冤罪で死刑判決が決まった男性の壮絶な物語、実話です。
2019年製作・アメリカ・129分
ネタバレ度40%くらい
ストーリー
トッド(ジャック・オコンネル)の家で突然、火事が起こり、幼い娘3人が亡くなる事件が発生。
妻ステイシー(エミリー・ミード)は外出中。
自宅にいたトッドは殺人容疑で逮捕される。
こんな感じで始まります。
実話なので痛々しい内容でした。
自宅にいたトッドですが、火事で娘たちを助けようとするのですが・・炎の勢いが強くて無理だったのです。
これは例え、父親であろうとあの炎の中に飛び込む勇気は・・という感じ。
裁判になり、トッドに不利な証言が相次ぎ、死刑判決が出てしまうのです。
妻ステイシーは「彼は子供たちを愛していた。そんなことはしない」と、訴えるのですが。
彼の乱暴な性格もあり、周囲の評判は良くなかったのです。
でも、それで死刑とは残酷ですよね。
数年後、エリザベス(ローラ・ダーン)という女性が現れ、トッドの無実を信じて行動してくれるのですが・・。
難しいですね。一度、死刑判決が出てしまうとほぼ、不可能に近いような流れに。
トッドは必死に無実を訴えるのだけど。
裁判の流れ、トッドの焦り、ステイシーの葛藤と、実話ならではの地味だけど見応えある作品でした。
ラストシーンは衝撃でした。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★4個(満点5個)