キリシタンのお元と話をするシーン、ドキドキでした。難しく大きな商談を成功させる。交渉人な龍馬は本当に賢い人ですね。
柔軟な考えだから、グラバーに対しても啖呵を切れたのでしょう。
西郷隆盛 高橋克美
元 蒼井優
33話 「亀山社中の大仕事」 視聴率 13.7%
西郷は覚悟をきめて・・長州のために
「わかりもした。軍艦と銃を用意しもす。長州のために・・」と。
これを龍馬の亀山社中が運ぶので、成功したら
「薩摩と手を組んでつかあさい。」と、手紙を読む桂小五郎、高杉晋作。
「金を用意してください。」と、桂も覚悟をきめる。
やっと、龍馬の願いである薩摩と長州が手を組むことに・・それにはまず、交渉をしなければならない。
船と銃を用意してくれる商人と、話をつけねば。
長州の欲しい船と武器、これを薩摩名義で購入しようと提案した龍馬(福山雅治)。
龍馬の心にやっと、桂小五郎(谷原章介)と、高杉晋作(伊勢谷友介)たちは、取引に応じるんです。
喜ぶ高杉がまた、ステキでした♪
あの着物の着方、あれは本当にあの時代の高杉はあんな風に着てたのかしら。
長州の求める船と銃、これを買いたいと、トーマス・グラバーに話をもっていくも、「お金の出所」を、ハッキリいわないのでアッサリと断られてしまう。
まあ、薩摩名義で買うと龍馬たちであり、薩摩の人間がいなかったので、怪しむ商人ですね。
事情を隠したい龍馬たちだったから、長次郎と行ってたし、信頼されない龍馬でした。
西郷は、武器を購入するのに薩摩の人間が誰も参加していない・・だから、苦労している龍馬と知っていた。
でも、それよりもとにかく「長州と薩摩が手を組む」と、この事実を幕府に知られたら終わり・・と、警戒で動けない。
龍馬は、他の商人に頼むも、これも難しくて不可能。
そんな時、龍馬は「すべてを隠して物事を運ぶ」難しさを、キリシタンと隠れて生きる芸子の元をいう。
ここ、なぜ龍馬はお元がキリシタンとわかったのだろう。どこか、見落とした部分あるのかな。
まだ、この時は知らないはずの龍馬なんだけど。
その後、グラバーに会いに行き、そこでキリストの像をみつけてそっと、お祈りするお元を目撃。
これで確実に、「芸子の元はキリシタン」と、わかった龍馬です。
当時、異国の神様を信じることは「血を吸う」とか〜妙な噂もあり、これを禁止していたから、隠れて集まるキリシタンって本当に大変だったと思う。
見つかれば、重罪とのこと。だから、これを隠してほしいお元。
ところで、龍馬はお元のことを
「やっぱり・・お前はやそじゃったか・・」っていったんです。
「やそ」とは意味的には「キリシタン」と、同じだと思うけど初めて聞きました^_^;
キリシタンと、バラされたら終わり・・と、怯えるお元は取引を提案。
長州の武器を買う交渉を、見られそうだったから。
龍馬が、襖の外で待機してたので見られない、聞かれないけれど、「長州の人が来てる」と、お元にはわかってしまった。
龍馬もこれを隠したい。
「いかんのぅ・・侍をみくびってはいかんぜよ。おまんがその・・戸から出るまえに・・わしの刀がおまんに・・届いてしまうきのう。
心配すな。おまんのことは誰ちゃいわんき。」
と、お元を脅すような・・龍馬だったけど、刀をあげるはずもなくて。
ただ、この龍馬が格好良くて(笑)
あと、お元がキリストの像を見て祈ってるとき、その姿をみつめる龍馬!
