本当に誰にでも優しい龍馬です。あの広く柔軟な心だったから、みんなに愛されたのでしょうね。そして何よりも、高い志の人です。
西郷隆盛 高橋克美
元 蒼井優
お龍 真木よう子
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後藤象二郎は土佐の大殿・山内容堂に大政奉還論を説明するも、容堂は
「薩摩は戦をする気!」と、最初から読んでいたと拒否。
薩摩は土佐と手を組んだけれど、大政奉還なんてあり得ない!と、薩摩が戦をする気だったと、理解してた容堂はやはり、すごい人物だな〜と、思います。
幕府に向かって攻撃するなんてこともない!と、いいはる容堂です。
イギリス軍艦イカルス号の水夫が2人、白ばかまの武士に殺される事件が起きる。
怒るイギリスは、長崎奉行・朝比奈に犯人を捕らえなければ、土佐を攻撃するとう。
これを良いチャンスと、朝比奈は「坂本龍馬のいる海援隊が犯人!」と、龍馬を犯人として捕らえようと動く。
逃げる龍馬。
もちろん、海援隊が人を殺すはずもないので、否定するも話も、聞いてくれない朝比奈。
弥太郎は探した結果、犯人は福岡藩の武士であり、自害したという。その証拠の手紙を朝比奈に見せるが・・中を見ないで破いてしまう朝比奈。
これで弥太郎は、「犯人は誰でもいいのだ。龍馬を捕まえるつもり」と、わかります。
イギリスの水夫が殺されたとき偶然、見てしまった芸子のお元。
朝比奈に呼ばれ、質問をされ
「顔をみたのか?」
「いいえ、見てません。」
「あれは坂本龍馬だろう?」
「いいえ、違います」
「顔をみてないのになぜ、わかる?いつからアイツと?」と、怒る朝比奈。
龍馬を犯人じゃないと、いうお元にも怒ったのでしょう。
お元は龍馬を庇ってる?隠してる?と、思われてしまいます。
そして、お元の部屋を荒らされ、中にあったキリシタンの証拠でもある、十字架が見られてしまい・・
「お元はキリシタンだった!」と、バレてしまいます。
逃げるお元。
雨の夜、弥太郎はお元のことを聞いた龍馬と出会い
「お前がいつもわしの邪魔をする。お前がいなくなれば・・消えてくれ。お元もわしも、お前のせいでこうなった。」と、弥太郎に何も言い返さない龍馬。
弥太郎は、長崎奉行・朝比奈から「土佐商会が、長崎で商売できないようにしてやる」みたいに言われてしまうんです。
イギリスの水夫を殺したことで、イギリスから責められたから。
お元も、龍馬のことを聞かれてしまい・・部屋を荒らされる結果となったから。
確かにそうかもしれない。
龍馬のまわりにいる人たちは、危険な目にあうこともあるだろうけど、それよりも幸せに進む人の方が多いと思います。
逃げるお元を浜辺で見つける龍馬。
もう、泣いて泣いてマリア様の十字架を抱きしめるお元。
「みんなが笑って暮らせるような日本はどこにあるの?」と、お元に心痛める龍馬。
自ら、イギリス公使の所へ行く龍馬は、自分たちは日本を変えないとダメだと。
日本は変わらないといけないと、自分たちの思いを熱く語り、納得してくれるイギリス公使。
龍馬を「使えるやつ!」とも、思ったようです。
それに何よりも、薩長を結びつけた人物なので信じてくれたのでしょう。
これで、イギリス公使は長崎奉行に水夫殺人事件のことは、穏便にするといったもよう。
弥太郎にも、長崎で商売することを認めたから。
ただ、この時の弥太郎はもう、龍馬に対して怒りしかないようにみえました。
自分の邪魔をする!と、自分のことしか考えていない弥太郎にみえてしまう。
そそ、龍馬は弥太郎に土佐ももしかすると・・戦をしたくないけれど、大政奉還がダメになった場合は戦になるから。
土佐にも武器を!と、銃を用意させてました。
キリシタンであったことがバレたら、島流しとか、強制労働とかのようです。
お元はもう、長崎にはいられないし・・どうなる?と、思ったら。やっぱり、龍馬が助けてくれました。
イギリス公使に頼んだのです。
お元を「自由な国。隠れなくてもいい国」へ、行かせた龍馬でした。
きっと、イギリス公使に頼んだので、お元をイギリスに逃がしてくれたのでしょう。
「日本が笑って暮らせる国になったら、戻って来ます。」と、龍馬と約束するお元。
「その時はのぅ、お前が堂々と・・マリア様を拝める国にしちゃるき。わしが・・わしが・・みんなが笑って暮らせる国にするき。」と、龍馬。
ここはもう、泣けて泣けて(/_;)
本当に可哀想なお元だったから、これで自由になれるって。芸子も嫌で嫌で仕方なくやっていたお元。
助けを求めたのが、たまたま「異国の神様」だったと龍馬でした。
「この時・・龍馬の死は・・あと三月に迫っちゃちゃったがじゃ・・」
(弥太郎語り)