ゲームのモブキャラが主人公のアクションコメディ!発想が面白いですね。ゲーム好きな方には特におすすめ。
2021年アメリカのSF。
ネタバレ度40%くらい
ストーリー
銀行員のガイ(ライアン・レイノルズ)は毎日、同じ銀行強盗に襲われながらも真面目に働いていた。
ガイのいる街「フリーシティ」では銃を撃ち、車を壊す連中が多くいる。
ある日、サングラス族のモロトフ・ガール(ジョディ・カマー)に一目惚れするガイ。
彼女を追いかけてる途中、自分がモブキャラだと知る。
こんな感じで始まります。
モブキャラって背景なんですよね、ゲーム世界の。
メインではなくて、背景と同じで一定の決まった動きしかしないキャラ。
この世界では、サングラス族という「フリーシティ」をプレイするプレイヤーがいます。
つまり、モブのガイがどんなに騒いでも相手にはされません。住む世界が違うから。
サングラスを奪い、自分とは違う世界がある、と気づくガイ。
その後の行動は予想外で楽しい。
そもそも、この作品の発想がユニークですよね。
モブキャラをメインにしてるから。
当然、フリーシティのゲームの世界もとても美しい。
それをプレイするプレイヤーもいます。
途中、プレイヤーはガイにプレイヤーがいない、と意外なことに驚きます。
プレイヤーがいないのに自由に動いてるから。
プレイヤー側の問題もあり、これもハラハラする展開。
悪い社長がいてプログラマーたちの作ったゲームを・・と流れもあり。
これ以上はネタバレになるので書きませんが。
とにかくゲームが好きな人はもちろん、そうでない人にもオススメな作品です。
映像が綺麗で演出も凝ってます。
興味深くて楽しめました。
最後まで読んでくださった方たち、ありがとうございました。
好き度は★4.5個(満点5個)