ルッカのあらすじ園

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「龍馬伝」最終回 「龍の魂」あらすじと感想

ネタバレです。終わってしまった・・と、放心状態です。とにかく記録として残したい。龍馬を殺害した市川亀治郎さんの目つき、怖かった。1年間、本当に夢中になれたドラマです。福山龍馬!最高です。観て良かった。

 

龍馬伝NHK 大河ドラマ Ryoma-Den Reviews

坂本龍馬   福山雅治

岩崎弥太郎  香川照之

西郷隆盛   高橋克美

中岡慎太郎  上川隆也

龍     真木よう子

今井信郎  市川亀治郎

 

最終回 (48回)視聴率 21.3%

 

武市のかけ声、皆が浜辺で練習をする。

若々しい以蔵の姿も・・そこへ来る龍馬に喜ぶ仲間たち。

「ありがとうございます。武市さん。」と、龍馬。

「もうすぐじゃ・・もうすぐじゃ・・」と、武市に感謝する龍馬。

 

え?これは?饅頭屋の長次郎の姿も。・・と、夢でした。おたずねモノの龍馬はここに隠れていたんですね。良い夢をみたのに・・

 

京都・近江屋

「龍馬さん、起きてください」と、起こされる龍馬。

 

日本の陸蒸気の絵を見せる。これが出来れば、人と蒸気とどっちが早いか・・と、競い合うと龍馬。

「それを真剣に考えてたら・・いつの間にか、寝ちょった。」と、龍馬。

 

文を各藩に送って欲しいと頼む。新政府鋼領八策。

この文の中、大事な「○○○を盟主とし」と、部分を誰なのか?と、龍馬に聞くが・・自分もわからないと龍馬。

 

これを読み、各藩、人々は色々と想像する。

 

「これからは上も下もない、みんなが自由に生きられる世界になる。」と、龍馬だけどまだ、人々はその意味すらまだ、理解していない。

龍馬は京都にいながら、帝を中心とした新しい政府の形が、整うのを見届けようとしていた。

 

弥太郎は龍馬を探し、土佐藩邸に向かうが・・「大殿さまをそそのかした!」と、言われてしまう。

 

土佐藩ではそんな風にいわれてたんですね。怒ってる様子です。

 

その頃、龍馬は越前の松平春嶽の家に向かう。

 

旧幕府の者たちは、大政奉還を将軍に迫った土佐藩、幕府に従おうとしない薩摩藩長州藩への怒りを煮えたぎらせていた。

これで町を苛つきながら歩く新撰組

 

越前城

松平春嶽に新政府鋼領八策を見せる。

これを、薩摩、長州、容堂公に送ったと龍馬。

これをすれば、「皆が同じ方向をみて、新しい国について話し合うことが出来る。」と、龍馬。

○○○とは、みんなの先頭にたって帝の元で、政を取り仕切る人の名前が入ると龍馬。

 

「誰じゃ・・?」と、松平春嶽

「それは・・わたくしにも・・わからんがです・・」と、龍馬。

 

その前に、米や塩の値段を下げるべきという。早く新しい政府を作り、皆の生活を安定させたいと。

そんな龍馬を笑い、呆れる松平春嶽は、自分の座っていた上座に龍馬を座らせる。

 

座る龍馬に

「どうじゃ?景色は違って見えるだろう?」と、聞く。

「わしは元々、土佐の下士じゃき。お殿さまの席は居心地が悪い。」と、龍馬。

 

「高い所に座ると皆、気持ち良くなっておりたくなくなるもんじゃ。」

慶喜公は・・下りて下さいました。」と、龍馬。

 

これからは身分の上下はなくなると龍馬に、そう簡単には変わらないと、松平春嶽

新政府鋼領八策を読んだ者はみな、疑心暗鬼になってると。

 

○○の部分に自分が入りたいと、者が出てくるかも?と、言葉に

「それでいいがです。ここに誰が入るかをみんな、真剣に考えるはずです。」

「お前はそれを承知でみなを煽ったのか?」と、松平春嶽

日本人はもう、「みんなが」前をむくべきと龍馬。

 

この○○に「誰が入る?」と、考える人々たち。

 

「この○○に誰を入れるつもりなのか?坂本は?」と、西郷に驚く中岡は幕府の人間なら今までと何も、変わらないと怒る。大久保は、徳川を滅ぼす必要があるといいだす。

 

政権を返上した徳川だが、未だに土地も大きく日本1の大名と大久保。

 

龍馬はだから、新しい政府を作ろうとしている!と、中岡に

「お前は龍馬にいいように使われてる」と、大久保。

 

