過酷な家庭環境から逃げることも出来ない16歳の少女。なぜ、生まれてきたのか・・どうして実母も助けてくれないのか?
何も悪いことをしていない彼女をどん底に落とすのは両親でした。
とても重くて暗い内容です。
でも、見始めたら止めることは出来ない。
どうやったら、彼女が幸せに、前向きに生きることが出来るのか?それを見届けないと、眠れない気持ちでいっぱいでした。
酷い実母です。が、彼女もまた、愛されたい気持ちが強い。
愛したい、愛されたい気持ちで、娘より自分を優先させていた。 やはり、母親ではありません。
これを毒親と言うのでしょうか・・。
それにしても酷い・・。
彼女が何をされているのか・・知ってるのに。
彼女が産んだ子は父親にレイプされ、出来た子です。
学校に行くことも実母に反対され、生きること、彼女の存在すらも否定されてるのです。
酷い仕打ちを受けても、プレシャスは自分が生んだ子を大切に育てます。
「感謝」と思いで必死で生きるヒロイン。
そして・・素晴らしい教師との出会いで、彼女の人生も明るく生きることが出来るように。
それまでの人生、本当に辛かったと思います。
子供にとって、親が毒親というのは逃げ場がない。
それだけに観ていて胸が苦しい作品でした。
現実に起こっている事でしょう、それが映画になっているのが本当に辛いです。
好き度は★3個(満点5個)
良い作品ですがあまりにも辛い・・。
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