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「龍馬伝」24話 武市の妻・冨 あらすじと感想

お龍と龍馬が何かを感じるシーン、演出も良かったです。気の強い女性、お龍だったんですね。武市と冨、以蔵には涙です。

 

 

第24回「蛍の愛」あらすじと感想 視聴率 20.1%

 

池田屋事件・・

孝明天皇奪還計画を密談中・・攘夷派の志士たち。新撰組により、亀弥太たちを殺されてしまった事件。

 

これで怒りに震える龍馬だけど、危険なので桂小五郎に止められる。取りあえず、お龍の家に隠れる龍馬。

この池田屋事件の中、勝塾の亀弥太がいたことで、あとで大きく影響するんですね。

 

お龍の父は医者。攘夷派の武士を助けて亡くなった。だから、攘夷だの、何だの!と、自由勝手に好きなことをしてる人たちが嫌いという。

でも、龍馬の5両で金貸しに妹を取られた時、世話になったお龍は、龍馬の世話にはもう、ならないとつっぱねる。

でもね、龍馬は優しくいうのよ。

 

「人の気持ちというものは、貸し借りに関係なく・・受け取ってええ時もあるき。おまんが、侍を嫌いなんはよう、わかったけんど・・たまには笑顔をみせてくれ。」って。

 

もうすぐ日も暮れる。京を発つ龍馬にお龍はいうの。

亀弥太のことを思う龍馬。

 

「けんど・・亀弥太の亡骸を残していくんは・・辛い。」と、龍馬。

 

「志を貫かれたのでしょう?あのお人は・・坂本さまは・・褒めてあげないと、いかんと違いますか? ”よう、がんばった” と。”お前は侍らしゅう死んだ” と。」と、お龍の言葉にハッとする龍馬。

「侍」として死ぬのはこの時代、武士としては自慢でもある。誇りに思えることだから。褒めて・・と、お龍の言葉は龍馬には「あ!」って、感じだったんでしょうね。

 

亡骸を残すのも辛いけれど、武士として死ねたことを認めてあげるのも、ひとつの「心」みたいな・・。幼なじみを亡くした龍馬には辛いことだけど。

京にいると、新撰組がいて危ないので・・神戸に向かう龍馬でした。

 

以蔵がねーー悲しい。辛かったです(>_<;)

武市を守り、武市のことを何もいわず、ただ、拷問に耐えている姿が。

これを心配しながらも、何も出来ない武市は牢屋の中。妻の冨に伝えた言葉

 

「おまんに・・辛い思いをさせてすまん・・まっことすまん・・。」

 

と、武市の本気。

これを1番理解してるのは、妻の冨だと思うわ。

 

「もう、あの人は戻らない。」と、わかってるのに弥太郎に笑顔で

「あの人が帰って来たら、遊びに来てください。」と、いうあたりが健気です。

この時代の女性、本当に強いです。そして牢屋にいる武市に送ったモノは・・「蛍」でした。

 

明るい光を牢屋の中でみた武市は、どんな思いで蛍をみつめたのか・・予告では「もう、以蔵を楽にしてやってくれ。」と、武市の言葉でした。

 

弥太郎に「武士として大殿さまを思って仕えた・・」と、自分のしたことは間違っていない。吉田東洋暗殺を認めない武市。

弥太郎は、東洋を殺したのは誰でも構わない。ただ、上から「吉田東洋暗殺の件がわかるまで、商売はするな!」と、命令されてしまい、これも辛い。

武市に正直にいってくれ!と、弥太郎でした。

 

そんな武市「妻の冨にも”あの人は武士だった”と、思ってほしい。」と、思いもあり、事実を認めない・・っていうか、まあ、武市は本当に暗殺を間違っていないと、信じてるのだし。これを認めろ!ってのも辛いですね。

 

吉田東洋は、大殿さまの考えにあわない!邪魔者!と、武市はそれなりに容堂を思ってしたことだから。

 

容堂といえば、深山宗林にすごく感激してましたねーーあれ、誰かしら?

お茶を飲んでいたので・・お茶の先生らしいけれど、検索してもわからず。謎の人物みたいです。

 

弥太郎も優しかった。いい人でしたね。冨を思う心遣い。それを感じる冨。

子供が生まれた弥太郎、子供がいない冨への優しさ。

乙女ねえやんの武市の話も感動でした。

 

あ!龍馬がお龍の家でおにぎりを子供や、母親たちに食べさせる・・こんなシーンもすごく良かったです。龍馬という人の優しさを感じますね。

このタイトル「愛の蛍」とは?と、思ったけれど、蛍が牢屋の中で光った瞬間、涙が溢れました。

志半ば、命を落とした魂が沢山あった時代ですね。

 

で、気になったのが伏見・船宿で龍馬の母に似た女性が!あれは?