25年前の恐ろしい出来事から逃げられない苦悩を抱えた3人。生きるために過去を捨てないと・・。
2017年製作・日本・99分
プライムビデオ、ネットフリックスで視聴出来ます。
前半ネタバレ度30%(後半ネタバレ度90)
ストーリー
25年前、親に捨てられた子供たち3人を育てていた涼子(安藤サクラ)は喫茶店「ゆきわりそう」を営んでいた。
現在
3人の子供は・・
四方篤(岡田准一)刑事となるも、妻(長澤まさみ)とすれ違いの生活から・・心が離れていた妻。
心から妻に本音を言えない篤。
田所啓太(小栗旬)容疑者
妊娠中の妻(木村文乃)と新居の建築中、幸せで安定した生活。篤にも本音を言わない。
川端悟(柄本佑)被害者
会社が倒産寸前、金策に苦労していた。
こんな感じの内容です。
川端が殺害され、犯人を探す警察・・という流れ。
まあまあの感じでしょうか。暗い雰囲気の作品で特に大きなどんでんもなし。
短い時間なのでこんなモンかな、という感想。
もっとネタバレを知りたい方は
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90%のネタバレ
25年前、世話になっていた母親のような存在の涼子には男がいました。
いつも乱暴で来ると子供たちも怯え、涼子も言いなりに・・
そんなある日、恐怖もありつつ、涼子を守りたいと思う篤は「あいつを殺そう」と、他の子に言います。
包丁で男を刺しますが・・死に切れません。それを見て、涼子がとどめを刺します。
篤たちに
「忘れるのよ。何もなかった。大丈夫よ。もう私たちは二度と会わない!」と、告げる涼子。
25年後
涼子に会いに行く篤は、事故で記憶を失っていた・・と驚きます。
当時、常連客だった光男(吉岡秀隆)が彼女の世話をしていました。
久しぶりに悟と会う篤は数日後、彼が殺害されていることに驚きます。
容疑者はなんと、自分が悟と会った翌日に会っていた・・という啓太でした。
「あいつが何故?そんなはずはない!」と、思う篤。
啓太に会って直接、聞きますが質問に答えません。
不安な中、自分が被害者、容疑者と知り合い・・と、上司にバレてこの事件から外されてしまう篤。
結局、犯人は保険金目当てで被害者の悟の妻と愛人でした。
啓太が犯人じゃなくて良かった・・と、安堵する篤。
25年前の出来事から始まるこの映画、どんなことになるのだろう・・と、ドキドキしてたのですが。
犯人は仲間でもなく普通に保険金目当ての妻だった、というオチでした😅
安藤サクラさんにもっと活躍して欲しかったですね。あれじゃ、昔の記憶も失っているようだし。
ベタな展開・・という印象でした。でも古い作品だけどキャストは豪華ですよね。
セリフがボソボソ系、暗い雰囲気で日本映画らしいな、と思いました。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)