先週、観てきた映画です。やっぱり、笑えてハラハラ・・お約束もあり〜音楽が流れるとテンションあがる作品ですね。いきなり緊張した最初のシーン、これも笑いで始まった楽しくおすすめな1本です。
ウィキペディアを参考にしてます。私なりの解釈で間違いもあると思います。ネタばれです。
「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ」
出演
織田裕二、柳葉敏郎、深津絵里、伊藤淳史、小泉孝太郎、小泉今日子、小栗旬、岡村隆史、森廉、ユースケ・サンタマリア〜
湾岸署の引っ越しを担当する青島(織田裕二)は強行犯係係長。
でも、引っ越しをするにあたり「引っ越し対策本部部長」となり、敏速に引っ越しを完了せねばならない。
その大騒ぎの忙しい引っ越し中、青島は健康診断にひっかかり「レントゲンに影が・・・腫瘍かもしれない・・」と、告げられ大ショックを受ける。
落ち込み、元気がなくなる青島。
これを一緒に聞いていた仲間は「ここだけの話・・・もう、青島くんは長く生きられない。」と、スミレ(深津絵里)たちに情報を伝える。
これが途中、
「ミスだった。青島は健康・・」と、知るスリーアミーゴス(署長)は
「これを黙っていよう。青島くんは自分が病気と知り、元気がない。静かでおとなしい青島くんの方が、問題を起こさないはず。」と、考え事実を伝えない^^;
「俺が死ぬ・・?」と、考えて元気のない青島だったが、和久平八郎(いかりや長介)の言葉
「死ぬ気でやれば、その瞬間だけ生きられる」と、言葉で元気を回復。
いつも以上に暴れて・・問題を起こしながら捜査を進める。これに呆れる署長たち。
スミレも、「余命わずか・・」と、思いこんでる青島を励まし
「あと少ししか・・生きられなくても・・こんなの青島くんらしくないわ。」と、涙を流し・・励ます。
これに感動する青島。
ここも笑、青島が病気で死亡になるはずないので・・(設定的に)皆が信じてるから。「死なないで・・」と、スミレと、青島はやや・・恋愛モードかな♪
新湾岸署では、内部の人間が情報を瞬時に交換出来るような「携帯」のようなもの?を各自、渡されこれですべての情報を知る。
同じ頃、金庫破りの事件が発生・・スミレは引っ越し作業を中断、現場へ急ぐ。しかし、金庫は破られても何も盗られていない。
「どうせ開けたなら、なんか盗んでよ。」と、スミレは呆れる。
同じ時間、バスジャック事件が発生・・これを追う青島たち。
バスの乗客たちはみな、無事であり被害もない。逃げた犯人。
金庫破り、バスジャックと、実際の被害もけが人もいない。
「同一犯かもしれない?」と、考えながらもまた、引っ越し作業に追われる青島たち。
湾岸署は、高度なセキュリティシステムがある新湾岸署へ引っ越しするため、引っ越し業者が大勢出入り・・荷物の運搬作業を行っている。
青島、スミレたちがいない間、引っ越し業者に変装した若者たちが、新湾岸署の高度なセキュリティシステムの部屋に侵入。
いざとなれば、要塞にもなるセキュリティシステムのマニュアル本を入れ替え、毒ガスが出る装置を設置、拳銃3丁をも持ち出す。
(青島、スミレたちの拳銃)
重要なデータもコピーして盗み出す。
この盗まれた拳銃で、殺された1人の男が船で見つかる。
死体の顔の上には拳銃が・・驚くスミレたち。被害者はオンラインゲームに夢中の男。
「わたしたちの銃で人が殺される・・」と、不安を感じ犯人逮捕に全力を注ぐスミレたち。
この殺された男は犯人・若者たちの仲間のもよう・・引っ越し業者の服が自宅にあった。
その後・・二人目の男も盗まれた拳銃で殺される、同じく引っ越し業者の服が。
仲間だった和久平八郎の甥、和久伸次郎(伊藤淳史)が、室井慎次(柳葉敏郎)の推薦で湾岸署に配属され、これに感動する青島たち。
伸次郎は「和久ノート」を持ち歩き、和久の言葉を信じて行動する。
