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映画「Arc アーク」あらすじと感想

不老不死が当たり前の世界は興味ないですね。出来れば不老だけが良いわ。終わりがないなんて飽きると思います。

2021年制作・日本・127分

監督 石川慶

脚本 石川慶

原作 ケン・リュウ

ネタバレ度30%(後半ネタバレ度90%)

ストーリー

17歳で出産後、息子と別れて自由に生きていたリナ(芳根京子)は師匠となるエマ(寺島しのぶ)と19歳で出会う。

リナは大手化粧品会社エタニティ社で、ボディワークスという仕事をすることに。

ボディワークスとは、遺体を生きていた姿のまま保存出来る施術(プラスティネーション)の事。

依頼は多く仕事を覚え、優秀なスタッフとなるリナはエマ弟であり、天才科学者・天音(岡田将生)と親しくなる。

 

こんな内容。

ちょっと風変わりで面白そうですよね。

遺体を特殊な方法でまるで生きてる時のように、今にも動き出すかのような姿で保存するのです。

人間だし剥製とはまた違う、もっとリアルな感じ。

でも、私は愛する人間相手にそんな事はしたいと思わない^^;

ペットでも同じですね。

もっと知りたい方

90%のネタバレ

 

天音は姉と違い、「不老不死」の研究を進めていて30歳の時、リナと一緒に「不老不死」の施術を2人で受ける。

だが、天音には体質に問題があり・・突然、老化が始まり亡くなってしまう。

リナだけが本当の不老不死となり、30歳の時の容姿のまま、歳を取っていくことに。

天音が残した凍結精子で85歳の時、娘ハルを生むリナ。

 

世界は不老不死が当たり前となるが高額なため、受けられない人も出てきてしまう。

人類の9割が受ける不老不死の世界になり、リナの考えは天音を失ってから少しずつ変わっていく。

エマは永遠の命が幸せではない・・と感じて施術を受けずに亡くなる。

 

リナは高齢者に無償で世話をする施設を作り、その島でハルと暮らす。

この施設に芙美(風吹ジュン)という老婦人が入所、夫は利仁(小林薫)という漁師だった。

この利仁が17歳の時、産んだ息子・・と気が付くリナ。

しかし、利仁は不老不死の施術を受けず、妻を看取り、自分も船で島を出ていき戻ってこなかった。

 

135歳になったリナは娘ハル、孫のセリと暮らしていた。

終わりのない人生を選択したはずだったが、天音、利仁、エマもいない世界。

彼らの考えを理解したリナはあえて死を選択、人類で始めて不死となったリナだが・・自ら死を選んだ。

----完----

見た目はずっと若いリナでした。でも最期は老婆・・という雰囲気でしたね。

終わりのない世界なんて私は好きじゃないですね。

大切な人たちが次々と亡くなり、自分だけ生き残るなんて寂しすぎると思います。

でも、老けないのは賛成!

それだけ完成させて欲しいですね。

 

SFファンタジーという雰囲気の作品でした。

芳根京子は色々な映画で見るけれど、演技が上手い人ですね。

変わった内容なので未視聴の方、おすすめ。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

好き度は★3個(満点5個)

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