ルッカのあらすじ園

映画とドラマのネタバレレビュー♪たまに猫も

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映画「エスター」

ジャンルはホラーサスペンスでしょうか。出来れば何も情報を得ないで観ることをおすすめします。

2009年アメリカ作品。

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2人の子を出産したケイトは、3人目の子を死産・・子供を失ったトラウマで苦しみ・・考えた末に3人目として、施設から養子を迎えることにする。

 

施設に行くと・・沢山の子供たちがいる。

この時、すでに「あやしい雰囲気」いっぱいなのが少女エスター。

施設のシスターも戸惑った顔をしてたので・・やめた方が良かったんです、この子は。

 

家には、長男のダニエル、長女がいる。長女は聴力が弱く、声を出すことができない。

補聴器を使用、会話は手話。

 

エスターは、礼儀正しく落ち着いていて賢い、と施設のシスターにいわれ、納得する夫婦は素直に「3人目」として迎えます。

しばらくは平和な日が・・。

 

このジャンル独特の音楽、演出、映像でハラハラ「いつ、何が起きるんだろう?」と、ドキドキあり。

そして

「あーー!早く後ろを見て!!!」って感じですね。

 

ケイトは女のカンというか、エスターが不自然なことに気がつきます。でも、夫は優しいだけ。見てて突っ込みたいほどに苛つきます。

 

妻の話を聞こうともせず、エスターを可愛がる夫。

ケイトはアルコール依存もあり、断酒してたので信じてくれない夫なのでしょうね。

 

学校のクラスメイトのいじめ、これに当然、エスターは仕返しします。

このシーンがすごい・・

目撃する妹は・・怖くて何も言えないのです。

 

そして・・存在を否定していた長男ダニエルまでも脅していくエスター。

その言葉、行動が子供じゃないのです。

 

この幸せな家族を、自分の思うように壊していくエスター。

その目的は?と、これが謎でした。

 

「絶対、おかしい!」と、考えるケイトが元の施設に連絡・・これで色々な情報がわかります。

 

「バレた?」と、思う彼女の行動はすごい。

とにかく「怖い」。

描いてた絵にも驚がくでした。

 

ラストの闘い、これはもう、迫力とスピードで「手に汗握る」感覚です。

 

この妹役の子、この子がすごく可愛くて・・将来、すごい美人女優になるのでは~と、思えます。

 

でも、このエスター役のイザベル・ファーマンがまた、すごい演技なんですよね。写真を探したら、普通の可愛い女の子。

こんな子が?と、思えるほどに怖い演技でした。

 

ここからネタバレ。

 

エスターがおかしい!」と、感じるケイトは施設に連絡、ロシアからの情報を知ります。

(ロシアからの子だった)

 

そして、ケイトが知ったのは・・

 

「彼女がいたのは孤児院ではありません。精神病院です。」と。事実を知る。

 

つまり、精神病院から抜け出したのがエスター。

どんな時も外さない、首と両手首にはリボンをつけてる彼女の秘密。

 

それは、凶暴だったため拘束具でおさえても、暴れるほどの凶暴性があり、それで首と両手首にその跡が残ってしまった。

だから、お風呂のシーンも納得。

 

自分には邪魔な存在である兄ダニエルの秘密基地、ツリーハウスにいるのを知り、火を付けて笑って見ているエスター。

木から落ちて、重症のダニエルをまた、ICUの部屋、枕で窒息させようとします。

 

なぜ、ダニエルを殺そうとしたのか・・それは彼に秘密を知られたから。

施設のシスターを殺したのも、証拠を見られてしまったからです。

 

「愛してる」と、子供にいう言葉を恋人への愛・・と、思ったのか・・父ジョンに向かって、色気で迫るとエスター。

さすがに彼女に甘いジョンもこれで「お前を施設に戻す!」と、いうのです。

 

邪魔なもの全ては消す・・と、彼女だったんでしょうね。

前の家族は、放火で亡くなり・・・彼女だけが生き残っていた。

 

ケイトを心理的に追い込むあたり、子供とは思えませんでした。

ラストで「33才」と、わかったので・・納得の行動ですね。しかも、精神病院から抜け出した患者・・という、設定にはびっくり。

 

後半、ケイトが家に向かう途中、エスター体の秘密が映像として映ります。

そこはもう、

「えええええーーーーっっ!」って、驚きでした。

ここまでは書かないのでぜひ、見て下さいね(^_^;)

 

どうして9才の少女があんな力?賢い?と、謎も色々とわかってきます。

 

ロシアの医師から聞いた情報は

「彼女はホルモンの病気です。子供に見えますが、子供ではありません。彼女は33才です。」と、言われ驚くケイト。

 

ラストはもう、エスターが聴覚障害を持った子供、長男と続けて襲うので、必死に守る母ケイト。

エスターとの死闘です。

 

スピード感、迫力とあるのでここは映像を見ると、もっと恐怖を感じるでしょう。

文字で読んでも、映像をみるとドキドキと楽しめる作品ですね。

ラストはもちろん?悪役でもあるエスターの死で終わります。

 

終わって良かったーーーと、思える恐怖でした。

よくある

「ダメーーまだ、生きてるはず!」と、いうお約束もあります。

ちょっと、刺されたくらいでは死なないキャラでした。

 

好き度は★4個(満点5個)

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