「もしかすると・・腫瘍かも?」と、話を「余命わずか・・」と、大きな噂でスミレたちは悲しみ、青島に気を使い「死」という言葉を使わないよう、捜査に励む。
本署と所轄の間をとりもつ役、「凶悪な犯人は殺すべき」と、考えであり所轄と本署がもめた時、うまく間をとりもつマネージャーのような存在。常に冷静。
拳銃が3丁が盗まれたことを知り、署長は焦り引っ越し後、これを発表しようと言い出す。今、発表すれば自分の責任となってしまう。
新しい署長が決まったと知り、自分は引退と考える署長。しかし、インターネットの匿名掲示板にて、拳銃が3丁盗まれたことが流れてしまい、TVでも大騒ぎ。
マスコミ対策として・・スリーアミーゴスは記者会見で「すみませんでした。」と、あやまるも・・顔には疲労メイク、演技で誤魔化す^_^;
ここ、爆笑でした。
「なぜ、拳銃が盗まれたことが、こんなに早くバレたのか?」と、思うが・・これは盗んだ若者たちがネットカフェで流していた。
犯人とオンラインゲームで話すために、会議室で犯人・須川圭一・ノライヌ(ハンドルネーム・森廉)に近づくがすぐに「警察」と、ばれてしまうので「目的はなんだ?」と、聞き出そうと試みる。
犯人・圭一の目的は
「青島が逮捕した犯罪者を釈放せよ」
リストをダウンロード、顔写真をみると・・・犯罪者たちは
野口達夫(伊集院光)、鏡恭一(稲垣吾郎)、柏田郁夫(宮藤官九郎)、増田喜一(岡村隆史)、日向真奈美(小泉今日子)たち・・
湾岸署の完璧なセキュリティを、逆に利用する圭一たちは、マニュアルを入れ替えたので・・・鉄の扉がおりてしまい・・スミレたちは閉じ込められてしまう。
どこにも逃げ場がなく、外からも「要塞」化している湾岸署を、開けることは不可能。
圭一は時間を指定・・
「深夜0時までに犯罪者たちを解放しないと、湾岸署内に毒ガスを出す」と、脅す。
この犯罪者たちのうち、すでに釈放されているものもいる。
鏡恭一は自ら、刑務所に残ると言いだし、野口達夫は病んでいた。
慌てる本部は会議・・人命を尊重・・「受刑者たちを解放しよう」と、いいだす警視たち。
これに反対する室井慎次は、「現場の青島たちに託そう」と、いうが・・
最終的には、鳥飼誠一(小栗旬)の冷静な判断。
「受刑者たちを解放後、射殺すればいい。理由はなんとでもなる。ポケットにナイフがあったとか・・・」と、これに意見がまとまる。
納得出来ない室井は、青島に真奈美の説得を頼む。
青島は、閉じ込められたスミレたちが毒ガスの危険もあり、助けたい想いで必死に、開かない扉に向かって木の杭で抵抗を続ける。
これをモニターで見るスミレは、外に聞こえるスピーカーで青島に告げる。
「みんな聞いて!青島くんはもう・・・長く生きられないの。それでも・・・彼は必死で戦ってるわ。」と、涙のスミレの応援に感激する青島。
これを聞いて・・スリーアミーゴスは考える。
「やはり、真実を言おう。」と、青島に
「君は病気なんかじゃない。健康なんだ。レントゲンの影はミスだった。」と。
これに安堵の青島。
係長になり忙しい青島は、和久の甥っ子にセキュリティシステムのマニュアルを、読むように指示。
これでシステムに入り、閉じ込められた伸次郎は、外からの爆弾処理班の指示、毒ガスの回路を切断することをトライ。
真奈美を「真奈美様」と、呼んで崇める実行犯の須川圭一。
実行犯の須川圭一は、仲間がネットカフェで、警察の挑発書き込みにキレ、
「もうすぐショーが始まる。」と、書いてしまい〜呆気なく居場所もわかり、捕まってしまう。
ただこの須川圭一が妙にカッコイイイ^^♪
もちろん、金庫破り、バスジャックも圭一たちの犯行(だと思う)。ただ、新湾岸署のシステム、拳銃狙いで青島たちをおびき寄せただけ。
5年前、ソーシャルワーカーとして来た圭一に微笑みかけ、愛の手紙を書き続け、洗脳した真奈美は、外出許可をねつ造させ1度、圭一と会い、オムライスを作ってあげる。これを半分だけ食べ、残りを冷凍保存してた圭一。
湾岸署の新しい仲間、川野直輝くんが演じる栗山孝治かな?