中岡は必死に龍馬を信じようとしているけど、「○○○に誰が入る?幕府なのか?」と、疑う薩摩ですね。

 

近江屋

弥太郎が来る。

後藤が土佐に戻り、土佐藩邸にはいれなくなったと龍馬。

薩摩藩邸に頼るわけにもいかない。

 

弥太郎が来たのは・・

「おまんと会うがはこれが最後じゃき。」と、弥太郎は、銃を9000丁を売り、弥太郎は5245両を儲けたと。

土佐商会とは関係なく、弥太郎が儲けた。

 

喜ぶ龍馬に弥太郎は

「あの金はいらんがじゃ」と、戦が起こると思い9000丁を仕入れた。大政奉還はあり得ないと思い、買い占めた弥太郎は

「けんど・・もしかすると・・おまんはやってしまうかも?おまんを信じてしまった。」と、信じてしまった。弱気になったと、悔しいという。

 

「おまんに儲けさせてもらった金はいらない」と、言い出す弥太郎。

「待ちな!おまんはそんなにわしの事が嫌いか?」と、龍馬。

「ああ、大嫌いじゃ。この世の誰よりものう。」

「・・そうかえ・・けんど、わしは1度もおまんのことを嫌っていない。死ぬまで・・友達だと・・」

龍馬のそういう部分がイヤと弥太郎。

 

「おまんは・・自分の思うまんまに生きて・・それがどういうわけか、ことごとくうまくいって・・おまんとおったら、わしは自分がなんちゃ・・できん。こんまい・・つまらん人間に思えたがぜよ・・」と、いう。

 

「けんど、龍馬・・人がみんな、新しい世の中を望んでると思ってるわけではない。」という。

口ではどうでも言えるけれど、いざ扉が開けばどうなるか・・妬み、恐れ、保身、戸惑いで怯えるという。

 

「そのうち、怒りの矛先はおまんに向くぞ。わしにはわかる。まぶしすぎる光は・・無性に腹が立つゆうことを知ってるきのう。」と、弥太郎。

 

目を閉じ、無言で聞いてる龍馬は

「おまんのいう通りかもしれん。わしは・・わしは・・気づかんうちに人を傷つけ、人に恨みをこうちゅうかもしれん。

世の人は・・われは何ともいはばいへ・・ わがなすことは我のみぞ知る。」という。

 

自分に出来ることをしたという。

弥太郎にも「好きに生きればいい」と。お金を渡し、

「わしのことは相手にせんでいい」と、このお金で世の中と繋がる弥太郎のことをいう。

 

これで日本1の会社を作り、日本人を幸せにしてほしいと、それは自分には出来ないと、

岩崎弥太郎にしかできない」と、龍馬は自分にもやるべきことがあったように、弥太郎にもやるべき事が「必ずある!」と、龍馬。

 

「たっしゃでのぅ・・弥太郎・・」と、龍馬は頭を下げる。

 

このお金を持ち、その後は記憶にないと弥太郎。

 

これが生きてる龍馬との最後だったんですね(涙)

 

三味線を弾くお龍。

龍馬からの手紙を思い出す。

「わしは今、自分の役目の最後の仕上げに入ってる・・」と、龍馬。

 

これが終われば、自分の出番は無いと書く。これが終われば、土佐に帰り、皆とイギリスに行くという。

海援隊にイギリスの辞書を作る指示を出していた。

 

生まれてきた子供たちが「この国に生まれてきて良かった・・」と、思える国を作りたいと龍馬。

 

はい、今そう感じています。龍馬さん。

日本に生まれてきて本当に良かったです。こうしてドラマで、貴方の思い、志を今頃だけど知り、もっと日本を知りたいと思ってます(涙)

 

 

「おまんに簡単なえげれす語を教える」と、手紙の龍馬。

「あいはわし。らぶは好き。ゆーはおまん・・」と、龍馬の手紙を読むお龍。

 

「あい、らぶ、ゆーじゃ。お龍・・わしはおまんが・・好きじゃ。」と、つぶやく龍馬。

これが一番、自分たちには大事な言葉・・と。

 

薩摩藩

中岡は西郷に今、龍馬は新しい政府を作るため、動いてると説明。

今、戦で幕府を倒す必要はないと。

 

長州も「徳川を抑えるには戦しかない!」と、いわれる木戸は

「本当のところ・・坂本くんはどう、思ってるんだろう・・」と、木戸。

 

うーん、ここは坂本を信じようといわれる木戸ですが、本人はそんな気がなさそうです。

 

