孤独な女刑事の目的は?愛する人を失い、過ちを犯し、罪悪感で苦悩しながら生きる理由。
2020年製作・アメリカ・121分
ネタバレ度40%くらい
ストーリー
LA市警の刑事エリン・ベル(ニコール・キッドマン)は酒に溺れ、周囲から疎まれる孤独な人生だった。
ある日、エリンは差出人不明の封筒を受け取り、17年前の事件を思い出す。
全体的に暗い感じの作品です。
情報なしで観たら、ニコール・キッドマンに見えません。
老けた役を演じてるのですが、あまりに特殊メイクが凄くて。
あそこまで変えるのは人生に疲れ、昔の美しさも無くなるほどの壮絶な人生を生きてきた主人公・・とイメージなのかと。
16歳の娘もいるエリンですが、彼女にも疎まれています。
17年前、FBI捜査官クリスと危険な犯罪組織の潜入捜査中、失敗してしまいます。
この日から、すべてを捨てたようなエリン。
過去の事件を思い出し、失敗した捜査の主犯を捕まえる!と、強く誓うのです。封筒の中身を確認、あいつだ!と確信する彼女は誰も寄せ付けない感じ。
どんな事をしても必ず、捕まえる強い意志を感じました。
ストレイ・ドッグとは犯人を追う野良犬って意味ですね。
犯人の情報を聞き出すため、そんな事してまで・・というシーンもあり。
人間ってそこまで意志を強くさせる事が出来るのかな、とも。
恨み、憎しみがあれば可能なのでしょうね。
普段のニコール・キッドマンとは別人です。痩せてるし、特殊メイク、アクションと彼女の意気込みがわかります。
冒頭、ラストで驚きのシーンもあり、とても興味深い映画でした。
しっかり観てないと、えええーー?ってなります😅
でも2回観るともっと、凄さが伝わるでしょう。
ネットフリックス見放題で視聴、おすすめ。
プライムビデオでは400円でした。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★4個(満点5個)