ルッカのあらすじ園

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映画「ブラインドスポッティング」感想

親友だから見えない部分もある。他人から見れば?なんて考えたこともない。白人と黒人ではこんなに考えが違うとは驚きでした。

軽いノリで流れるも後半、本当に言いたいことを描いていた作品。

ネタバレ度50%くらい

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ストーリー

オークランドが地元の黒人コリン(ビード・ディグス)は、指導監督期間残り3日となり、無事に終わるよう緊張していた。

 

けれど、幼馴染の白人マイルズ(ラファエル・カザル)は、そんなコリンの気持ちを知りつつも、自分とは関係ない、という態度。

 

遊び仲間やマイルズに誘われるが、パーティに行けば問題を起こすのでは・・と、不安でいっぱいのコリン。

 

ある日、逃げる黒人男性が白人警察官に後ろから撃たれるのを目撃するコリン。

次は自分か?と、不安が大きくなる・・も、マイルズたちは呑気。

問題児マイルズを説得するも・・黒人の不安を真剣に考えてくれない。

 

こんな感じです。

マイルズは短気で衝動的です。

コリンはとにかく、残り3日を問題なく終わらせたい。

けれど、周囲の遊び仲間はコリンの気持ちを軽く流してます。

 

黒人男性が撃たれた事により、コリンの不安がどんどんと大きくなって、マイルズの行動に苛ついてきます。

マイルズがどんな問題を起こしても、「白人」なので撃たれることはない、と考えるコリン。

黒人だから・・と、諦めている感じがしました。でも、本当にそうなんでしょうね・・。

 

コリンとマイルズの考えが大きく違う、と強く感じる作品でした。

本当にマイルズが誰かを撃ったとしても、大きな問題にはならない、そんな気がします。

でも、黒人であるコリンが警察官と目を合わせれば・・それだけで逮捕されてしまう、と。

ここまで大きく差別されているのか・・と、驚きでした。

 

ニュースで黒人が・・と、見たり聞いたりするけれど実際、彼らはこんなに不安を感じて生活してるのね・・と、衝撃でもありました。

銃社会であるシーンも描かれていて本当に怖いです。

 

ラスト近く、コリンがラップで自分の意見を言うシーンがあります。

ここは迫力あって、内容に胸が熱くなります。

 

コリンは、マイルズに「ニガー」と、言うのですが決してマイルズはその言葉をコリンに言いません。

そんなシーンも印象的でした。

 

最後まで読んでくださった方たち、ありがとうございました。

好き度は★4個(満点5個)

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