「もし、坂本くんが・・あの○○○に徳川慶喜を入れるつもりなら・・」と、西郷を否定する中岡は

「もし、そうならあいつをその場で斬る」と、確認をするという。

西郷は、慶喜大政奉還で「助けた」と。

 

そんなはずはない!と、信じてる中岡だけど・・まさか?と、思いもあるのかも。

龍馬に居場所を知らせて欲しいと文を書く。

西郷は、中岡の真剣な顔で納得のようでした。

 

中岡は、新撰組に声をかけられ「俺がやる!手を出すな!」と、近藤勇

激しい戦いが続く・・

「この刀が何の役にも立たない世の中が今、ここに来る。おぬし、これからどうする?」と、中岡。

「わからん。そんなことはわからん。」と、幕府が無くなりさっていく新撰組

 

この近藤と中岡の死闘ともいえる迫力、ドキドキでした。

 

弥太郎は酒を飲み続け・・男から「坂本龍馬はどこにいる?」と、聞かれる弥太郎は

「あんなやつは知らん!」と、お前らは誰だと聞く。

坂本を恨んでる人間が多いと実感、

「あんなやつはな!殺されて当然じゃ!」と、怒鳴る弥太郎。

 

「けんどのぅ・・龍馬は殺されるほどの・・ことはしちゃいない。あいつは・・日本の為を考えてるだけだ。ただ、出過ぎたことをしただけだ。

悪気はないんだ。

龍馬を殺したらいかんぜよ!金ならある。お前らにやるから、殺すな!」と、弥太郎。

 

「坂本は・・徳川に忠義を誓う我らを愚弄したんだ。すべてを無にしたんだ!」と、弥太郎を殴る今井信郎

 

近江屋

「武市さん。新しい政府には志を持ったものじゃないといかんぜよ。そして・・色々な考えを持ってるものが必要じゃ。ここに・・武市さんの名前を書きたかったのぅ・・」と、お酒を飲む龍馬。

 

書いてるのは新政府に必要な人材。そこに武市の名を入れたかったという。

この中に、松平春嶽もあった。

 

「以蔵、おまんは・・優しい男じゃき。人を助ける仕事が向いてる・・」

「おまんのことも忘れちゃいない。おまんには世界中を飛び回る大きな仕事を・・」と、長次郎のことをいう。

 

「高杉さん・・高杉さんが夢見た新しい日本の時代が来るぜよ。」と、微笑みながらお酒を飲む龍馬。

 

1人ずつの名前を・・まるで最後とわかってるみたいな龍馬です。

 

雨の夜

中岡が来たと伝える。龍馬と会う中岡。

 

部屋の中には2人。

「ずっとここに隠れていたのか・・」

「そういうわけじゃないき。あっちこっち、かけずり回ってた。新政府のことを考えてた」と、名簿を中岡に見せる龍馬。

 

咳き込む龍馬を見つめる中岡。

松平春嶽さまは、心の広い方じゃ。」と、龍馬。

「新政府には徳川は入れてはいかん。」と、止める中岡。

 

日本人による、日本のための新政府と龍馬。

人の気持ちは切り替えは簡単には出来ないと諭す中岡。

「この○○には誰が入る?」と、聞く中岡

 

「それはのぅ・・みんなじゃ・・」と、龍馬。

 

「あの○○には・・みんなが入るじゃ。上士も下士もない。百姓もない。

志があればあの○○には入る。志があるものをみんなで選ぶのじゃ。ほいで、みんなで選んだひとをみんなで支えるんじゃ。」と、龍馬。

 

「中岡、わしを斬る前によおく考えてほしい・・」と、龍馬。

 

「おまんの名前がない。」と、名簿には龍馬の名前がないと指摘する中岡。

「わしはのぅ、役人になる気はない。」と、龍馬。

 

外は大雨。

叫びながら龍馬を探す弥太郎。

 

近江屋

「長崎の海援隊の仲間と、世界を渡るのじゃ。この目で確かめる。これからこの日本は大きく変わる。」と。世界の知恵と、技術を日本に持ち帰るという。

 

無言で涙を流す中岡。

「世界にはのぞみがある!」と、龍馬。

 

蝦夷を開拓して一から新しい村を作る・・と、話に面白そうと中岡。

 

近江屋

宿の戸を叩く音。

住人が開ける。

「中岡の家内」と、言葉に開けてしまう。

突然、襲ってくる男たち・・斬られてしまう龍馬、中岡。

 

2人だけになり、血の海の中、瀕死の重傷の2人はなんとかお互いに声をかける。

 

