横浜流星、吉高由里子の恋愛物語。元キックボクサーで暗い過去がある男の正体は・・。
2020年製作
ネタバレ度40%くらい
ストーリー
駐車場で働く塁(横浜流星)はある日、視力を失った明香里(吉高由里子)と出会う。
素直で明るい彼女に惹かれ、キックボクシングで再出発をしようと決意。
だが、昔の仲間が塁の前に現れる。
こんな感じで始まります。
123分とやや長いのだけど、長さを感じないほどの脚本でした。
2人は出会い、愛し合うのだけど・・昔の仲間に恐喝され・・と、よくあるパターン。
原作が韓国映画なので納得の展開ですね。
塁は強いキックボクサーなのでお金を稼げるのです。だから、悪い連中は彼を使いたい。
やりたくないけれど、彼女を守るために・・という流れ。
前半、2人が出会い、お互いの感情を確認するまでがゆっくりと描かれてます。
そこがすごく良かったですね。初めてのキスシーンも素敵。
目が見えない明香里は、手で彼の顔を触り確認します。
その描写もとても好き。
ベタベタしたラブシーンはほぼないかも?と、いうほど。でも、2人が信じ合っている様子は伝わります。
色々あって2人の関係も・・という後半は切ない。
何も考えず、観た方が楽しめると思います。
よくある若い恋人同士のような作品ではなくて、大人の恋愛だと思いますね。
吉高由里子の演技、すごく上手だなと感じました。
流星くんのボクサーとしてのシーン、これも迫力あり。体重も10キロ増やしたそう。
彼は中学3年の時、極真空手の世界チャンピオンになったようでびっくり。
だからボクシングのシーンも凄かったんですね。
優しいラブストーリーでおすすめ。
最後まで読んでくださった方たち、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)