突然、原因不明の力で月が軌道から弾き出され数週間以内に地球と激突する事実が判明。NASAは現地調査を試みるが・・。
2021年製作・アメリカ・カナダ・中国・130分
ネタバレ度60%くらい
ストーリー
2021年
月が突然、本来の軌道を外れ3週間以内に地球に激突する!と、判明。
一流の宇宙飛行士・ブライアン・ハーパー(パトリック・ウィルソン)、NASA副長官ジョー・ファウラー(ハル・ベリー)、自称・天文学博士のKC・ハウスマン(ジョン・ブラッドリー)の3人は地球の危機に立ち向かう。
こんな感じで緊張感いっぱいの内容です。
ハウスマンは月が巨大な建造物と信じ、NASAに連絡しますが無視され、ハーパーに事情を説明。
それでも信じないハーパー。
次第に・・津波も起きて街は大パニック!暴動も起こり始めてます。
逃げる場所もわからない市民は大騒ぎ・・という流れに。
以前、ハーパーはジョー・ファウラー、マーカスと共にスペースシャトルで衛星の修理中、黒い物体に襲われた事故に遭ってます。
その時、マーカスは死亡・・自分を責めるハーパーはNASAを解雇されてます。
ファウラー所長は、ホールデンフィールドから重要な話を聞きます。
1969年7月20日、管制室はある発見をわざと世界から隠した、と。
月の内部から光が点滅、地表に漏れていた。アポロの乗組員も皆、協力したがハーパーが現れ、切り捨てられた。
つまり、月には史上最大の秘密が隠蔽されている。
彼らと渡り合う手段があるとすれば、Z×7だったが予算の関係で開発は中断された。
Z×7とは、電磁パルス爆弾の試作品だが開発は中断されている。
KC・ハウスマン博士は、月はエイリアンが作った可能性があると言う考え。
ハーパーは電力なしの着陸に成功してる、今回も頼みたいという。エンデバー号は博物館にあり、月着陸機は中国が提供。
これを利用することに。
宇宙船の乗組員たちは妙なモノに襲われてしまいます。それはなんと!暴走したAIだというのです。
見た目はエイリアンのような感じなのだけど。
1つのエンジンが壊れ、打ち上げは中止に・・・。
けれど、月が真上に来た時なら引力に引っ張られ、シャトルがうまく軌道に入れるかも・・と、ハーパーに提案するファウラー。
クルーは全員、避難しているがハーパーが操縦、ファウラーは航法。EMP爆弾は積んだまま。
航空機関士として未経験のハウスマンも乗船することに。
エンデバー号発射前の強烈な重力波のシーンがすごいです!後半の映像もザ・ SF!という感じの迫力。
これにハーパー、ファウラーたちの家族愛もあり。
自我に目覚めたAIはナノテクノロジーの集合体と化し、それが一斉に蜂起した。
人類を下等とみなす種に仕えることを拒んだ。
AIは戦争をはじめ、あらゆる有機体を追い抹殺していった。自分の存在を脅かされないように。
全滅する直前、人類の祖先は銀河の隅に逃げ込み、惑星の形の建造物をいくつも造り、安全なAIで管理。
動力源は閉じ込めた星の豊かなエネルギー。新しい命を育む環境を探す予定だったが・・。旅立てたのは地球の月だけ。
最後の人類は集合体に襲われ絶滅した。
月の防御システムが壊れ、祖先はAIを造り、AIに殺された。月を造ったエイリアンは人類の祖先。
ラスト近く、ハーパーに事情を説明するAIです。そして着陸機も修理されてるんですよね。
一方、地球も悲惨な事になっていて呼吸器がないと息が吸えない。
ハーパーに認められ、嬉しいハウスマンが最後は頑張ってスイッチを押します。
映像は本当にすごかったです。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
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