屋上から転落死した少女は自殺なのか?それとも他殺?原作は秋吉理香子の同名ミステリー小説。
多感な女子高校生ならでは!の作品。
2017年製作・105分
ネタバレ度40%くらい
ストーリー
聖母女子高等学院で、生徒の憧れの存在である白石いつみ(飯豊まりえ)はスズランの花を持って屋上から飛び降りる。
学園内では、「サークルの中に彼女を殺した人が!」と、噂になる。
いつみの親友・澄川小百合(清水富美加)は、文学サークルの会長を引き継ぐ。
小百合が提案した朗読テーマは「白石いつみの死」
こんな感じで始まります。
部員5人はサークルのボス・白石いつみに憧れているようなフリをしつつ、内心は・・という感じ。
女同士のよくあるパターンですよね。
褒めながら実は・・相手を嫌ってることもあったり。
いつみに逆らえない状況もあり、子分のように従うしかない部員も。
いつみは自分が女王である事に満足していたのだけど、愛する存在が出来てから変わります。
それを面白く思わない人もいたり・・理想の人でいて欲しい、と思いから変化を嫌がる女心って複雑ですよね😅
犯人は誰?と、考えながら視聴出来るのも興味深いです。
レビューに「女は怖い」とあったのだけど、よくある事だしそれが女だと思います。
特に女子校なんてボスとその子分がいて・・みたいな力関係が強いと。まあ、男子でもそれはあると思いますけど。
この作品は少女の死を巡り、残された部員たちの真実を暴く・・的な展開から本音を描いてます。
よくある若い女優たちの映画の中ではとても脚本が面白いと思います。
闇鍋のシーンもね。
退屈を感じる事なく視聴出来たし、面白かったです。
それはたぶん、出演女優たちの演技が上手かったのもあるでしょう。
出演者は他に、清野菜名、玉城ティナ、小島梨里杏、平祐奈、千葉雄大など。
最後まで読んでくださった方たち、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)