ルッカのあらすじ園

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「龍馬伝」44回「雨の逃亡者」あらすじと感想

本当に誰にでも優しい龍馬です。あの広く柔軟な心だったから、みんなに愛されたのでしょうね。そして何よりも、高い志の人です。

 

NHK 大河ドラマ Ryoma-Den

坂本龍馬   福山雅治

岩崎弥太郎  香川照之

西郷隆盛   高橋克美

元      蒼井優

お龍    真木よう子

 

 

16.2%

 

後藤象二郎は土佐の大殿・山内容堂大政奉還論を説明するも、容堂は

「薩摩は戦をする気!」と、最初から読んでいたと拒否。

 

薩摩は土佐と手を組んだけれど、大政奉還なんてあり得ない!と、薩摩が戦をする気だったと、理解してた容堂はやはり、すごい人物だな〜と、思います。

幕府に向かって攻撃するなんてこともない!と、いいはる容堂です。

 

イギリス軍艦イカルス号の水夫が2人、白ばかまの武士に殺される事件が起きる。

怒るイギリスは、長崎奉行・朝比奈に犯人を捕らえなければ、土佐を攻撃するとう。

 

これを良いチャンスと、朝比奈は「坂本龍馬のいる海援隊が犯人!」と、龍馬を犯人として捕らえようと動く。

逃げる龍馬。

 

もちろん、海援隊が人を殺すはずもないので、否定するも話も、聞いてくれない朝比奈。

弥太郎は探した結果、犯人は福岡藩の武士であり、自害したという。その証拠の手紙を朝比奈に見せるが・・中を見ないで破いてしまう朝比奈。

 

これで弥太郎は、「犯人は誰でもいいのだ。龍馬を捕まえるつもり」と、わかります。

 

イギリスの水夫が殺されたとき偶然、見てしまった芸子のお元。

朝比奈に呼ばれ、質問をされ

「顔をみたのか?」

「いいえ、見てません。」

「あれは坂本龍馬だろう?」

「いいえ、違います」

「顔をみてないのになぜ、わかる?いつからアイツと?」と、怒る朝比奈。

 

龍馬を犯人じゃないと、いうお元にも怒ったのでしょう。

お元は龍馬を庇ってる?隠してる?と、思われてしまいます。

 

そして、お元の部屋を荒らされ、中にあったキリシタンの証拠でもある、十字架が見られてしまい・・

「お元はキリシタンだった!」と、バレてしまいます。

逃げるお元。

 

雨の夜、弥太郎はお元のことを聞いた龍馬と出会い

「お前がいつもわしの邪魔をする。お前がいなくなれば・・消えてくれ。お元もわしも、お前のせいでこうなった。」と、弥太郎に何も言い返さない龍馬。

 

弥太郎は、長崎奉行・朝比奈から「土佐商会が、長崎で商売できないようにしてやる」みたいに言われてしまうんです。

イギリスの水夫を殺したことで、イギリスから責められたから。

 

お元も、龍馬のことを聞かれてしまい・・部屋を荒らされる結果となったから。

確かにそうかもしれない。

龍馬のまわりにいる人たちは、危険な目にあうこともあるだろうけど、それよりも幸せに進む人の方が多いと思います。

 

逃げるお元を浜辺で見つける龍馬。

もう、泣いて泣いてマリア様の十字架を抱きしめるお元。

「みんなが笑って暮らせるような日本はどこにあるの?」と、お元に心痛める龍馬。

 

自ら、イギリス公使の所へ行く龍馬は、自分たちは日本を変えないとダメだと。

日本は変わらないといけないと、自分たちの思いを熱く語り、納得してくれるイギリス公使。

 

龍馬を「使えるやつ!」とも、思ったようです。

それに何よりも、薩長を結びつけた人物なので信じてくれたのでしょう。

これで、イギリス公使は長崎奉行に水夫殺人事件のことは、穏便にするといったもよう。

 

弥太郎にも、長崎で商売することを認めたから。

ただ、この時の弥太郎はもう、龍馬に対して怒りしかないようにみえました。

自分の邪魔をする!と、自分のことしか考えていない弥太郎にみえてしまう。

 

そそ、龍馬は弥太郎に土佐ももしかすると・・戦をしたくないけれど、大政奉還がダメになった場合は戦になるから。

土佐にも武器を!と、銃を用意させてました。

 

キリシタンであったことがバレたら、島流しとか、強制労働とかのようです。

お元はもう、長崎にはいられないし・・どうなる?と、思ったら。やっぱり、龍馬が助けてくれました。

イギリス公使に頼んだのです。

お元を「自由な国。隠れなくてもいい国」へ、行かせた龍馬でした。

きっと、イギリス公使に頼んだので、お元をイギリスに逃がしてくれたのでしょう。

 

「日本が笑って暮らせる国になったら、戻って来ます。」と、龍馬と約束するお元。

「その時はのぅ、お前が堂々と・・マリア様を拝める国にしちゃるき。わしが・・わしが・・みんなが笑って暮らせる国にするき。」と、龍馬。

 

ここはもう、泣けて泣けて(/_;)

本当に可哀想なお元だったから、これで自由になれるって。芸子も嫌で嫌で仕方なくやっていたお元。

助けを求めたのが、たまたま「異国の神様」だったと龍馬でした。

 

「この時・・龍馬の死は・・あと三月に迫っちゃちゃったがじゃ・・」

(弥太郎語り)