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映画「わたしは、ダニエル・ブレイク」感想

病気で医者から仕事を止められ、国の援助を受けるしかない。けれど、高齢者には困難な手続きがあり、援助を受けられない、としたら?

人ごとではない!と、視聴しながら感じた作品。

69回カンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)を受賞。

リアルな内容に夢中になってしまいました。

ネタバレ度60%くらい。

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ストーリー

59歳のダニエル・ブレイクは心臓病で仕事が出来ない。

国の援助を受けるため、必要な書類を提出しようとするもパソコンが出来ない。

四苦八苦するダニエルの隣に、シングルマザーケイティが越してくる。

 

こんな内容です。

ダニエルはケイティに事情を説明して、助けてもらえば良いのに・・と、思ってしまいます。

けれど、それが出来ないダニエル。

 

自分で役所に行き、パソコンを教わりながら書類を作成しようとするのですが。

古いパソコンだろうし、初めてですぐに出来るはずもない。

本当に見ていて手を貸したくなってしまいます。

 

ちょっと頑固な所もあり、ダニエルは周囲から怖そうなおじいさん・・と、思われてるみたい。

話してることはしっかりしてるのでまさか、パソコン手続きで困ってるなんて周りは思わないのかも。

 

本当に人ごとではない、とても切ないのです。

パソコンをすべての人が使えるわけじゃないし、私だってエラーが起きれば対処できない。

お役所仕事というか、制度も決まりもわかるけれど、人間なのだから、もう少し柔軟性があっても良いのでは。

 

税金を真面目に納めたのだから、当然援助してくれるはず。

でも、ダニエルはパソコンができない。

これだけの理由ですべての申請、結果通知までネットで調べることもできない。

これじゃ、援助も受けられずに飢えてしまいます。

 

誰かに頼めば・・そういう問題でもなくて。

きっと、どこの国でもあること。

そして私にも将来、あり得ることだと感じました。

ダニエルは本当に優しくて素敵な人です。

観て良かったと思える映画、オススメです。

好き度は★5個(満点5個)

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