オークション会場での取引シーンはハラハラでした。自分のカンを信じて狙った絵を買う!引き込まれてしまう展開です。
ネットで何でも購入出来る時代。古い売り方をしている老美術商の物語。
絵を買う時、本物か?偽物か?何を信用するのでしょうか。
情報だけではなく、自分の直感もあると思います。
2020年の作品。
ネタバレ度30%くらい
ストーリー
フィンランドの首都ヘルシンキ、美術商を営む72歳のオラヴィ。
客も減り、資金繰りも苦しい生活の中、ある肖像画と出会う。
署名も出所も不明。
仲間からは反対されたが、その絵が欲しくなってしまう。
こんな感じでわかりやすいです。
オラヴィの場合、高齢もあり冒険することはとても危険です。
大金を払う場合、リスクが大きいから。
それでも、出会った作品には価値がある!と、確信するのです。
これが本物?それとも・・と、観ててドキドキでした。
強引なまでに取引をするシーンはもう緊張。
ダメだったら?
お金はあるの?
家族に借金を残す羽目になるのでは?
色々と、心配してしまいます。
娘、孫も登場してオラヴィは葛藤します。
家族愛もあり、地味だけどオススメ!
美術商って本当に自分の目を信じてるのですね。
とても興味深かった作品でした。
面白かったので観て良かったです。
好き度は★4.5個(満点5個)