ルッカのあらすじ園

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「龍馬伝」30話 カステイラ あらすじと感想

面白かった〜内容が濃かったですね。西郷に長州と手を組むことを提案する龍馬でした。それまでの流れも納得です。カステイラが美味しそうでした(^^ゞ

 

龍馬伝NHK 大河ドラマ

坂本龍馬   福山雅治

岩崎弥太郎  香川照之

西郷隆盛   高橋克美

高杉晋作   伊勢谷友介

元      蒼井優

小松帯刀   滝藤賢一

 

 

30話 視聴率 17.9%

 

高杉晋作、最高にカッコイイ冒頭でした。

 

「長州はもう、幕府には従わん。我らは・・独立するんじゃ!!!」と、高杉晋作伊勢谷友介)。

これ、カリスマあるから・・ついていってしまいそう^^;

 

幕府の長州責めに加わる藩は「みんな敵です。」と、高杉の考えを聞く龍馬。

 

2年前、上海に行った高杉は

「清国人がイギリス人に・・牛や馬のように使われている。」と、国による侵略の恐怖を実感していた。

だからこそ、「独立する」と。

 

井上たちはイギリスに留学してたので・・・ヨーロッパの学問、西洋文明の脅威を強く感じていた。

「愚かなのは・・戦おうともせず、異国にこびを売って生き残ろうとする幕府と、何も考えずにそれに従う連中。」と、高杉の意見を聞いて驚く龍馬。

 

でも、異国の脅威を知ったのなら、よけいに「日本人同士、争ってる場合じゃない」と、感じなかったのかなあ。

 

これだけの知識、信念を持ってる長州とは思わなかった龍馬だったんでしょう。

これを聞いて考えが変わる。

この長州を滅ぼそうとする幕府・・だけど、長州に勝てる見込みはないと、池内蔵田。

 

踏み絵をこの時、してたんですね・・マリア様を踏む芸子の元(蒼井優)・・だけどキリシタンだった。

奉行所のスパイのようなことをしてたけど、お金が目的のようす・・どう、龍馬と関わるのか。

 

商人たちの麻雀を、初めて見る龍馬は、商人の小曽根乾堂(本田博太郎)に、カステイラを作るお金を貸して欲しいと頼むが・・良い顔をしない。

 

「薩摩に帰るのでは?これを西郷さんは知ってますか?」って。

ここにいた商人の大浦慶(余貴美子)が、龍馬に何かを感じて・・「先物買い」と、お金を貸してくれる。

 

この会話をそっと、聞いていたのがお元。

「世の中のしくみを変えたい。」とは?って、龍馬に聞くのだけど龍馬は

「みんなが笑顔でいられるように・・」と、答えたのは、お元が自分たちの話を聞いてたことに警戒して、言ったのだと思います。

きっと、「お元は・・?」と、感じた龍馬かな。

 

小松帯刀滝藤賢一)は、薩摩は長州と戦うべきと、武器を外国人から購入しようとするけど、「利益」がとれない商売はしないと言われてしまう。

 

薩摩には砂糖があるけど、値下がりすると読まれている。

「損をする取引はしない」と、外国人。

これで・・西郷も焦りを感じてるはずです。でも、西郷は戦うのをためらってますね。

 

弥太郎は、材木の商売が大成功、大きな家に引っ越し、新・岩崎家となる。

「家族水入らず・・」と、弥太郎だけど、当然・・弟、母、父も一緒な弥太郎(笑)

もっと、稼ぐんでしょう。

 

カステイラを作る長次郎たちも面白かった♪

あんなに簡単に出来るものなんですね〜でも、味が良くなかったようで・・作り直す長次郎たちでした。

このカステイラを作り、売って商売をしようと計画です。

 

作るとき

「卵を入れて・・混ぜて・・」と、「粉を入れて混ぜて・・」

「かき混ぜてばっかりじゃあーー」と、(笑)

 

そして完成したのを食べた龍馬の一言。

 

「これは・・いかんぜよ。」に爆笑(笑)

味が良くなかったんですね〜

 

でももちろん、基本は「日本を異国の侵略から守る」と、わかってるけど今は、カステイラを作ることに夢中な感じが可笑しかった。

 

龍馬の頭の中はそれよりも、商人たちの厳しさ。たとえ、嫌な相手でも、儲けるためには「手を組む」ことが必要と、思い始めてますね。

 

朝敵である長州と薩摩が手を組めば・・幕府に対抗できる!勝てる!と、感じたのがすごいです。

誰もそんなこと、考えつかないと思うから。

 

商人の麻雀シーンは、龍馬にそのヒントを与えるためのものなんですね。

「敵でも手を組めば利益に繋がる、強くなれる。」と、ここで閃く龍馬はやはり、柔軟性ある考えの人だと思います。

 

そして最後の西郷に

「長州はどこよりも、底力がある。今の幕府は藩の支えがなくては、戦もできない。薩摩がどっちにつくかで!勝負の行方は変わるのじゃ・・

長州と薩摩が・・犬猿の仲とはわしも知ってる。けんど今は、そういうことを言う場合じゃない。長崎の商人は、儲けを生むためには、誰とでも手を組むしたたかさを持ってる。

 

西郷さん、わしら侍もつまらん意地を捨てて・・・長崎の商人を見習うべきじゃないのか?薩摩が助かる道は・・・それしかないがです・・」

 

「うにゃーーそりはありえん。」

 

「西郷さん、わしが説得しますき。西郷さん・・一言・・うんと言ってつかあさい。頼みますき。」と、西郷に土下座で頼む龍馬。

 

あの顔、西郷も追い詰められてるし・・

この龍馬の話を聞いている商人の小曽根乾堂、この人も龍馬の考えを聞いて、手助けをしてくれそうです。

(土佐弁、難しいです)

 

福山龍馬、カッコイイ〜早く続きが見たい〜(*^^)v