「タイタニック」のレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが共演。夫婦の葛藤を描いているヒューマンドラマ。
原作はリチャード・イェーツの小説「家族の終わりに」
2008年製作・アメリカ・119分
ネタバレ度50%くらい
ストーリー
愛し合う夫婦・フランク(レオナルド・ディカプリオ)とエイプリル(ケイト・ウィンスレット)は2人の子供にも恵まれていた。
レボリューショナリー・ロードに一軒家を購入、幸せに暮らしていたある日、息苦しさを感じ始めるエイプリル。
こんな内容です。
最初は幸せを感じていた夫婦、子供もいて郊外に家もあり・・絵に描いたような2人。
夫も会社に通い、それなりに安定した日々。でもそれだけじゃ満足出来ない人も・・。
エイプリルは若い頃、女優を目指していたのですが成功しなかった。
夢を持つのは良いことだし、追いかけるのも良い。
でも、家庭を守るだけの妻・母としては生きがいを感じないのでしょう。
そんな妻を理解出来ない夫・フランク。
ある日、エイプリルは若い頃の夫の写真を見て、パリで暮らしたいと言い出します。
今の会社を辞めて家族でパリに行こうと。
自分が仕事をして貴方は自由に好きなことをしてほしい、と言うエイプリル。
妻が仕事して、夫は遊んで暮らせるなら・・万歳ですよね、フランクは。
そんな2人に呆れる周囲の人々。
2人はパリ計画を準備中、考えにズレが生じます。
話し合えば良いわけでもなくて、この場合どうしたら良かったのか・・。
人間ドラマなので色々と考えてしまいます。
エイプリルは自分の夢は諦め、フランクが夢を叶えることで自分もソレに乗っかりたい・・という感じだったのかな。
難しい夫婦の物語でした。
2人の演技は素晴らしくてさすが!って感じです。
女性なら彼女の行動は理解出来るのかも、って思いました。
「ミザリー」のキャシー・ベイツ、「ノクターナル・アニマルズ」のマイケル・シャノンも出演。
第66回ゴールデングローブ賞主演女優賞 (ドラマ部門)受賞。
第81回アカデミー賞美術賞、衣装デザイン賞、助演男優賞ノミネートしています。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)