笑い泣きで見終えた大泉洋の作品。すべての人にオススメ!小池栄子の演技も良かったです。
太宰治の未完の遺作「グッド・バイ」を独自の視点で解釈したケラリーノ・サンドロヴィッチ作の舞台劇の映画化。
舞台版でヒロインを演じた小池栄子が同じ役で出演している。
引用元:ウィキペディア
最初、終戦後の日本が描かれていたので暗いかな・・と、思ったのですが。
大泉洋のコメディなので・・そんな心配はいりませんでした。
予想通り、気楽に視聴。
ネタバレ度は40%くらい。
ストーリー
編集長・田島周二(大泉洋)は女好き。妻がいるのに何人もの愛人がいた。
ある日、愛人と別れる決意をしたが・・別れを言い出せない周二は友人に相談。
偽の妻役の女性を連れて、愛人に別れを告げる・・という方法。
早速、知り合いの永井キヌ子(小池栄子)に頼むことに。
こんな感じの内容です。
2人の知り合い、愛人たちも豪華なキャスト。
愛人役には、水川あさみ、橋本愛、緒川たまきなど。妻役は、木村多江が演じてます。
周二の友人役では、松重豊。
後半の濱田岳のキャラも面白い。
子猫を見ても胃が痛むほどの優しい周二。
家族を愛してるのに何故、愛人をあんなに作るのでしょうか。
断れない性格、優柔不断ってこともあるでしょうね。
家族がいるのだから、はっきりした態度を取らないと!
キヌ子のダミ声が気になったのだけど、あれは原作で「カラス声」とあるらしい。
それを表現してるので仕方ないかな。
でも、普通の声で聞きたかったですね。
彼女の演技はとても上手いと思ってます。
印象に残ってるのは、「八日目の蝉」で、焼きそば?を食べるシーン。
ここの表情、すごかったですね。
あの目の演技が忘れられません。
キヌ子を連れて、周二は愛人たちに会いに行くのですが・・色々とトラブルも発生。
楽しかったです。
後半、驚くこともあって・・まさかの展開もあり。
占い師が何故、あんなに当たるの?ってことも。
とにかく・・ラストシーンは本当に笑い泣きでした。
好き度は★3.5個(満点5個)