ルッカのあらすじ園

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「冬のサクラ」4話あらすじと感想

草なぎくんの優しさが溢れるドラマです。医者の家だからと、嫁に厳しい義母の存在も冷たい。逃げ場のない萌奈美が可哀想です。

 

出演

草磲剛今井美樹佐藤健加藤ローサ吉田日出子江波杏子高嶋政伸

主題歌

「愛してるって言えなくたって」山下達郎

 

 

4話 視聴率 12.3%

 

「残念ながら、脳腫瘍で悪性の可能性があります。」と、医師に手術を勧められる萌奈美。

「手術しなかった場合・・最悪の場合、数ヶ月のことも・・」と、医師。

 

「もう、私は大丈夫ですから・・」と、裕に告げた萌奈美だけど、冷たい家族に病気のことを話す余裕もなくて。

 

「どうしたんだ?」と、冷たく聞く航一。

「・・・何でも・・ありません・・」と、怯えて答えてしまう萌奈美。

「私は決めたのです・・残りの人生も・・私自身の手で選び取ることを・・」と、思う萌奈美。

 

義母を見送り、夜空を眺める萌奈美は、娘の琴音を抱きしめて

「幸せ・・」と、つぶやく。

「こんなのが?」と、娘に「そう、こんなのが幸せよ・・」と、萌奈美。

 

余命を宣告されたら、残された時間で生きること、出来ることを考えてしまうでしょうね。だからこそ、娘を抱きしめる瞬間も、大切と萌奈美ですね。

 

航一は調べさせた裕の写真を握りしめる。

(写真の裕・目の部分に穴を開けている)

 

怖い〜〜航一は普通じゃないわ。

 

肇の家で食事する裕。

萌奈美は手術をすると、記憶を失うかもしれないと知り、

「医者として助けてあげたいと思うけど・・兄ちゃんに出来ることはないよ。」と、肇。

「でも、誰かが一緒に苦しんでくれることで・・不安も少しは・・」と、安奈。

 

「好きだから、結婚してても関係ないから・・一緒にいたい!と、言えよ。」と、肇。

「萌奈美さん・・俺に何か、出来ることはあると思うんだ・・」と、裕に何も無いと否定する肇。

 

肇のいうことも正しい。安奈の「伝えたくても、伝えてはいけない思い」も。

 

萌奈美は、記憶を失っても「生きる」ことを選ぶのか・・それとも、残された時間を生きるのか・・迷っていた。

医師からは、早急に治療を勧められている。

 

ガラス細工の仕事をやめ、東京に行くと裕に驚く叔父さんたち。

「あいつの人生、あいつが決めるしかない!」と、叔父。

 

「私にとっての・・生きるという意味を・・」萌奈美。

 

イベントに桜を飾りたいと、理恵は「病院の宣伝にもなるし・・萌奈美さんも一緒に行ってくれない?」と、山形に誘う。

 

バツイチの私にいわせれば、旦那なんてずっと、いてくれるかわからないわよ。好きなように生きた方がいいよ。人生は1度きりよ。」と、理恵の山形行きを、断る萌奈美。

 

「山形の男、本気かもよ・・」と、理恵の電話に怒る航一。

 

「東京で暮らす?」と、驚く駐在の中里はとめる。人妻でもあり、「お前に何ができる?」と。

「あの人はさ、1人で不安を抱えてる。それでも、家族の前では一生懸命、笑ってる・・何か出来る・・って思いたいんだよ。」と、裕。

 

ご馳走で喜ぶ娘の琴音。

 

理恵の誘い、山形行きを勧める夫の航一。病院にとっても、大事なパートナー。理恵のイベントと。笑顔で「頼むよ。」と、航一。

「それとも・・行けない何かがあるのかな?」と、航一に

「わかりました・・」と、行く返事をする萌奈美。

 

デジカメに残した写真、ガラスの鳥、桜をみつめ

「大丈夫・・俺はいつでもここにいますから・・」と、裕の言葉を思い出す萌奈美は、医師の言葉も思い出す。

「出来るだけ早く・・ご家族に・・・」

 

山形行きを娘に「ママ、今度はちゃんと帰ってきてね。」と、いわれる。

 

義母の章子に

「あなた、山形に行ってからちょっと、変よ。これだけは言っておきます。あなたは、石川家の嫁なの。この家と病院のことを第1に考えるべきでしょう。

そうでなきゃ、あなたがこの家にいる意味はないわ。」と、言葉に緊張する萌奈美。

 

新幹線に乗る萌奈美と、理恵。

頭痛で薬を服用、理恵から突然、「仕事で行けなくなっちゃった。お願い。」と、いわれる。

計画的に萌奈美を、山形に行かせた理恵と航一ですね。

 

東京に来ると、兄の裕に「どうするつもりなんだよ・・」と、肇。

裕のために一緒に暮らすといいだす。

 

肇に持って行くと、桜の花を持っていく裕。

 

手術しなかった場合、数ヶ月しかもたない・・と、医師の言葉を思い出す萌奈美。

「もしもあなたが万が一、幸せでなかったら・・ここに戻って来ればいい・・」と、裕の言葉。

無意識のうち、裕の家に向かってしまう・・呼び止める裕。

 

萌奈美の前にくる航一に驚く・・

「どうして・・?」と、萌奈美。

「初めまして。萌奈美の夫の石川です。妻がお世話になって・・」と、礼をいう航一。

夕食を共にしたいと誘う航一。

 

