ルッカのあらすじ園

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映画「ステージ・マザー」あらすじと感想

息子が急死!ゲイ仲間ばかりのお葬式だった、という少しコメディ風でもあり、心温まる作品。

アマゾンプライムビデオで見放題。

2021年制作・カナダ・93

監督 トム・フィッツジェラルド

脚本 ブラッド・ヘニング

ネタバレ度30%(後半ネタバレ度90%

ストーリー

テキサスに住むジェブとメイベリンジャッキー・ウィーヴァー)夫妻には息子リッキーがいた。

ある日、疎遠だったリッキーの訃報を受け取り、夫の反対を押し切りサンフランシスコへ行くメイベリン

リッキーのパートナー・ネイサン(エイドリアン・グレニアー)から、息子はドラァグクイーンでゲイバーを経営していた、と知るメイベリン

 

こんな内容です。

コメディ風ですが大笑いするほどではなくて、クスクスと少し笑う程度。

はちゃめちゃな作品ではありません。

息子と母が疎遠だったため、知らない部分を亡き息子の仲間たちから知る・・という感じ。

とても優しいメイベリンが素敵でした。

もっと知りたい方

90%のネタバレ

 

亡きリッキーはドラァグクイーンでゲイバーを経営してた・・と、驚くメイベリン

共同経営者でもあり、パートーナー・ネイサンから冷たく嫌味を言われてしまいます。

ネイサンはメイベリンを良く思ってません。

それにバーの仲間たちも最初、メイベリンはバーを売り飛ばすつもりだろう・・と、冷たい視線。

けれど、メイベリンは亡き息子が愛して残したバーを続けたいと思います。

赤字続きで経営困難な店をどうやって?素人の主婦が?という展開。

 

これが優しくもキュートなおばあちゃんメイベリンの魅力で、割と良い感じにトントン拍子で進みます。

テンポ良く物語は進み、最初は警戒していた仲間たちも優しい母のような存在のメイベリンと親しくなる展開。

来るものを拒まず、優しい心で傷ついた仲間たちを受け入れ、癒してくれるメイベリンの存在はこの映画で素晴らしい。

 

バーを再建させることに成功、その後に夫のジェブが寂しい・・と迎えにきます。

勝手に家を飛び出した息子リッキーだったので、冷たいジェブだったのですが・・。

メイベリンは離れていても息子を思い、心配してたのです。

そんな思いを知り、バーの再建も順調・・ジェブはテキサスに戻って来て欲しい、といいます。

やっと、リッキーの仲間たちと打ち解けて家族のような関係になったのですが・・やはり、メイベリンはテキサスに戻る事を決意。

バーの経営権をネイサンに譲ります。

 

すべてハッピーエンドで終わる物語でした。

全体的にメイベリンの人柄で優しい雰囲気の作品となってます。悪い人も出てこない。

ドラァグクイーンという事で、見下されていた仲間たちは傷つき、優しいメイベリンを母のように慕っていきます。

夫ジェブは息子を恥じていて葛藤もあり。

とても素敵な映画でした。見終わってからもほっこりが続きますね。

親子愛溢れる作品。

歌が何度も流れ、歌詞も出てくるのですがすごく良かった。

特にラスト、メイベリンがショーで歌うのだけど亡き息子を思って歌うシーンは感動でした。

未視聴の方、本当におすすめ。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

好き度は★3個(満点5個)

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