これが龍馬夫婦の最後の時間だったのですね。暗殺まで残り二月・・あの容堂公をどう、説得するのか。乙から手紙をもらうお龍は認められ嬉しそうでした。
「龍馬伝」NHK 大河ドラマ Ryoma-Den Reviews
西郷隆盛 高橋克美
お龍 真木よう子
45回 視聴率 15.3%
土佐の坂本家に龍馬から、手紙が来る。
今、自分は大きな仕事をしていること、嫁をもらったと報告に驚く坂本家。
「ピストルが上手い女・龍」と、知り兄はぶつぶつ・・
「それなりの家の出身でないと・・」と、長男・権平に対して
「日本を変えようと、努力してる龍馬さんの嫁になる人はえらい!」と、思い直す長男・権平(杉本哲太)
弥太郎から、最新式の銃を手に入れる龍馬は、土佐へ運ぶ前に長州と薩摩に、この銃を見せて、
「幕府を動かすには大政奉還しかない!」と、幕府を脅す材料にするという。
だけど、薩摩、長州の考えはまったく変わらず。
「武力で幕府を倒す!幕府が力を取り戻したらまた、邪魔になる」と、意味で倒すと意志を変えない。
龍馬の説得も聞かず、薩摩の大久保をはじめ〜西郷も龍馬の意見を無視する。
もう、龍馬の大政奉還は無理なんじゃ・・と、思うほどに反対してる薩摩、長州です。これを動かす・・と、龍馬の力は本当にすごいです。
弥太郎は銃を仕入れた分は、「手切れ金じゃ」と、もう、龍馬に関わらないと言い出す。
「お前は疫病神じゃ!消えてくれ!」と、弥太郎の言葉を思い出す龍馬。
そんな弥太郎は、土佐商会・主任を下ろされ、自分で会社を作り、儲けるといいだす。
土佐に戻る龍馬は、久しぶりに妻のお龍と再会。大喜びのお龍。
だが、翌日には土佐に向かうので・・1日しかいられないと龍馬。
「やっと、一緒に土佐へ連れてってくれる。」と、喜ぶお龍に
「今、険しい道を進んでるので女を連れていくわけにはいかない。次、土佐の家につれて行く。それまで待って欲しい。」と、龍馬。
大ショックのお龍。
龍馬が来たので喜ぶ人が多く、長州の奇兵隊の人々が集まり・・龍馬と二人だけで過ごしたいお龍は辛い。
けれど、ここは妻として耐えるお龍でした。その夜、庭で大宴会となり〜その後、芸子のいる店へいってしまう龍馬を送りだすお龍。
でも、龍馬はちゃんと、「すぐに帰ってくる。風呂に一緒に入ろう。」と、言葉に一晩中、待ってるお龍。
しかし、龍馬は朝帰り・・ひたすらお龍に謝罪する龍馬。
そこへ三吉が、海が荒れてるので船が出せず、龍馬はもう1日、いると言われ喜ぶお龍。
子供たちと海へ出かけ、「子供を作ろうか・・」と、龍馬に「名前はわたしたちの”龍”と、文字をいれてほしい。」と、お龍。
土佐の後藤の家に向かう龍馬は、大殿・容堂は幕府を倒す気もなく、大政奉還の考えもないと知り、容堂に会わせて欲しいと言い出す。
「おまん、やる気か?」と、後藤にうなづく龍馬。
これで容堂に会い、大政奉還の道を説得する龍馬でしょうね。
木戸らには、容堂が大政奉還の考えがないことを知られ、どんなに龍馬がそれをいっても
「大殿・容堂にはその気はない!」と、指摘されてしまう龍馬でした。
だからここはまず、容堂を説得して、最新の銃で幕府を脅す・・と、方向でしょうか。
その前に薩摩、長州と土佐、これをひとつにまとめたい!と、龍馬の考えです。
バラバラでは、幕府に対抗出来ないことはよく理解してるから。
薩摩の大久保利通(及川光博)は、龍馬がすごく邪魔なような顔をしてるのが気になります。あの西郷でさえ、味方じゃないような気も。
「龍馬さんには味方はいないのですか?三吉さんは味方ですよね?」と、三吉に聞くお龍。
「龍馬さんは大好きです。しかし・・その前に私は長州の人間です。お龍さんは龍馬さんを支えてあげてください。」と、言葉で賢いお龍は気がついたでしょう。
「龍馬は孤独」と。
仲間は沢山いるけれど、敵が多い。そして藩の関係から、龍馬を支える心預けられる存在は少ないと、感じたと思います。
だからこそ、「私が・・」と、思うお龍でしょうね。
妻のお龍を抱きしめ「ありがとう」と、いう龍馬は寂しそうな気もしました。
土佐に向かう龍馬を送り出すお龍。
ふり返る龍馬は
「待っちょろよ。すんぐに戻ってくるき。」と、笑顔。
「龍馬とお龍の・・最後の別れじゃった・・」(弥太郎語り)
「龍馬暗殺まで・・あと・・二月・・」
(弥太郎語り)