佐藤健くん、荒れたキャラですね。「凶悪」「虎狼の血」の白石和彌監督の作品。桑原裕子の同名舞台劇を映画化。
子供を守る母の強さ、家族の揉事を描いてます。
ネタバレ度50%くらい
ストーリー
2004年
子供たちを守るため、暴力夫を殺害した稲村こはる(田中裕子)。
「15年後に戻ってくる」と、自首をした。
「聖母」とメディアに騒がれたが・・子供たちは嫌がらせを受け、周囲は白い目で見ていた。
静かに暮らしていた3人の元へ、15年ぶりに母が帰ってきた。
こんな内容です。
長女・園子(松岡茉優)は美容師の夢を諦め、長男・大樹(鈴木亮平)は結婚したのですが・・。
次男・雄二(佐藤健)は東京でライターをしていて・・と、いう流れ。
稲村交通という小さなタクシー会社を営んでいますが、苦労しています。
難しいですよね。
子供たちにも暴力をふるう父親はまさに狂気でした。
あれを止めるには母親が決意するしかなかったのかも・・と、思ってしまいます。
母親は優しい人。
子供を守ったといわれてるけれど、犯罪の正当化では?と、苛立つ雄二。
家族、親子の葛藤を描いてる作品です。
佐々木蔵之介も、息子を持つ父親役で出演。
複雑で暗いのですがつい、先が気になって観てしまいます。
佐藤健くんが、この作品ではとても影がある暗い男性を演じてます。
いつもの明るい笑顔はないですね。
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田中裕子さんの作品は重いけれど、胸に響くのがあるのでいつも視聴しています。
ドラマ「MOTHER」も大好きでした。
(めちゃくちゃ、詳しくレビュー書いてます😅)
最後まで読んでくださった方たち、ありがとうございました。
好き度は★4個(満点5個)