時空を超えて大切なものを取り返す主人公!SFとサスペンス。てんこ盛りな作品です。
原作はロバート・ A・ハインラインの小説。ネットフリックス視聴、プライムビデオでは有料でした。
2021年製作・日本・G・118分
ネタバレ度50%くらい
ストーリー
1995年、ロボットを開発中の化学者・高倉宗一郎(山崎賢人)は亡き父の親友・松下のプラズマ蓄電池を完成させようとしていた。
愛猫ピートと、松下の娘・璃子(清原果耶)を家族のように思っている宗一郎。
ある日、信頼していた共同経営者と婚約者に裏切られ、会社、開発中のロボットを奪われてしまう。
冷凍睡眠の装置に入れられ、目覚めると2025年の東京だった。
こんな内容です。
展開が早いのでしっかりと、登場人物などの名前を覚えておくと良いでしょう。
婚約者・白石鈴(夏菜)は最初から怪しい雰囲気でした。
冷凍睡眠で30年も!という驚きでしたけど、目覚める宗一郎は化学者なのですぐに状況を理解、行動します。
頭良いわー!って感じ。
愛猫を大切にしていた宗一郎は30年後、猫がいない事に愕然とします。
代わりに・・というか、ロボットのピート(藤木直人)が彼をサポートします。
ロボットなのですが見た目は普通の人間。
宗一郎が目覚める2025年はタクシーが自動運転でした。他にも人間の代わりにロボットが普通にいる時代。
宗一郎のラブがもっとあるかと思ってたのですが・・。
冷凍睡眠で簡単に好きな時代に戻れる、という設定は面白いと思います。
これがあれば・・とワクワクですよね。
奪われたものを取り返すために・・と、いう展開になります。
猫ピートと宗一郎の関係がもっと描かれていれば良かった、と個人的な感想ですね。猫のシーンは少ないです。
原作の方はSFでもあり恋愛も描かれてるようです。
いつものチャーミングな山崎賢人さんとは違い、笑顔は少なく真面目な化学者という雰囲気。泣いてるシーンは演技が上手くなったなあと感じます。
ネタバレは少ない方が楽しめる映画です。
未視聴の方、おすすめ。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)