彼が警察官なのに〜仕事に興味なくてパソコンばかり・・ゲームに夢中なキャラ。
圭一たちがわざと、自分たちの犯行を書き込んでいる匿名掲示板、ここで挑発され・・・怒って「もうすぐショーが始まる。」と、書き込んでしまう〜。
結果、すぐにネットカフェにて逮捕される須川圭一と仲間たち。
毒ガス対策、真奈美を釈放・・射殺する予定の警察。
何も知らない青島だが、真奈美は自分が釈放されたら、射殺される運命を知っていた。
だから、旧湾岸署の爆弾とともに死ぬつもりの真奈美だった。
これをギリギリ、爆発するが・・助ける青島は真奈美を再び逮捕、警察に預ける。
すべて犯行は、真奈美が計画・・圭一に準備をさせ、ネットで仲間を集めて
「真奈美様の死は覚醒・・真奈美様が死ねば多くの真奈美様(犯罪者)が増える」と、これが目的だった真奈美のもよう。
そして、旧館の湾岸署で以前、掴まった時に「死にたかった」と、真奈美。
噛み付き魔(岡村隆史)は、釈放される所を「渋滞してるから、やめよう」と、釈放されずに引き返す。怒る噛み付き魔(笑)
真下正義(ユースケ・サンタマリア・警視庁警視)は、交渉課だったがTVに出演・・これで「交渉のノウハウ」を広めてしまい追い出され、湾岸署の新署長となる。
スピード感、ハラハラする緊張、ワクワクと楽しめる作品です。ほんと、面白かったですね。この映画はお約束もあり、それが楽しい。
今回は、小栗旬演じる鳥飼誠一が妙に気になりました。
まるで犯罪者のような冷酷な判断、これが今は警察サイドだけど、「いずれ、犯人にもなり得るかも?」と、思えるくらいの怪しい雰囲気でした。
次回があれば、重要なキャラになるかもしれません。途中、パソコンを見て・・爆弾でやられるシーンは驚きでした。
内田有紀の篠原夏美も登場〜それほど大きなキャラではなかったかも。
でも犯人の圭一が、引っ越し業者の格好の時、何かを感じる役でした。
小池茂(小泉孝太郎)が、会議室で犯人とオンラインゲーム、チャットで会話するあたり、ここは緊張もあり、ネットというリアルなモノを感じました。
犯人の圭一は、ネットカフェでPCを2台使用、1台は警察とのチャット。1台は匿名掲示板で、自分たちが起こした事件の流れ、実況を見てるのも印象的。
真奈美もずっと、携帯でこの掲示板を見てるようでした。
真奈美を「真奈美様」と、呼び崇める白い服を着たファン(信者)が、湾岸署の前に集まり、真奈美の釈放を待ってる様子も怪しい雰囲気。
真奈美は羽田へ行き、そこから海外にいくことを指示するけれど、結果は行かず。
湾岸署で「パソコンを取りに来たとき、死にたかった。」と、青島にいうのだけど、青島は
「君を逮捕する。」と、静かに話しかけ、小泉今日子の妙な自信、怪しい教祖のような態度も印象に残ります。
この旧湾岸署に爆弾を仕掛け、死ぬと真奈美。
まわりには多くの真奈美の信者、警察関係・・そこで爆発が起こり・・・飛び散るガラス。この中・・青島は真奈美を背負い、出てくる。
うーん、あの爆発で無傷だったのか?と、ちょっと思う(笑)
突っ込みももちろん、あるけれど単純に楽しめる作品ですね〜。
警察の忙しさ、これは係長に昇進した青島でよくわかります。
あれだけ忙しいと、食事もろくに取れない・・休むヒマもないと思います。
要塞化してしまった新湾岸署はもう、鉄壁の扉で覆われてしまい・・警備会社もお手あげ状態。これを拘留中のハッカーに解除させるのも笑えました^_^;
やる気ないハッカーに
「これを解除すれば、一流企業の就職を約束する。」と、交渉する鳥飼誠一は、賢く要領も良い。
出世するタイプでしょうか。そして・・解除は複雑のようで〜
「これ、電源を切ればいいんじゃ?」と。
スリーアミーゴスのシーン、ここはもうお約束で笑いですね。例の音楽がスローで流れ、ドジな署長たちを描いてます。
やはり、この作品は楽しくもカッコイイ青島刑事、そしてスミレたちと捜査するテンポが楽しいです。
後半、真下が「子供が生まれました。」と、言ってたけど柏木雪乃(水野美紀)が出演してませんでした。ぜひ、登場させてほしかったですね。
室井と青島のシーン、これは記憶によると(曖昧)たぶん、事件が解決したあと!車に乗る室井に挨拶にいく青島・・・これだけだった気がします。
室井は広島から、この事件で呼び戻された感じかな。もう、「捜査はしない。政治をする」と、言葉だったような・・
10日に、観たんですけど台詞までは覚えてません^_^;
以上、勘違いもあるかも〜1度観ただけです。
名台詞としては青島の
「俺には部下はいない。仲間がいるだけだ。」です。
エンディングに流れる「ららら〜」と、歌も懐かしく最後まで楽しめました。
見終わるとスッキリ気分になれる映画ですね(^^ゞ