さすがの龍馬にも助けることは出来ない。

そう、思うとよけいに以蔵が可哀想です。今で言う、会社の上司のミスを部下も一緒にクビになってしまう〜みたいに感じました。

 

「帝は譲位実行の勅命をだした。しかし、犬猫が嫌いなように・・異人がきらいなだけ。本気で戦をして欲しいとは思わなかった。」

この瞬間、朝廷の攘夷派は失脚。

 

呆れて何もいえない・・とはこのことでした。長州兵と薩摩兵がにらみ合い。

桂小五郎役で、谷原章介さんが出演してたのでびっくり。

 

御所に向かって撃てば・・朝敵となり悔しい長州兵。

これが、八月十八日の政変ぜよ。これから、薩摩と長州は殺し合い、憎み合ったと。悲しい歴史です。同じ日本人同士なのに。

 

容堂は高笑い。

土佐勤王党に戻るように命令。武市たちも土佐に帰国することになる。

それでも武市はあきらめず、信じられず・・

「攘夷の火はまだ、消えていない。わしらは間違っていない。大殿さまを信じるのだ。」と、武市。

 

勝塾にも、土佐に帰る命令を聞いた者がいるのに〜勝は

「帰るのは許さない。お前たちは日本の海軍を作ろうとしている。だから、帰るな!今は、負けるが勝つである。」と、勝。

武市、以蔵を心配して土佐に戻りたい・・龍馬の苦悩の表情が良かったです。

 

弥太郎は、人にモノを売るときには「おまけ」と、妻のアドバイスだったけど、本当の「おまけ」とは「心、気持ち」だと、気がついて。

材木を売る相手の家を修理する!と、サービスで売れる材木。

そう、サービスって言葉は、この時代にはなかったろうけど、これで商売を成功させる弥太郎なんでしょうね。

 

武市に会って「好きなように生きればいい。武市さんも。」と、弥太郎だったけれど、武市にはまっすぐな生き方しかできない。

今さら、「大殿さまを裏切る」ことも出来ない不器用な人生、考えだったのでしょう。

 

武士と生まれたからには、「それなりの覚悟」が出来てるはずと勝。

龍馬は以蔵も武市も、危険なので助けたいと、土佐に帰りたいと。

これをとめる勝。

素晴らしい龍馬だからこそ、生きて日本を救ってほしい。だから、土佐に帰ることを許さない勝の苦渋の判断でしょう。

 

ラストの武市、これも日本男子らしく、武士らしく、泣ける姿でした。

「いってらっしゃいませ。」と、最後であろう夫を見送る妻。容堂の命令で牢屋に入れられてしまう武市の運命はもう・・

涙でもう、画面が見れないほど泣いてしまいました。