ザ・青春!って感じの爽やかな作品、若いって素晴らしい。
2018年制作・ブラジル・96分
監督 ダニエル・ヒベイロ
脚本 ダニエル・ヒベイロ
ネタバレ度20%(後半80%のネタバレ)
ストーリー
目が見えない少年レオは、幼なじみのジョヴァンナにいつも支えてもらってる。
女の子だけれど、2人は親友という関係。
過保護な両親、優しい祖母にも愛されているレオは素直で真面目な少年。
こんな内容です。
学校には苛めっ子もいますが揶揄う程度であり、基本的に悪い人は登場しない「ほっこり系」の映画です。
もっと知りたい方
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80%のネタバレ
ある日、学校に転校生ガブリエルが入ってきます。
レオはいつもジョヴァンナと一緒に帰り、家でも仲良く話してるほど。
そんな関係を知っても、ガブリエルは2人と自然に親しくなります。ジョヴァンナと違い、男の子の遊び方をするガブリエルに楽しさを感じるレオ。
ガブリエルは自転車にレオを乗せて走ったり、夜の映画館に連れて行ってくれます。
自分の知らない世界を教えてくれるガブリエルに夢中になるレオ。
そんなレオを遠くから見て少しだけ嫉妬するジョヴァンナ。
いつもレオの世話は自分がしていたのに・・と。
パーティがあり、ガブリエルはカリーナという女の子と親しい・・と知るレオ。
2人の関係にモヤモヤした気持ちになりますが・・。
レオが留学に行きたいと言い出し、大反対の両親。
そんな気持ちを理解してくれるのはガブリエル。
ガブリエルには彼女がいる・・と、思うレオは複雑な心境で離れていきます。
そんなレオに正直に打ち明けるガブリエル。
カリーナにキスされそうになり拒否したこと、理由は他に好きな子がいるから、と。
好きな子・・とはレオの事であり、自覚していたレオはガブリエルにキスを・・。
2人は学校で揶揄われますが・・しっかりと手を繋いで帰るのでした。
―完―
すごく爽やかでほっこりした作品でした。とても若者らしい雰囲気と感情。
ジョヴァンナはいつもレオを思っていたけれど、それは異性に対しての感情ではないのです。
親のような気持ちに近かったのかも。
とにかく教師、生徒、家族、友人とみんながレオを優しく見守っている・・そんな映画でした。
こんな世の中だけだったら・・と思いますね。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)