核の影響で食べ物がなくなった終末世界の恐怖を描いてます。
2020年製作・ノルウェー・86分
前半ネタバレ度20%(後半ネタバレ度90%)
ストーリー
核の被害で食べるものが無くなり、人々が飢えに苦しむ終末世界。
レオノーラ、ヤコブ、アリス家族は食べるものがない中、必死に生きていた。
ある日、食事付きのディナーショーがあると知り、チケットを購入して参加する家族たち。
こんな感じで始まります。
全体的に薄暗くホラーっぽい雰囲気ですが怖くないし、酷いグロもありません。(殺人シーンあり)
タイトル通りの内容で説明する必要もないかも😅
もっとネタバレで知りたい方は
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90%のネタバレ
レオノーラたちは豪華なホテルのディナーに夢中、久しぶりの食事に安堵。
同じテーブルにいたラーシュ、カトリーヌ、スザンヌ家族と挨拶を交わしていると、ホテルオーナー・マティアス氏が現れる。
マティアス氏は
「今夜、起こることはすべて演出です。このショーに舞台、観客席もない。ホテルそのものがショーなのです」と。
用意した仮面を配り
「興味をそそられる人を追いかけてください」と説明。
演者と参加者を見分けるため、仮面は外さないよう、と忠告するマティアス氏。
劇を観ると思っていたレオノーラは楽しくなり、アリス、ヤコブらと仮面をつけて、ホテル内を歩き回る。
他の参加者たちも皆、仮面をつけて色々な部屋を見始める。
途中、アリスが行方不明となり、慌てて探すレオノーラ、ヤコブ。
部屋で自殺した男を目撃、衝撃を受けるが・・血糊は甘く、演者と判明。
気がつくと他の参加者は減っていき、アリスも見つからない。
ホテル内を探すと、調理場に出たレオノーラは人肉で調理してるのを見て驚愕。
アリスが見つからないまま、夫ヤコブがマティアス氏の仲間になった事を知るレオノーラ。
アリスは殺された、と嘆くヤコブはマティアス氏の家族になろうと誘う。
消えた他の参加者は皆、殺されたと知るレオノーラは夫を拒否。
マティアス氏の仲間に殺害されるヤコブ。
再び、新しい参加者がホテルに入って来て、ショーの説明をするマティアス氏。
激怒したレオノーラは参加者に仮面なしで事実を暴露するが・・素顔なので演者と思われてしまう。
しかし、調理場に行くレオノーラに付いて来た参加者は人肉調理を見て逃げ出す。
マティアス氏にアリスの事を追求するレオノーラ。
アリスは娘に似ていた・・と、他の女に刺されるマティアス氏。
突然・・悲しむレオノーラの前に戻ってくるアリス。
こんな感じでマティアス氏は殺され、アリスと逃げるレオノーラ。
けれど街は相変わらず荒廃・・
ホテルだけが豪華に輝いていたのでした。
参加者は仮面をつけてるので殺され、演者は素顔で色々な演技で参加者を驚かせます(自殺とか)。
参加者は何も知らず、劇を見ながら次々と殺害されてしまうのでした。
レオノーラ、ヤコブはアリスを探す途中、邪魔な仮面を捨てていたので「演者」と、周囲には見られ殺害は免れたのでしょうね。
そこが面白かったです。
不気味な雰囲気がありつつ、ホラーとしての恐怖はありません。まあ、調理場のシーンだけがチラッと映るのでそこだけかな。(グロっぽいのは)
よくわからないくらい、ほんの一瞬です。
まあまあ、暇つぶしに良かった映画でした。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)