これ、最強でした*・゜゚・*:.。.(*´ω`).。.:*・゜゚・*:
もう、福山龍馬にはまってま〜す。
断られたグラバーともう一度、話をする。
「商売いうものは、風向きをよむものじゃ。風向きによっては金の流れも変わってしまう。」と。
龍馬は
「日本がこれからどう、変わるのか・・考えれば大もうけ出来る!」と。
この話に参加する女商人のおけい。
「薩摩が買おうとしている軍艦と銃、金の出所は長州ぜよ。」と、事情を説明する龍馬。
薩摩名義で買おうと
「徳川幕府はもうすぐ終わる。薩摩と長州が手を組んで、幕府にとって変わる。」と、言葉に驚くおけい、グラバーたち。
「日本を守るにはこれしかない。」と、龍馬の言葉の意味が、理解できないグラバー。
仕組みを変える・・これを守る・・と、理解出来ないかなあ。
外国人だから、幕府がどうであろうと〜関係ない、ただ、儲ければいいっていう外国人だったのでしょうね。
「グラバーさんにとっては、どうでもいいことじゃき。それでかまわんですき。
わしゃ、今グラバーさんに金儲けの話を持ちかけてるんじゃ・・」と、龍馬。
最初、断られたので考えを変え、「儲ける」と、ここを強調して話を進めるの。
「長州はいくら、用意できるというの?」と、おけいに龍馬は
「15万両・・」と、おけいに告げる。
これを聞いたグラバーは驚がくする。
桂小五郎の書いた証書をみせ、これを事実とすべて話す。
「この話に乗るか、乗らんかは・・グラバーさん次第じゃ。」と、龍馬。
「うちがうけるばい!坂本さん。」と、証書をひったくるおけい(笑)
「ひとつだけ、質問があります。」と、グラバーに
「あなたの取り分は?」
「一銭も・・いらんがじゃ。」と、龍馬に驚く。
「日本を守りたいだけじゃ。私心あっては志とはいわんきにのう。」
「私心?」
「自分のことは・・どうでもいいってことぜよ。」
商人であるグラバーには、マージンを取らない龍馬に驚いたんです。そして
「軍艦と銃を用意しましょう。こんないい儲け話を断るわけにはいかない。」と、引き受けるグラバーでした。
交渉には、元・まんじゅう屋の長次郎(大泉洋)、沢村惣之丞(要潤)が行く。
龍馬は
「難しいことはわからない。これは亀山社中の大仕事だから、みんなで始めよう。」と、言葉に感激でした。
確かに交渉は、商人の方が上手いだろうけど、「みんなでやろう」と、龍馬の大きな心を感じますね。
ここもウルウルのシーンでした。みんなもこれで大喜び。
交渉には、長州からも2人参加、船の写真をみるも、長次郎は
「これは古い。20年も前のタイプ。」と、指摘。
最新のスクリューのを見せてもらい、それでも値段が高いのを
「じゃあ、それではボイラーを交換してもらおう。」と、条件をいって。
これ、さすが商人だけあり、交渉がうまかったんです。
それを認めたグラバーですね。
長次郎がいなければ、古い船を売り付けられてたかも。船に詳しい長次郎の知識、これは海軍艘練所での体験が役にたってました。
これだけの儲け話、それでもお金を受け取らないと龍馬はすごいです。
ただ・・(>_<;)
予告では大変なことに!
グラバーが商談を成立させた長次郎に、マージンを差し出すようです。そしてどうも、それを受け取ってしまったような・・
「おめでたかお方」
これは、芸子のお元にいわれた言葉。
龍馬の「日本をかえよう。みんなが笑える国にしよう」と、言葉に対してです。
元はやはり、芸子として親に売られた身、自分の苦しい、悲しい思いが強くて。
芸子を早くやめたいと、奉行所の隠密となり、お金を得ていた。
これは「お金をためて、芸子をやめたい」って気持ちだったんです。でも、ただそれだけじゃなくて
「この国を出たい」と、言葉にはびっくり。
きっと、隠れてキリストを信じるのもいやだったんでしょうね。
堂々と、自分の信じる神、宗教の自由な国が羨ましかったんじゃないかな。
キリストを信じる、異国の神を信じる理由を龍馬が聞くと
「この世の苦しいことは神様が与えた試練であり、これを乗り越えれば天国にいける」と、お元でした。
元が祈る姿をみた龍馬は、約束します。
キリシタンであることを誰にも言わないと。
これに対して元は、
「取引です。秘密を守ってくれれば、今日の怪しい密談(交渉)を黙っています。」と、元としては「取引」だったんです。
でも、龍馬を知ればそんなことをしなくても、人にいうような人物じゃない・・と、わかるでしょうね。
それはいつなのかしらーー
龍馬とお元って親しいとあったので・・今後の展開でそうなるのかなあ。
長次郎は妻に手紙を書いてたんですけど、これは本当に家族想いで優しい夫でした。
留学をしたい、その時は家族で・・と、長次郎。
「グラバーさんが・・引き受けてくれたがじゃ!」って、亀山社中のみんなに言うシーン、これも感激でしたね〜興奮が伝わってくるようでした。
交渉も成立、これでグラバーと握手する長次郎だったけど、まさか・・予告のようなことになるとは。ちょっと、ネタバレしすぎな気も。
そして喜ぶ長州の中、桂小五郎の曇った表情が気になりました。
やはりまだ、西郷を信じられないのでしょう。
龍馬の成長、素晴らしいです。グラバーにすべてを話して「金儲け」と、断言するあたり。
グラバーにすれば、日本の将来などどうでもいいこと。
ただ、商人としてお金儲けに来てるのだから、そこを突いた龍馬の考えがさすが!と、思いました。
本当に見れば見るほど、龍馬って魅力的です。
これが、福山さんとかぶって「福山龍馬」に夢中・・・
HYE!×3に出演してたましゃを見てドキドキです(´∀`*)ウフフ