辛いことがあり人とも離れていたい・・そんな時におすすめの作品です。
ネットフリックス視聴。
2021年制作・アメリカ・89分
監督 ロビン・ライト
脚本 ジェシー・チャタム
ネタバレ度20%(後半ネタバレ度80%)
ストーリー
1人の女性エディ(ロビン・ライト)が山里離れた山小屋へ来る。
帰りには案内してくれた男性に車の処分を頼む。
こんな場所では車がないと暮らせない、と言われるが・・。
こんな感じで始まります。
いかにも訳ありそうな感じのエディ。
携帯もない、誰とも接したく無いからこんな場所へ来たのでしょう、という雰囲気。
でも、ボロボロの山小屋はまず、手入れしないと暮らせない。
買い物は?食べ物、水だけは必要なはず・・。
もっと知りたい方
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80%のネタバレ
すべてを自分でやろうと、車、携帯も捨てて1人で生きる決意のエディ。
サバイバル・・という雰囲気でもなくてただ、誰とも逢いたくないという感じ。
川に行って釣りをするも簡単に魚は釣れない。
寒いので薪木を切ろうとするもうまく切れない。山の冬は厳しそうなのに・・それほど準備もしていない。
野生のクマも当然、こんな山ならいるはず。
ある日、小屋の中で倒れているエディを発見する男性ミゲル(デミアン・ビチル)。
彼に助けられ、色々とサバイバル方法を教えてもらい、支えになってくれる。
犬と一緒に来てくれたおかげで、人と話すこと、頼ることも思い出せた様子のエディだった。
ミゲルと話していると心が安らぐのを感じるエディは、夫と子供を失った、と打ち明ける。
ショックで誰とも話したく無い、関わりたく無いというエディに寄り添うミゲル。
狩りの仕方を教えるミゲル。
「外の情報は入れないで」と、言うエディ。
ある日、犬を預かって欲しい・・とミゲルに言われ預かる。
いつまでたってもミゲルは山小屋に来ない。
彼のおかげで1人でもここで生きられる自信も着いたのに・・。
ミゲルのパートナー/看護師アラウワを探し、病院に行くと・・ミゲルはガンと判明、自宅へ。
苦しい自分を支え、助けてくれた人の命が尽きようとしている・・大きなショックを受けるエディ。
完
人は結局、1人では生きられない、と感じた作品でした。
傷ついた彼女を癒してくれたミゲルは亡くなったのでしょう。
台詞、登場人物も少なく、すごく地味ですが最後には何かを感じ取ることが出来ました。
生きるってこういうこと、みたいな。
ミゲルのおかげでエディは再生、今後も生きることが出来るでしょう。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)