2020年の作品です。マーチ家4姉妹のお話。女性ならきっと、一度は読もうかな?と、手にしたことがあるタイトルだと思います。
学生時代に読んだ事があるのですがほぼ、忘れています。今回、映画なので昔を思い出しながらの視聴でした。
何度も映画化されている有名な「若草物語」ですね。
しっかり者のジョーを覚えていたけれど、実は女性らしい一面もあったのだと気がつきました。
長女メグ(エマ・ワトソン)
次女ジョー(シアーシャ・ローナン)
三女エリザベス/ベス(エリザ・スカンレン)
四女エイミー(フローレンス・ピュー)
マーチ叔母さん役をメリル・ストリープが演じてます。
アカデミー賞で、作品賞、主演女優賞(シアーシャ・ローナン)、助演女優賞(フローレンス・ピュー)。
そのほか、脚色賞、作曲賞、衣装デザイン賞などノミネートされ、衣装デザイン章を受賞。
(Wikipediaより)
衣装は個人的に好きな時代であり、とても楽しめました。現代で言うと、ユニクロのイネスの服に同じ雰囲気を感じたり。
1869年という時代なので、女性の自立はあまり歓迎されていない、というのを強く感じます。
女性は良い男性と結婚して、出産、家庭を守る・・というのが当たり前、それを強く勧められていたジョーたち。
ジョーの書いた小説の結末も、結婚を求められていました。
ジョーは小説家を目指し、頑張ってたのを知り、マーチ叔母さんは呆れていましたね。
そして、メグは裕福でない男性と結婚、ベスは亡くなり、末っ子エイミーに期待して旅行に誘ってました。
メグと一緒に行ったパーティで、ローリーと出会い、次第に好きになっていったジョー?と、思ったけれどそうでもなくて。
自立して、家族を支えたいジョーは結婚にあまり興味がない様子・・。
その後、ローリーからのプロポーズを断ってしまいます。
でも、断ったあとに寂しくなり、手紙を書いたジョー。
母親には、「もう一度、求婚されたら受ける」と、話してました。
ベスを亡くして落ち込んだエイミーを見て、ローリーは彼女と結婚してしまいます。
その後、ベスとは違う意味?で、君を愛してた、とジョーに告白したローリー。
ローリーがエイミーと結婚したので、ジョーは書いた手紙を捨ててしまいました。
「私は一生、結婚しないと思う。この自由を手放さない」と、言ってたジョーも、吹っ切れたのでしょうね。
そして、4姉妹の小説(自分たちのこと)を書いたジョーは、書き上げた小説を出版社に持っていきます。
が、結末を結婚にしてくれ、と指示されます。
著作権などを条件に、ラストを変更したジョー。
ジョーは、本気でローリーを愛してたとも思えなかったけどね。
まあ、短い時間でそこまで描ききれなかったのかも。
そして、小説のラスト・・
ジョーはカリファルニアに行くベアを引き止め、ハッピーエンドに。
亡くなったマーチ叔母さんの家で、メグたちと学校を開くジョー。
好き度は★2.5個(満点5個)
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