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映画「聖なる証」ネタバレあらすじと感想

信じる神のためなら娘の命も差し出す母。宗教ってそんなものなのでしょうか。

ネットフリックス視聴。

2022年制作・イギリス、アイルランドアメリカ・108

監督 セバスティアン・レリオ

脚本 セバスティアン・レリオ

原作 エマ・ドナヒュー

ネタバレ度30%(後半ネタバレ度90%

ストーリー

1862年(大飢饉から13年後)

ナイチンゲールの教育を受けたイギリス人看護師・リブ・ライト(フローレンス・ピュー)は、アイルランドのミッドランズ地方のコミュニティに呼ばれ、15日間、1人の観察を依頼される。

その人物は4ヶ月間、食べていないという少女アナ・オドネル(キーラ・ロード・キャシディ)だった。

 

こんな感じの内容です。

4ヶ月も食べていない?あり得ないですよね。

もっと知りたい方

90%のネタバレ

 

事実だというので2人で交代に彼女を見張り、何も食べていないのか?と、確認することに。

アナの健康状態は普通であり、本当に何も食べてはいない。

不思議に思うリブは、アナが母と挨拶でキスするのを目撃。

真実を暴きたいリブは考えます。

 

村人たちの信仰は厚く、アナが食べずに生きているのは神のおかげ・・聖なる少女・・のように考えている。

アナを助けたい思いのリブは、母とキスをする時、口移しで食べ物を与えている、と考える。

しかし、否定されてしまう。

信仰が厚く、考えも閉鎖的な村人たちを説得出来ないリブ

 

ある日、アナから重要な話を聞くリブ。

アナには兄がいたが・・生きていた頃、兄とアナは肉体的、精神的にも結ばれていた。

その後、兄が亡くなったので母はアナを責めた。

アナが絶食して命を絶てば、息子の魂は救われる・・と信じている母。

アナは母には逆らえない。

 

ある日、アナを助けるため、耳元で囁くリブ。

「アナ、あなたは神の元へ・・もうすぐ死ぬ。そして目が覚めた時にはナンとして生きるのよ。生まれ変わるの9歳の少女に・・」

食べていないアナは意識が朦朧としている、助けるために彼女に嘘を信じさせます。

そして目を閉じさせ、「さようなら・・アナ・・」と告げるリブ。

次に「起きて・・ナン」と、何かを食べさせます。

目覚めるナン(アナ)。

 

急いでアナの家に向かい、火をつけて燃やすリブ。

アナの家は焼け落ち・・リブも手にやけどを負ってしまいます。

 

委員たちにアナの死を知らせ、納得させるリブ。

その後、新聞に「断食少女は遺体のないまま死を確認・・誰にも責任はない」と、記事に載る。

リブはナン(アナ)を連れて村を出る。

————

委員の男たちが何者なのか・・科学的思考に欠けている、と言われてました。それほど信仰に傾いていたのか。

母親も娘を思えば、断食を止めると思うけれど。幼くして亡くなった息子の魂を救いたい思いが強かったようです。

それにしても4ヶ月も断食させるなんて虐待ですよね。宗教なのか・・わからないけど酷い話だと思いました。

 

途中、アナがスプーンで飲んでいたのは水なのかな?わからない部分も多い作品でした。

でもまあまあ、不思議感もあり面白かったです。

断食するアナに対し、リブの食事シーンが多かったのが気になりました。

母親は娘を見殺しにしても「奇跡の少女」の母親になりたかったのかしら。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

好き度は★3個(満点5個)

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