誰にも言えないことがある・・泳げないと中岡。

「中岡・・泳げなんでも平気じゃ。わしの船は・・わしの船は・・どんな嵐でもと沈まない。」

 

「ほんなら。・安心じゃのぅ・・のう、龍馬・・・世界ゆうがはどれば広い国・・」

「すんぐに・・見にいけるき・・」と、龍馬。

 

自分の額に手をつけ、血を見る龍馬は

「中岡・・わしは・・わしは・・この命、使い切れたのか・・」

「何をいうが・・おまんはまだまだ・・」

 

「そうかい・・そうかえ・・まだまだかえ・・ははっ。そうじゃのぅ・・」と、龍馬。

 

弥太郎は血まみれの男をみて

「なんてことをした!」と、騒ぎ立てる。

 

近江屋

「そうかえ・・」と、龍馬は死す。

呼んでも返事がないので龍馬の死を感じ、慟哭の中岡。

 

 

夜の雨の中、龍馬の死を感じる弥太郎は泣き叫ぶ。

「龍馬を返してつかあさい。大事な人じゃ。・・大事な人や・・龍馬を返してつかあさい。」と、号泣の弥太郎。

 

土佐の海

1人、海を見るお龍。

「お龍、気持ちがええのう」と、龍馬の幻を見る。

 

「この海の向こうに・・広い広い世界があるがじゃ。忘れるなよ・・う〜み。」と、龍馬を思い出すお龍。

 

浜辺を歩いてくる乙女、権平はお龍に声をかける。

泣き笑いで

「う〜み・・」と、答えるお龍。

 

お龍は浜辺を歩いて行く・・

 

もう、土佐に来ているお龍です・・ということは、龍馬の死を知ってるのでしょうね。だからこそ、思い出したのでしょう。

 

 

明治時代

弥太郎の話を書いてる記者に話す弥太郎。

記者は

「きっと、坂本さんが夢みてる日本になるでしょう」というが

「そんな甘いもんじゃない!」と、弥太郎。

 

「龍馬は・・龍馬・・龍馬は・・のう天気で・・自分勝手で人ったらしで・・おなごに好かれて・・いっぱい腹が立つことばっかり・・

わしはこの世であいつが一番、嫌いじゃった。あんな男は・・あんな龍は・・どこにもおらんがぜよ!」と、泣き叫ぶ弥太郎。

 

海を見つめる龍馬・・

 

-------------完-------------

 

もの凄い勢いで終わった感じの最終話でした。終わってしまった・・というのが感想です(涙)

今はもう、放心状態というか、龍馬が襲われるシーンは、アッという間で早かったです。本当に血の海でした。

 

その前から、弥太郎に龍馬の居場所を聞いていたり、「たぶん、この男(今井信郎)が!」と、予想してました。

他の資料では、ほとんど即死に近かったと見たのでこれはきっと、余韻を残すために最後の台詞をいれたのかな・・?とも。

史実では「脳をやられた・・」と、言ってたようです。

 

龍馬、中岡たちを暗殺した犯人は調べると、今井信郎という人がそうではないか?と、あるようです。

中岡はこの二日後に亡くなり、龍馬は脳を斬られていたので「もう、ダメだ」ようなことをいったようです。

このドラマでは、市川亀治郎さんが演じてました。

 

龍馬は中岡が来た時、「自分を斬る前に・・」と、話していたので覚悟は出来ていたのかな・・とも思いました。

龍馬の「わしは命を使いきったのか?」と、最後の瞬間まで、考える龍馬が大好きです。史実はどうであれ、素晴らしく感動した大河ドラマです。

 

弥太郎の死、あれ?って感じでちょっと、びっくりな死に方でした。倒れただけかと^^;

それと、選挙の字幕テロップが邪魔でした(>_<;)

土佐弁やら、言葉も難しく間違いも多いと思います。自己流の解釈です。

 

私は史実はほとんど知らず、有名な坂本龍馬という人がなぜ、こんなに人気なのか。それと、どんなことをしたのかがこのドラマでよくわかり、とても良かったです。

人気ある理由も納得の人ですね。

龍馬をこれで知り、もっと深く色々な人たちを知りたいと思います。ドラマだと本当にわかりやすいです。

 

感動をありがとう。

もっと、学生時代に勉強すれば良かったと、実感の大河です。福山龍馬、大好きです。これでましゃのファンになったほどです。

龍馬伝、1年間お疲れ様でした。来年は姫モノなのでそれも楽しみです。

最後まで読んでくれた方、拙い文を本当にありがとうございました。