実話に基づく物語。事故で下半身付随になった少女が夢に向かって生きる作品。
2019年アメリカ・99分
ネタバレ度60%くらい
ストーリー
アンバリースナイダー(スペンサー・ロック)は幼い頃から乗馬の才能があり、ロデオでも素晴らしい成績を残していた。
ある日、車の事故で下半身付随になったが夢を諦めず、愛馬と一緒にロデオで復活を果たす。
タイトル通りの内容です。
事故で落ち込んだアンバリーですが、リハビリをする時の目標として、「歩く、乗る、ロデオ」と、言うのです。
とても前向きで頑張り屋のアンバリー。
もちろん、事故当時は周囲に苛立ちをぶつけ、落ち込みます。
けれども、母はそんな娘を叱咤激励で支えます。
彼女のすごい所は傷が痛くても言わず、我慢して練習を続けること。
母に知られたら馬に乗ることも反対されてしまう、と考えるアンバリー。
自分の状況に負けず、すぐに馬に乗ろうとする気持ちはすごいと思いました。
乗馬って、足で馬のお腹を押さえ、その強弱で指示を出すこともあるから。
それを足が動かないので言葉や他の方法で伝え、馬もそれを受けて動く。まさに人馬一体ってことでしょうね。
あの素早さでも馬から落ちないで乗りこなすのだから、才能は本物だと思います。
ラストの大会で愛馬と走るシーン、感動でうるうるでした。
あのシーンでは当然、スタントを使ってると思ったら・・なんと、実話の本人、本物のアンバリーとパワーという愛馬でした。
このシーン、素晴らしいので是非、チェックして欲しいです。
このタイプの作品は暗い感じになりそうだけど、これはアンバリーと母が明るいので全体的にしめっぽくありません。
展開も早くサクサクと観れる内容。
心が強い主人公、素晴らしい映画なので沢山の人に観て欲しいと思います。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★4個(満点5個)