ありがちなサスペンス・・と思ったらまさかの衝撃ラストでした。
一途な思いで幸せになれたのかな。原作は行成薫の小説。
ネットフリックス、アマゾンプライムビデオでも視聴可能。
2021年製作・日本・101分
ネタバレ度70%くらい
ストーリー
複雑な家庭で育ったキダ(岩田剛典)、マコト(新田真剣佑)は虐められていた転校生ヨッチ(山田杏奈)を助け、仲良し3人組に。
20歳の頃、ヨッチは2人の前から消えてしまう。
政治家の娘であり、モデル・リサ(中村アン)が気に入ったマコト。
こんな感じの内容。
マコトはリサを気に入り、食事に誘いますが拒否されます。
2年後、彼女に似合う立場になり再び、誘うマコト。
リサは相手が自分に似合うお金持ちならOK!って女性。
モデルとして有名なリサへ、クリスマスにプロポーズしようと計画するマコトはキダの協力を得ます。
キダはマコトの強い思いを知り、何でも協力しています。
このプロポーズはマコトの思いが詰まってるんですよね。それがまさか・・でもあり、わかる人にはわかります。
映画は時系列もあるので少しややこしいかも。
昔、自動車整備工場で働いていた時、リサと出会ったマコト。
犬をはねて・・と、車の修理でリサが来たのです。
リサを演じる中村アンの演技が素晴らしく良かったですね。生き生きと悪女を演じてる感じが。
マコト、キダに愛されるヨッチは優しくて繊細な女の子。彼女を愛する男2人も争うことなく友情で繋がってます。
普通、この場合はヨッチを奪い合い・・と展開になりそうだけどならない。
それはキダがすごく良い人だから。
ラスト20分の真実!というのは正直、前半で読めてしまったけれど、作品として良かったですね。
「犬」という時点で予想できました。
でもあのシーンは作り物でもいらないかな。
このタイプの映画の場合、ラストは誰かが逮捕されて・・みたいにならなくてそこがすごく好き。
伏線回収もバッチリ!でスッキリ。
未視聴の方、推理しながら見るのをおすすめ。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)