2011年ドイツの作品です。ジャンルはサスペンス。隣に住んでいたロバートは友達が欲しかっただけなのか・・それとも親しくする方法が間違っていたのか・・。
新聞記者のデイビッドは、隣人ロバート(看護師)と知り合いある夜、女性を車で轢いて逃げてしまう。
病院へ連れて行こうとするデイビッドに、手遅れと逃げることを提案するロバート。
怯えているデイビッドは良い人だと思ったんですけど・・。
隣人って大体、怪しい人が多いから当然、ロバートは危ない奴だと思いましたね。
車を運転していたのはデイビッド。
その車を湖に捨て、当日は終電で帰った、と嘘を提案をするロバート。
車を盗難届に出して、事件を忘れてるかのような2人に呆れるわ。
ロバートにとって、デイビッドは初めての友達?って雰囲気にびっくり。
罪悪感を感じるデイビッドだが、被害者ジャニーの姉ヴァネッサと知り合い、親しくなる。
ヴァネッサも妹の死で寂しいのはわかるけれど、よく知らない男とすぐに寝ちゃうのもねえ。
カヤックで遊ぶデイビッドとヴァネッサは、空気の読めないロバートに苛立つ。
転覆したヴァネッサを見殺しにしようとするロバート。
でも、デイビッドの手前、一緒に助けます。
やはり、ロバートって危ない系というか、人とうまく接するのが苦手なのかも。嫉妬でヴァネッサを殺そうと?
ある日、盗難届に出していた車の件で、警察はデイビッドの事件当日のアリバイを聞く。
ロバートの提案通り、終電で帰った、と嘘をつくデイビッド。
しかし、電話の履歴から被害者女性ジャニーと話してたことがばれてしまう。
驚くヴァネッサは、妹が被害者と知りながらも隠してたデイビッドに激怒し、別れる2人。
その後、帰りが遅くなったヴァネッサは、バスの運転手から終電は10時と知り、デイビッドとロバートの嘘に気が付く。
ロバートに直接、終電の嘘を追及するヴァネッサ。
デイビッドは、自分がヴァネッサと会ってる日、新しい車を傷つけたのは嫉妬したロバートと確信する。
ロバートが湖に捨てた車が発見され、追い詰められるデイビッド。
これはロバートの通報でしょうね。
小屋に閉じ込めたヴァネッサを殴るロバート。
そこへ来たデイビッドと揉みあい中、警察が来てデイビッドを逮捕する。
すべての事実を知ったヴァネッサを殺し、安堵するロバートだが・・。生きていると知り、自殺する。
ヴァネッサ殺しをデイビッドのせいにしたロバートだったけれど、生きていたので誤魔化せない、と死を選んだのでしょう。
ロバートって、人との付き合いは下手だけど、思ったよりも悪人じゃなかった気も。
そもそも、主人公の割りに良い人じゃなかったデイビッドでした。
好き度は★2個(満点5個)