レストラン

「やましい事なんて何もないの。でも、どうして彼のことを知ってるの?調べたの?」と、萌奈美。

「君にそんな質問をする権利はない。」と、航一。

 

そこへ来る裕。

緊張で汗をかく裕に驚く航一は笑う。

診療所は古くてぼろい。だから、皆でジャンケンで、萌奈美を預かることにした・・と、裕は家には介護をしてた母がいたので、迷惑だったかもしれない・・と、話す。

 

「父親のことは知らない、生きてるかどうか・・わからない。」と、裕。家族のことを聞き出す航一。頭痛で苦しむ萌奈美を気にする裕。

話も上の空・・萌奈美が苦しむのを見ていられない裕。

 

「あなたとは、住んでる世界がまったく違う。もう、2度とお会い出来ないのは残念だ。」と、航一。

突然、萌奈美が倒れてしまい、慌てる航一は救急車を呼ぶ。

 

「帰れ、君なんかに出来ることはない!帰れ!!!」と、裕に怒鳴る航一。

 

「最近、ママの様子がおかしいと思ったことない?」と、聞く義母の章子。

貧血と連絡をいれる航一。

 

「時々、過去の断片が見える気がして・・酷く息苦しいのを感じる・・」と、萌奈美の言葉を思い出す裕。

航一の態度を思いだし、家族に言えない萌奈美を思う。

 

「脳に腫瘍?」と、驚く航一は、検査結果には、裕もいたと知る。

 

病院まで来る裕に

「私は医者だよ。君の心配など無用だ。君は心配する資格もない。我々と、同等と考えて欲しくない・・そうか。金が欲しいのか?」と、裕にお金を投げ捨てる航一。

「金なんかいりません・・」と、裕に「2度と現れるな!目障りだ!消えろ。」と、航一。

お金を受け取れないと、返す裕は帰って行く。

 

裕に対する口のきき方が酷い航一です。完璧に見下しているというか、バカにしてますね。父親もいない?と、身分の違いをハッキリと告げてます。

 

病院

目を覚ます萌奈美に、レストランで倒れたと航一は

「話があるとは・・そのことだったんだな。」と、東京に戻り、病院で検査をして決めるという。

裕にはお金を渡し、来ないように言ったと、航一は携帯を取り上げる。

 

「君はボクのいう通りにすればいいんだ・・」と、笑う航一。

 

手術によって記憶障害が出る・・と、医師から聞いてる萌奈美は「治療方針は自分で決める・・」と、言いたいのです。

 

肇に電話で「教えてくれないか・・自分がどうしようもなく・・無力に感じる時、どうしたらいい・・?」と、聞く裕。

「う〜ん、そんな時は、”ありがとう” っていってくれた患者さんの笑顔とか、ムリヤリでも思い出すかなあ。・・そんで言い聞かす。”こんな俺でもきっと、誰かの役に立っている” って。」と、肇。

 

納得する裕。

「兄ちゃんが弱音吐くの・・初めて聞いた・・」と、励ましてくれる肇は、裕が苦しむのは嫌だと、電話を切る。

 

病院から、裕の家に電話しようとするが・・番号がわからない。調べても見つからず・・ふと、ガラスの彫刻(鳥)を見つける萌奈美。

 

鳥のガラス細工を持って外へ出る萌奈美。

「ついさっき・・置かしてほしいと男性が・」と、看護師。

 

裕に出会う萌奈美。

「萌奈美さんに持っていてほしくて・・作ったんです。」と、笑顔の裕。

 

「本当に・・すみませんでした。」

「いいえ・・大丈夫ですよ。大丈夫です・・」と、肩を抱く裕。

 

東京に帰れば、夫の病院で検査、手術を受けることになる。すると、記憶を失ってしまうかもしれない・・と、話す萌奈美。

 

「それでも・・答えが出せなかった・・」と、裕に大丈夫と言ったが

「怖いんです・・自分がこの世から消えてしまうことも・・記憶を失うことも・・わたし1人じゃ、どうしていいか・・」と、涙を流す萌奈美の手を握る裕。

 

「たったひとつ、この世で大切にしたいものがあるのなら、俺はそのために生きたいと思います。・・萌奈美さんもでしょう?」と、東京に行くという。

 

「1回くらい、東京で暮らしたかったし・・きっと、萌奈美さんはこれからも、頑張っちゃうと思うけど、泣きたい時は・・・俺が引き受けますから・・あなたが・・どんな道を選んだとしても・・・」と、裕。

「ありがとう・・」

 

東京に向かう裕に、声をかける町の人たち。

 

ガラス細工の鳥をみて

「私は決めたのです・・残りの人生も・・・私自身の手で選び取ることを・・たとえ、それがどんなに過酷な道であろうとも・・」と、萌奈美。

 

手術を受けないと、医師に告げる萌奈美。航一は、検査に来ない萌奈美を知る。

 

「忘れてはいけないものがあるんです・・・たとえ、命にかえたとしても・・その大切なもののために・・私は生きたい・・最後に羽ばたくための勇気を・・あなたが与えてくれたから・・」と、萌奈美。

 

続く・・・

 

萌奈美の大切な記憶は、家族である娘のことでしょうね。夫のことは忘れても良いんじゃないかなあ。

 

裕のことはよく知らない萌奈美だけど、今は心から頼りたいのでしょうね。

あんな優しい言葉、言われたいです♪

それにしても、勝手で冷たい航一です(>_<;)