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映画「マイ・ブロークン・マリコ」ネタバレ感想

親友の苦悩を知りつつ、助けることが出来なかった主人公の葛藤を描いた作品。

プライムビデオ視聴。

2022年制作・日本・85

監督 タナダユキ

脚本 向井康介タナダユキ

ネタバレ度80%

ストーリー

子供の頃からの親友/イカガワマリコ奈緒)が自殺したことでショックを受けるシイノトモヨ(永野芽郁)。

なぜ、私に黙って・・と思いが強かった。

実の父親、彼氏からも虐待されていたマリコを助けてきたつもりのトモヨ。

マリコの言葉「海に行きたい」と、思い出す。

 

実家にある遺骨を強引に奪い、海に向かうトモヨはバイクの男にバッグを引ったくられてしまう。

偶然、目撃していたマキオ(窪田正孝)と出会うトモヨ。

バッグを奪われ、お金のないトモヨにお金を貸してくれるマキオ。

 

男から逃走中の女子高校生を助けるトモヨ。

その時、思わず遺骨で男を殴るトモヨ・・遺骨は海に落ちてしまう。

親友を失ったトモヨを心配してくれるマキオ。

帰宅後、マリコからの手紙を発見・・嬉しくなるトモヨ。

親友のマリコは手紙が好き、昔から何でもないことも手紙に書いてくれていた。

それなのに、自殺するほど苦しんでいたのに・・手紙もないなんて!と、苦しむトモヨです。

最後に手紙を見つけたのですけど、笑っていたので良い内容だったのかも。

 

父親からの虐待も酷く、行動してたトモヨですが助けることは出来ませんでした。

その後、大人になったらDV男と付き合うマリコに警告していたトモヨ。「良い人」と、マリコは言うけれど酷い男なんです。

そんなマリコに「面倒くさい女」と、思っていたトモヨ。マリコの死後、自分がそんなふうに思っていたことを反省。

苦悩しますが途中、出会ったマキオの言葉に癒されます。マキオも自殺しようとして失敗したことがあります。

トモヨの会社も呆れるような上司がいるブラック企業

生きることが難しいと感じてしまう内容でした。

 

永野芽郁さんはいつもお茶目なキャラが多いですよね。今回、もの凄く荒れたキャラで別人でした。

マキオ役の窪田正孝くん、癒しキャラというか雰囲気が良かったです。

特別、事件が起きる作品じゃありませんが何となく観てしまう映画でした。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

好き度は★3個(満点5個)

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