ファンタジーの中にいるようなモンスター!それが現実世界に?
2022年制作・103分・ノルウェー
ネットフリックス視聴。
監督 ローアル・ユートハウグ
ネタバレ度30%(後半80%)
ストーリー
古代生物学者ノラは山奥から出てきた巨大なモンスターを見てトロールでは?と考える。
しかし、誰もファンタジー世界の生物が現代に現れるはずはない、と信じない。
こんな感じです。
とにかく巨大なトロールの顔は怖い。岩で出来てるような体。足跡も巨大です。
ノラは子供の頃、研究家の父親に教えてもらった知識が豊富。
沢山のお伽話も知っています。
もっと知りたい方
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80%のネタバレ
トロールがどこへ向かってるのか・・謎なまま捜査を始める政府。
ノラは父と再会、事情を話しているとトロール出現。攻撃されるのを阻止したいノラ父はトロールに話しかけるが・・。
巨大な手ではねのけられたノラ父は死んでしまう。
「宮殿・・王・・」と最期に言葉を残す父。
トロールは爆破により、長い眠りから目覚めたのだった。
対策本部は首都に迎えば大変な被害が出てしまう・・と、トロールを攻撃。
父のお伽話からトロールが嫌う教会の鐘の音を思い出し、大きな鐘をヘリで吊るし、鳴らしながら誘導することに。
最初、反対してた軍だが他に方法はない。
遊園地に向かうトロールを鐘の音で攻撃する作戦。
音を嫌がり、暴れるトロールはヘリを墜落させる。その時、最後のヘリから子供と親を庇うトロール。
トロールの被害が拡大・・ついにミサイル作戦に。
ミサイルで攻撃すれば首都は確実に壊滅・・すべてが消滅するが作戦決行。
首相は緊急事態宣言を発令。避難する人々。
なぜ、首都に向かうのか考えるノラは父の言葉「宮殿、王」などを思い出す。
王宮に向かい、洞窟の中にトロールの殺された一族の骨を発見するノラ。
(洞窟の中はトロール王の家)
昔、キリスト強化に伴い、オーラブ2世は相入れないものを粛清。トロール族は虐殺されていたと知る。
トロール王を闇に戻すため、1人の子供を残し、山脈の奥におびきだし、閉じ込めて見殺しにしていた。
王は家に帰ろうとしている、と気づくノラは残った骨で彼を誘き寄せることに。
トロールは太陽光線に弱いので大型の光で攻撃する作戦。家族の骨で電光版のある場所におびきだし、光で攻撃。
弱るトロールを見て「違う」と気がついたノラは中止させる。
「山に戻って。安全な場所に」と、トロールに声をかけるノラ。
その時、朝日を浴びたトロールは死んでしまう。
完
家族を虐殺され、可哀想なトロールでした。
しかも爆破で起こされたのだし・・目覚めて何もせず、アッという間に朝日を浴びて死んでしまいました。
ミサイルなんて必要なかったのです。
ノラは父との会話から、彼を守ろうとしたけれど・・手遅れ。
人間の言葉を理解してるようで優しいトロールでした。
童話に出てくるモンスターが現代に現れたけれど、時代の変化についていけず・・という作品。
視聴前のワクワク感も消え、なんだかなあ・・って。
人間にしたらやはり、巨大な生物が歩くだけで被害が出てしまうので、わからず攻撃するのも仕方ないのかな、と。
可哀想なトロールの物語でした。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★2個(満点5個)