ルッカのあらすじ園

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映画「かそけきサンカヨウ」多感な時期の娘

幼い頃に両親が離婚、父親に育てられた少女が成長する物語。思春期の主人公を儚げに描いてる作品。

2021年製作・日本・G・115分

原作は窪美澄の小説。

ネタバレ度40%くらい

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ストーリー

幼い頃に両親が離婚した陽(志田彩良)は、父親・直(井浦新)と暮らしていたがある日、再婚を打ち明けられる。

そして義母・美子(菊池亜希子)、4歳の妹・ひなたと新しい生活が始まる。

 

こんな内容です。

ずっと父親と2人暮らしだった陽ですが、新しい家族に慣れようと彼女なりに頑張ります。

でも、時には誰かに話を聞いてもらいたい時もありますよね。

そんな時、同じ美術部の陸(鈴鹿央士)に打ち明けます。

実母・左千代(石田ひかり)に会いたい陽。

 

義母の美子は良い人だけど、ずっと「美子さん」と、呼んでる陽。

お母さん、と呼ぶのは難しいのでしょうね・・。

派手な高校生ではなくて、落ち着いた陽と陸、周囲の友人たち。

台詞も少なめで、表情で読み取る感情という作品。

 

大好きな父親、義母、幼い妹、友人たち、そして実母・・

まだ若い陽には胸が張り裂けそうな感情もありつつ、それを抑えることも。

家族に気を使う陽は優しい子だと思います。

普通、嫌なことは嫌!と、言ってしまいそうな年齢だと思うから。

もし、私が陽の立場だったら?と、考えてしまうことも。

素直になりたいけれど、家族でもうまく付き合うのは困難な年頃だと感じます。

 

主役を演じる志田彩良の透明な存在感、今後も伸びる女優になるでしょう。

そして陸を演じた鈴鹿央士もきっと良い俳優になると感じます。

地味な作品ではあるけれど、高校生の不安定な心を表現してる映画だと思います。

サンカヨウって珍しい花で、雨に濡れると透明になるそうです。実物、見たいですね。

花言葉は「親愛の情」です。

アマゾンプライムビデオで視聴。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

好き度は★3個(満点5個)

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