今回の作品はタイトル通り、ピッタリですね。服役後、仮出所中の男性と受刑者の支援をする女性の物語。
ネットフリックス視聴。
2017年製作・アメリカ・109分
ネタバレ度30%(後半ネタバレ度90%)
ストーリー
無罪の罪で刑期を務めた38歳クリスは受刑サポートのキャロルを信頼していた。
彼女の早期出所の訴えがあったからこそ、2人の絆は深まっていた。
こんな内容です。
キャロルは夫、娘もいる女性でクリスには母くらいの年齢。
そんなキャロルを信頼するクリスはいつしか彼女を愛するように。彼女も自分を愛してくれている、と思い込むクリス。
もっと知りたい方
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90%のネタバレ
クリスは殺人事件が起きた時、その場にいてビールを盗もうとしただけだった。
だが、運悪く犯人にされ刑務所に。
そんなクリスを心から支えていたキャロルは受刑者サポートを担当。
つまり、キャロルは仕事としてクリスを支えていたのです。
でも、20年もの長い間・・キャロルだけが支えだったクリスは彼女を本気で愛してしまったのです。
出所後、キャロルに会うクリスは思いを告白。
驚愕するキャロルは「友達でいましょう」と、家族ぐるみで付き合うことを提案。
2人で会いたいクリスですが・・彼女の家族と夕食を一緒にしたり。
娘ヒルディと話すうちに親しくなります。
ヒルディは「クリスは悪い人じゃない」と、理解しています。
小さな街でクリスが出所したことは周囲も知っています。
どこへ行っても好奇の目で見られるクリスはやはり、キャロルを求めてしまいます。
彼女の思いも理解しますが「一度だけ」と、お願いして会う2人は結ばれます。
翌日、キャロル夫トム、ヒルディに2人でいるところを目撃されてしまいます。
無実なのに20年も刑務所にいたクリス・・。
38歳で人生をやり直すには困難でしょう。弟の計画なのか・・・女性がクリスを誘うシーンもあるのですが。
拒否するクリスは真面目で不器用な人。
ヒルディは母キャロルが仕事ばかりでちょっと不満な女の子。
だからこそ、クリスに気持ちがいったのかもしれません。自分のやりたい趣味の作品をクリスだけに見せます。
仕事を見つけ、人生の再スタートを迎えるクリス。
自分のやりたい事に向かって進む決意のヒルディ。
キャロルは夫と離れ、本格的に受刑者たちを支援するために街を離れます。
「時々、ランチしない?お互いをもっと良く知るために」と、提案するキャロル。
笑顔のクリス。
クリス役の俳優ジェイ・デュプラスがすごく良い人オーラを出していて素敵なのです。
優しそう、誠実そうな雰囲気と笑顔が良かったですね。
キャロル役のイーディ・ファルコの声優さんが好きな「デスパレートな妻たち」のリネット役の方だったので懐かしい。
唐沢潤さん、大好きな声優さんです。
見終わって心地よい映画でした。
観てない方、おすすめ!
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)